シン・クラウド for Freeからシン・レンタルサーバーに当サイトを移行したことに伴い、旧サイトにアクセスがあったら新サイトへ転送をする設定を行いました。転送設定はWordPressにプラグインのRedirectionをインストールして行いました。
旧サイトのシン・クラウド for FreeはHTTP(暗号化されていない通信)だったため、「安全な接続ではない」と見なされ、検索エンジンに引っかかりませんでした。かすりもしませんでした。
ところが、シン・レンタルサーバーに引っ越しをしてHTTPS(暗号化された通信)になったとたん、「安全な接続」と見なされたのか、検索エンジンに引っかかるようになりました。
例えば「ジイジはぷろぐらまー」で検索すると、トップに検索結果が表示されるようになりました。
それは、いいのですが、検索一覧のなかに、旧サイト情報も表示されるようになりました。
検索エンジンが、旧サイト(HTTP)を除外するのは理解できるのですが、新サイトの採用に伴って、旧サイトも採用されるようになったのはどういう訳でしょうか?
また、Edgeで旧サイトにアクセスしようとすると、404エラーになります。
どうも、Edgeのデフォルト設定では、HTTPは安全な接続でないと見なされて、HTTPSにリダイレクトされているためではないでしょうか。
以前は問題なくアクセスできていたのですが、Windowsの更新を行ってからアクセスできなくなったようです。
Windowsの更新でデフォルト設定が変わってしまったのでしょうか。
なお、Edgeの設定➡Cookieとサイトのアクセス許可➡セキュリティで保護されていないコンテンツでHTTPのサイトを登録すると404エラーにならず、正常にアクセスできるようになります。
しかし、検索一覧に表示されるようになったのは良しとしても、この設定をしておかないと、旧サイトにアクセスできないという、アクセスする者としてはストレスフルな表示です。
また、間違って旧サイトにアクセスしてしまうと、投稿記事が古いままのサイトを閲覧することになってしまいます。
そこで、旧サイト内のページが選択されたら新サイトの対応するページへ転送する設定を行いました。
旧サイトのWordPressに転送用プラグインのRedirectionをインストールして転送設定をしました。
できる限り旧サイト内のページを新サイトの対応するページに転送設定を行ったつもりですが、ページ数が多いため、漏れがあるかも知れません。
ちなみに、.htaccessファイルに転送設定をする方法もあります。
WordPressをインストールしたフォルダにある.htaccessファイルに次のようなコードを記述します。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteRule 転送元のURL 転送後のURL [R=301,L] </IfModule> |
転送設定を完了し、これで、サイトの引っ越し作業は、終了となります。
追記
シン・クラウド for Freeのサーバー管理画面から転送設定を行うメニューがあるのですが、ドメインがhtml関連とphp関連に限定されていて、WordPressのドメインの転送設定メニューがありません。
WordPressのブログへのアクセスに対する転送をするためには、今回のように転送用アドインを使うか、.htaccessファイルに転送のコードを記述する必要があります。