令和6年9月下旬の小さな菜園の様子

9月30日の「小さな菜園」の全体の様子です。

ミニトマト、ナス、オクラの順番で、それぞれの状況を見ていきましょう。

ミニトマトの状況

秋分の日を境にして、猛暑日はなくなり、秋めいてきました。
途端に、ミニトマトは勢いづいて、花を盛んに咲かせるようになりました。
実のつきをよくするために、トマトトーンを散布しました。
トマトトーンは植物成長調整剤(ホルモン剤)で、CAP(パラクロロフェノキン酢酸)という成分が、受粉したと錯覚させて、実をつけるというものです。
これを、100倍に希釈(1CCのトマトトーンに対して、100CCの水)して散布しました。
効果は絶大で、確実に結実しています。

昨年は、ミニトマトを10月5日に撤去しました。

今年は、記録的な猛暑にもかかわらず、乗り切ってくれたようです。

次のことを徹底的に実践したことが、功を奏したようです。

■6月下旬から遮光率50%の寒冷紗をかけた。(特に12持以降の太陽光を遮光した)
■タバコガ、オオタバコガを見つけ次第捕殺した。
■アーリーセーフを定期的に散布し、アブラムシ等の発生を予防した。
■夕方、株全体と株元に散水することで、乾燥を防止するとともに、温度を下げる効果をもたらした。

今つけている実は、10月下旬ころから収穫できるでしょう。
11月いっぱいは持たせ、できれば12月の霜が降りる直前まで持たせたいと思っています。

トマトトーンを散布した結果、確実に結実

ナスの状況

順調に生育しています。
盛んに、花を咲かせ、実をつけています。

昨年は、ナスを10月5日に撤去しました。
葉の瑞々しさがなくなり、花も咲かなくなったためです。

今年は、記録的な猛暑にもかかわらず、乗り切ってくれたようです。

次のことを徹底的に実践したことが、功を奏したようです。

■少しでも傷んでいる葉は、かいでしまう。
■ナスの実は、ほどよい大きさに成長したら、確実に収穫する。
■石ナス(指で押すと硬い実)は小さいうちに撤去する。(ボケナスは出ていません)
■500倍に希釈した液肥(ハイボネックス)を2週間に1度施す。
■晴天が数日続いたら、アーリーセーフを散布して、アブラムシなどの発生を予防する。

10月いっぱいは、持たせたいと思っています。

順調に花を咲かせ、実をつけています

オクラの状況

オクラの調子がよくありません。
秋分の日を過ぎて、秋めいてきた途端に、生長点から花芽がつきづらくなくなりました。
葉芽もつきません。
生長点が止まってしまった状態です。
10月早々に撤去という事態になりそうです。
撤去したら、根こぶ線虫にやられていないか、根の状態をよく観察しようと思います。

生長点がなくなりました



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