8月31日の「小さな菜園」の全体の様子です。
ミニトマト、ナス、オクラの順番で、それぞれの状況を見ていきましょう。
ミニトマトの状況
猛暑日は8月20日以降はなくなり、酷暑の時期を通過しました。
これは台風の影響で8月16日には台風7号、8月22日以降は台風10号の間接的な影響で曇りや雨の日が多かったせいです。
気温が若干でも下がったことはミニトマトの生育にとってプラスに作用しました。
茎がグングン伸びて、フェンス側の株は1.5mほどまで成長しました。
ミニトマトは2mを超える高さになると、重力の関係で養分が先端まで行き届かなくなるため、9月に入ったら株を50㎝ほど下げる予定です。
芝生側の株の方は、株全体の葉がしおれ、夕方になると元気になったので、青枯れ病に感染した可能性があります。
隣の株に感染しては大変なので、本日の昼に迷わず撤去しました。
アーリーセーフを5日置きくらいに散布しています。
雨が続くと病害虫が発生しやすくなるので、注意深く観察していかなければなりません。
肥料は、2週間に1度、1株におおさじ1杯の化成肥料(8-8-8)を施しています。
ナスの状況
アブラムシ、コナジラミ、うどんこ病の予防のため、「住友化学園芸 殺虫殺菌剤 アーリーセーフ 100ml オーガニック」を、雨が降らない日を選んで、5日置きくらいに散布しています。
酷暑がおさまり、雨が続いたため、さっそく葉裏にアブラムシがいるのを発見しました。
数はわずかでしたが、繁殖力が旺盛なので、油断禁物です。
アーリーセーフで駆除しました。
また、褐色斑点病でしょうか、葉の縁が茶色の葉が散見されるようになりました。
こうした葉は、他の葉に伝染して蔓延するのを防止するため、見つけ次第どんどんかいで処分しています。
収穫は、もっぱら側枝に成った実からになり、毎日2,3個の収穫があります。
花も盛んに咲かせているので、今後の収穫も見込めます。
肥料は、2週間に1度、1株に一握り(50g)の化成肥料(8-8-8)を施しています。
オクラの状況
毎日2,3個の収穫があります。
オオタバコガが発生したので、3匹捕殺しました。
オオタバコガは葉裏ではなく、日中葉の表面にいるので、見つけるのは簡単です。
2週間ほど前には5匹捕殺しましたが、卵から羽化して成長したものだと思います。
台風の直接的な影響はなかったため、風で倒れるようなことはありませんでした。
オクラは、病害虫に強く、肥料もあまり必要とせず、酷暑にも強いため育てやすいのですが、風対策だけはしっかり行っていかなければなりません。