7月15日の「小さな菜園」の全体の様子です。
トマト、ナス、オクラの順番で、それぞれの状況を見ていきましょう。
トマトの状況
今までのところ、概ね順調といったところです。
ただし、タバコガの幼虫が発生しだして、いくつかのトマトの実が食害にあいました。
葉裏、茎、実を観察し、今日2匹捕殺しました。
梅雨の期間中ですが、猛暑日が続いたため、7月6日にトマトに遮光率50%の寒冷紗をかけました。
朝日から午前11時までは直接太陽光を浴び、それ以降の時間帯は寒冷紗越しからの光になります。
トマトの生育適温は15度から25度なので、猛暑はトマトにとって様々な生理障害を引き起こします。
特に日中30度を越え、熱帯夜になってくると花が落ちて実がつきづらくなります。
そこで、これから咲く花は摘花をして株に負担をかけないようにし、8月いっぱいまでは体力を温存して猛暑をやり過ごすことに専念する作戦でいきます。
そして、9月以降に気温が下がって適温に近づく頃、再び収穫していこうという目論見です。
株を健全な状態に保ち、10月まで収穫を続けることが目標です。
ナスの状況
毎日、2、3個の収穫があります。
7月4日、収穫したナスがベトベトしていたので、葉裏を見るとビッシリとアブラ虫がたかっていました。
あっという間に増殖してしまいました。
葉裏にホースで水を掛けたり、濡れタオルで葉裏にいるアブラ虫を拭き取ったりしたので、今のところアブラ虫の増殖は抑えられています。(ほぼ、毎日、葉裏を確認して拭き取っています)
ちらほらとテントウムシダマシを散見しますが、見つけ次第補殺しています。
今日、アオバハゴロモを2匹見つけて捕殺しました。
これから様々な病害虫が発生してくる予感がしています。
害虫の対応は、家庭菜園なので、原則、無農薬で対処していこうと思っています。
追肥は、1株当たり一握りの化成肥料(8-8-8)を2週間ごとに施しています。
主枝からはもちろん、側枝からの収穫量も増えてきました。
側枝に咲いた花の上の葉1枚を残してその上の枝をカットし、実を収穫するときは側枝の根本から1cmを残してカットしています。
このようにすることで、更新選定することなく、収穫を継続することができるはずです。
ナスも10月いっぱいまで収穫を続けることが目標です。
オクラの状況
昨日(7月14日)オクラの花が咲きました。
そろそろ収穫が始まります。
これからは、ひたすら収穫して下葉を落とす作業が続くことでしょう。
オクラは暑さが大好きな植物なので、猛暑を物ともせず、順調に育ってくれるに違いありません。