令和6年8月中旬の小さな菜園の様子

8月15日の「小さな菜園」の全体の様子です。

ミニトマト、ナス、オクラの順番で、それぞれの状況を見ていきましょう。

ミニトマトの状況

連日の猛暑日の割には株の状態は良好といえるのではないでしょうか。
遮光ネットとナスの葉がミニトマトの株を覆っているため、強い直射日光を遮っていることと、毎夕地面はもとより株や葉にも散水し、地温と株全体の温度を下げていることが功を奏しているのかもしれません。
数房残っていた実は、たべられそうな多少青い実も もいだ結果、株に実はなくなりました。
2本ある株の内フェンス側の株は、根元からでた脇芽を育て1mほどになりました。
そして、花を咲かせました。
脇芽から延ばした株の方が元の株より勢いがあるので、元の株は根元から切りました。
残した株は元気があるので、この花は摘花しないで、このまま様子を見て行こうと思います。

脇芽から延ばした株に花が咲いています

アーリーセーフを3、4日置きに散布しています。
病害虫は発生していません。
肥料は、2週間に1度、1株におおさじ1杯の化成肥料(8-8-8)を施しています。
とにもかくにも、8月は株を弱らせないことに注力していきたいと思います。

ナスの状況

アブラムシ、コナジラミ、うどんこ病の予防のため、「住友化学園芸 殺虫殺菌剤 アーリーセーフ 100ml オーガニック」を3,4日置きに散布しています。
病害虫は発生していません。
摘心も終わっているため、側枝からの収穫が中心になってきました。
1本の側枝に1つの実をつけさせるために、側枝に花が咲いたらその先をカットし、実を収穫するときは主枝から5㎜乃至1㎝残して側枝をカットします。
側枝からの収穫と同時に、傷んだ葉などがあればどんどん摘葉をしていっています。
灌水は毎夕、株全体に散水しながら、たっぷりと行っています。(水たまりができるくらい)
肥料は、2週間に1度、1株に一握り(50g)の化成肥料(8-8-8)を施しています。
今のところ株の状態は概ね良好ですが、フェンス側につけた実がひとつ双子のような奇形になりました。
恐らく、フェンス側はもっとも直射日光が強いため、暑さが原因ではないかと思っています。
花は良く咲いていて、1日2,3個の収穫があります。

花・字をたくさんつけています

更新剪定をしなくても、このまま晩秋まで収穫を続けて行けるのではないかと期待しています。

オクラの状況

毎日2,3個の収穫がありますが、8月に入って害虫被害に遭いました。
オオタバコガ(だと思う)とワタノメイガの幼虫です。
8月初旬、新しい葉がところどころ虫に食われているのが目立つようになりました。
葉の面積の半分くらい食害にあっているものもあり、光合成に影響が出てくるほどの被害です。
日中、葉の上にイモムシがいるのを発見。
よく観ると、オオタバコガの幼虫で、5匹ほどいました。
すべて、捕殺しました。
また、葉の縁が丸まっていて、その中にワタノメイガの幼虫がいました。
こちらは10匹くらい捕殺しました。
毎日収穫はあったものの、せっかく付けた実が小さなうちに落ちてしまうものがあったり、葉にダメージをうけていたので株の勢いが落ちている様子だったので、気になっていました。
害虫の食害が原因だったようです。
特に食害のひどかった株の葉が細くなっていました。
光合成の力が衰えているだけではなく、肥料不足の可能性もあります。
8月7日に追肥として化成肥料(8-8-8)を施しました。
害虫を捕殺後、新しい葉の食害はなくなり、株も勢いを取り戻しつつあります。

害虫被害から回復

台風7号が金曜日、土曜日にかけて関東地方に接近する予報です。
気圧が950ヘクトパスカルという、今までにない台風です。
今日(8/15)、支柱に固定するなどの強風対策をこれから行います。

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