シロアリハンターを設置しました

修繕

専門の業者に防蟻処理をしてもらったばかりですが、今日(8/14)シロアリハンターを15か所に設置しました。

床下9か所、外周に6か所です。

シロアリハンター(イカリ消毒株式会社)は、ケースの中にピストリフルトン(脱皮阻害剤)という薬剤をしみ込ませた紙とシロアリが好む松材が入っています。
松材に寄ってきたシロアリがピストリフルトン(脱皮阻害剤)に触れたり、食べると脱皮が阻害されて死んでしまいます。
食べたシロアリだけでなく、そのシロアリが毒餌を巣に持ち帰り、他のシロアリに与えることで、女王を含めて巣ごと全滅させることができます。

この防蟻方法をベイト法といいます。

本格的にはステーションタイプのものが良いのですが、値段が大分張ります。
専門業者による薬剤散布(バリア法)を行っているので、その補助の効果を狙ったものなので、比較的安価であるシロアリハンターを使用しました。

薬剤散布をしてもシロアリを完全に駆逐できたとは限りません。
薬剤散布を逃れて、どこかでシロアリの巣が残っている可能はあります。

シロアリハンターを設置することで、生き残って活動しているシロアリがいるかどうか確認することができます。
生き残っているシロアリが毒餌を食べたら、2の矢を放つことができます。

毒餌を食べているかどうか1か月後に確認する予定です。
食べていれば、その箇所にシロアリハンターを追加して設置します。

我が家に被害を及ぼしたシロアリはヤマトシロアリという種類です。
このシロアリのことを調べて、私のシロアリに対する認識が変わりました。

ヤマトシロアリは木材のあるところであればどこにでも生息していると考えておくべきです。
地中(30㎝から1m)で活動し、絶え間なく家の中に侵入し、湿度など条件が良い場所に木材を見つければ、そこを食害していきます。

そんなシロアリの侵入を完全に食い止めることはできない、という前提に立って対策をたてる必要があります。

まず、家の周りに木材を放置しない、通気口をふさがない、風呂場や押し入れなど湿気がたまらないようにするなど日頃からシロアリをおびき寄せないような環境にしておくことが大切です。
そのうえで、蟻道があるか、あるはずのないところに土があるかなどシロアリの侵入の兆候を定期的に確認する必要があります。
できれば床下にも入って確認したいものです。

シロアリの侵入を発見したら、シロアリ専門業者に依頼するのが間違いないと思います。
私の場合、5年保証のシロアリ防除をしているので、無料で対応してくれることになっています。

シロアリハンターの設置は、薬剤散布(バリア法)の補助の効果を狙ったものですが、定期的に毒餌の状況を確認する際にシロアリの侵入の兆候を確認するという一石二鳥の効果を狙っています。

最後に設置場所を載せておきます。

床下9か所 外周6か所
①~③の設置状況
④~⑥の設置状況
⑦~⑩の設置状況
⑪~⑬の設置状況
⑭⑮の設置状況


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