昨年12月初旬にバードフィーダーを取り付けました。
前シーズンと同様、冬の間何も植えていない 小さな家庭菜園 に設置したのですが、まったく 訪れてくれません。
前シーズンはシジュウカラが数羽、頻繁に利用してくれました。
ところが、今シーズンは、そのシジュウカラの鳴き声すら聞こえません。
一方、メジロは、庭の ボケの花の蜜 や キンカンの実 を食べに訪れるのですが、バードフィーダーには近寄ってもくれません。
そういえば、前シーズンも、メジロは警戒してバードフィーダーを利用してくれませんでした。
設置した 小さな家庭菜園 の周囲は、開けた場所なので、身を隠す場所がないためのようです。
シジュウカラはメジロに比べ、好奇心が強く、探索能力が高いように感じます。
メジロが夫婦2羽で行動するのに対して、シジュウカラは数羽で行動することで、警戒の目を増やすことができるため、比較的開けた場所にあるバードフィーダーを利用してくれたのかもしれません。
しかし、どうも、今シーズンはシジュウカラの行動パターンが、変わってしまったようです。
我が家が彼らの行動ルートから外れてしまったのかもしれません。
今シーズン、なぜ、彼らが訪れてくれないのか、不思議です。
メジロやヒヨドリは、今シーズンもキンカンやボケには寄ってくれます。
そこで、バードフィーダーをボケの木に括り付けてみました。(2024/2/10)
ここなら、身を隠す枝、葉があるので、警戒心の強いメジロも利用してくれると思ったわけです。
すると、どうでしょう、今日(2/11)バードフィーダーを覗くと、リンゴをついばんだ跡がしっかりと残っています。
その後、ミカンもバードフィーダーの中に入れてあげると、さっそく、メジロがやってきました。
3月半ばには、バードフィーダーを撤去する予定ですので、今シーズンも残りひと月ほどです。
もっと早く、バードフィーダーの場所を移動してあげればよかったと思いますが、どうにか、今シーズンに間に合ったともいえます。
追記
バードフィーダーは、ヒヨドリが利用できないように、カゴになっています。
カゴの目を、シジュウカラやメジロは通り抜けできますが、ヒヨドリは通り抜けできません。
ヒヨドリは、庭に来る鳥の中では、力が強く、メジロなどを追い払ってしまいます。
冬の時期、寒冷地から渡ってくるヒヨドリがいて、個体数が増えるので、バードフィーダーを彼らに独占されてしまいます。
また、ヒヨドリは食性も広いので、バードフィーダーに頼らなくても、十分餌にありつけるはずです。
バードフィーダーは、餌に困ると思われる、小鳥専用です。