my dear granddaughter , Miko’s Diary
2023/12/11(月)
ママ は、土曜日と日曜日に発表会のため出勤したので、今日はその代休です。
ママ は、先週の月曜日から日曜日まで連続して働いたので、疲れがたまっていたのでしょう、いつもより少し遅めに起きてきました。
今日は、午前中から Miko と近くの公園へ行く予定にしています。
公園内にログハウスがあり、室内はアスレチックのようになっています。
公園は、少年野球ができるほどの広さがあります。
お昼は近くのデニーズで食べました。
デニーズでケーキ屋さんのおもちゃを ママ が買ってくれました。
後から ママ に聞いたのですが、Miko より少し小さい3歳くらいの男の子が Miko に、遊ぼう、と寄ってきたそうです。
小さい子にどのように接してよいのか、はじめ戸惑っていたようです。
でも、しばらくすると、打ち解けて一緒に遊べたそうです。
Miko くらいの年齢だと、自分より小さい子と接するのは、姉弟がいない Miko にとっては経験がないので、難しいような気がします。
今日は、小さい子と接する良い経験ができました。
公園へ遊びに出かける前に、仕事中の ジイジ の部屋に Miko が入ってきました。
両手には ヘラクレスオオカブトムシ と ヒラタクワガタ(だと思う)を持っています。
ジイジ はヘッドフォンをつけてパソコンに向かって仕事中です。
ジイジ のそばまで来て、パソコンをさわりたい、といいます。
ジイジ の机の引き出しを開けて、虫メガネを取り出したり、パソコンをさわりたいといいます。
「ごめんね。ジイジ はお仕事中なんだ。」といっても、今日は遊びたいモードです。
そのとき、よっちゃん が Miko を呼んでくれたので、ジイジ の部屋を出て、Miko は よっちゃん の方へ行きました。
最近、ジイジの部屋に一人で入ってきて、キーボードをたたいたり、マウスのポインタを動かしたりしていることがあります。
まだ、マウスのクリックなどはできませんし、キーボードを押すとどうなるかも分かっていませんが、マウスやキーボードをたたくと反応があるので面白いようです。
そろそろ、パソコンの操作を教えてあげようかな、と思っています。
2023/12/12(火)
7時に「ジイージ―」という声が聞こえたので2階へあがりました。
昨日買ってもらったケーキ屋さんセットを広げて遊んでいました。
クリスマスのケーキ屋さんなのだそうです。
電気を消して、クリスマスツリーのイルミネーションを点滅させ、小さな電灯を取り出してケーキ屋さんを照らします。
今日は、雨が降っていて外は薄暗く、照明を落とすと ちょうどよく 夜の感じがでています。
マリリン や ネコさん のぬいぐるみ達がケーキを買いに訪れました。
ケーキを食べ終わるとマリリン は眠くなって、しばらく横になります。
目覚めて起きるとマリリンは元気を取り戻しました。
Miko は マリリン の角やしっぽをつかんで、天井に向かって マリリン を おもいっきり 放り投げます。
元気になったマリリンは、くるくる回転しながら、落ちてきます。
はじめは上ではなく、横方向や Miko の後ろに飛んでいましたが、だんだん放り投げるのが上手になってきました。
しまいには、マリリン が回転しながら天井にぶつかって落ちてきます。
それが面白いらしく、ハアハア いいながら、何十回も繰り返していました。
さすがに疲れたようで、白い紙に絵を描きたい ということになりました。
紙とクレヨンを出すと、
「じいじ と書いてあげるね。」といって
「じじい」と書いてくれました。
(じのしの部分が左右逆ですが、ご愛敬です)
「今度は、みこ って書くね。」といって
「みこ」と上手に書いて見せてくれました。
2023/12/13(水)
今朝はお目覚めが7時30分を過ぎていたため、あまり Miko と遊ぶ時間がありませんでした。
昨日、保育園へいくときに Miko が描いた絵本を先生に見せてあげる、といって出かけました。
そこで、
「Miko、昨日、先生に絵本を見せてあげたの?」
と聞くと、「まだ見せていない。」といいます。
「じゃ、今日、先生に見せてあげようか。」
というと、
「うん。今日は見せる。」といいます。
数枚の紙に描いた大作です。
昨日は、保育園へ行くときに、履いた靴を一旦脱いで、自分が描いた絵本を持って、わざわざ ジイジ のところまできて、
「絵本、先生に見せるけど、お友達にはみせないの。」と、そっと教えてくれました。
自慢の絵本は、先生にだけに見せたいのかな。
そして、先生に、ほめてもらいたいのでしょう。
保育園から帰ってきて、先生に見せたか尋ねると、先生に見せたことを ジイジ に報告してくれました。
でも、先生の感想などは、Miko から聞くことはできませんでした。
ジイジ は、先生がほめてくれたに違いない と思っています。
それから、帰ってくるなり、帰宅途中に クリスマスのイルミネーションが飾りつけされているお家があったことを、教えてくれました。
今の時期、帰宅時間帯の5時は、すっかり夜のとばりがおりています。
普段 自転車で通る なんでもない 光景が、光り輝く うきうき する光景になっていることに感動したようです。
我が家の庭にイルミネーションを飾るのも良いかもしれません。
2023/12/14(木)
今朝も7時30分頃に目覚めたので、あまり遊ぶことはできませんでした。
Miko が目覚めたときに、屋根裏部屋の話を Miko にしました。
「Miko が寝ている天井の上に、実は、ジイジ と よっちゃん と しんちゃん しか行ったことのない、秘密の部屋があるんだよ。
天井にね、カギがあるんだ。
長い棒のカギを使って開けると、階段が降りてくるんだ。
その階段を昇るとね、天井のうえに、広い部屋があるんだよ。」
途端に、眠気眼だった Miko の目が、生き生き としだしました。
「今度、その秘密の部屋に、Miko も連れて行ってあげるね。
そうだ、どこに入り口があるか教えてあげる。」
天井の入り口を Miko に教えてあげました。
「Mikoちゃん、今、上がりたい。」
と天井の入り口を見上げていいます。
「今は、カギがないから上がれないけど、よっちゃん にカギを探してもらって、後で上がってみよう。」
よっちゃん が朝ごはんを持って2階に上がってきました。
朝ごはんを食べた後、よっちゃん が秘密の屋根裏部屋を見せてくれました。
2023/12/15(金)
今朝は7時に「ジイージー」と呼ばれて2階へ上がりました。
Miko は小さな果物や人形をかたどった消しゴムをケースの中にキレイに並べて遊んでいました。
誕生日ケーキをデコレーションしているのだそうです。
遊んでいる途中で思い出したかのように、遊びを一旦やめて、「恐竜図鑑」と「昆虫図鑑」を ジイジ のところへ持ってきました。
重い図巻2冊を 落としそうになりながらも、どうにか こうにか 持ってきてくれました。
そして、恐竜図鑑を ペラペラ とめくり、ティラノサウルス が他の恐竜を捕食しているところを見せてくれました。
このような描写は2か所あり、それぞれ、ペラペラ とページをめくって見せてくれるのです。
次に「昆虫図鑑」を ペラペラ とめくり、甲虫やハチ、クモなどを見せてくれた後、
「テントウムシが他の虫を食べているところがあるんだ。」といってそのページを探します。
テントウムシ が アブラムシ を食べている写真が載っていました。
ジイジ が
「これはアブラムシというんだ。アリさんがアブラムシさんを守っていて、テントウムシが来ると、あっちへいけ、といって追い払うことがあるんだよ。」
というと、
「もっと、もっとたくさんのテントウムシさんがきたらどうなるの?」といいます。
「そんなにたくさん来たら、アリさんも守れないかもしれないよ。」
弱肉強食ではないですが、生き物は他の生き物の命を奪って生きているところがあります。
4歳の Miko にも、その掟(おきて)があることを漠然とわかってきたのでしょうか。
2023/12/16(土)
今日は Mikoと ママ は湘南テラスモールへお出かけしました。
その間に よっちゃん が廊下の ワックスがけ をすることになっています。
行き帰りの電車はすいていたそうです。
湘南テラスモールにボーネルンドという「あそびのせかい」があります。
大きく二つのゾーンに分かれています。
アクティブ・オーシャンでは、身体を動かして遊べる大型の運動遊具、サイバーホイール、エアトラック、ブロックモジュール、回転あそび、ボールプール、ロープジム、すべりだい があります。
ディスカバリー・タウンでは、ボーネルンド厳選の玩具エリア、おままごとコーナー、お店屋さんコーナー、キッチンコーナー、列車ジオラマテーブル、カラフルギアの壁、マグネットボード、エンジニア・ワークショップ、リトル・ファウンテン、コスプレ衣装コーナー があります。
土日と祝日はフリーパスがないため、
子供は最初30分600円 延長10分ごと100円
大人は300円(施設利用料だけで時間料金ではない)です。
30分はあっという間に過ぎてしまいます。
Miko が満足するまで、どれだけ延長したのでしょうか。
体を動かすトランポリンのような遊具は、Miko にとってお手の物です。
体操教室で体験していて、体幹がしっかりしているので、スイスイだったそうです。
お昼は うどん と ごはん を食べたそうです。
帰ってきたとき、マリリン(ユニコーン)の絵柄のついたセーターを着ていました。
湘南テラスモールで買って、着て帰ってきたのでしょう。
よほど、気に入ったのに違いありません。
「ジイジ、ピンクのところをさわってみて。下から上になぞってみて。」といいます。
言われた通りに下から上になぞると、色がキラキラと光ります。
キラキラ光るのがとても気に入っているようです。
「ほいくえんに、着て行きたいな。」と言っていました。
それから、クリスマスソングをさえずるピンクの小鳥を買ってきました。
ちょうど、最後の一羽だったそうです。
同じクリスマスソングをさえずる青い小鳥がいます。
これでカップルが出来上がりました。
Miko と ママ は、遊んだり、食事をしたり、ショッピングをしたり と楽しい一日を過ごしました。
2023/12/17(日)
お出かけする前に Miko が二つ折りにした紙を持ってジイジにところへきました。
そっと手渡しされ、受け取りました。
開いて見ると、とてもかわいらしい絵や文字が描かれているお手紙でした。
「ありがとう。ジイジ の じ がある。い もある。」
「8はママが書いたんだよ。」
「かわいいね。この子、手に何か持ってるね。」
「ケーキ、イチゴがのってる。」
よく見ると、その他に 💛 や く や 7 や こ などの文字もあります。
「どこに飾る?」と聞かれたので、さっそく鴨居(かもい)にクリップで留めて飾りました。
今日の体操教室は、年納(としおさめ)の教室です。
お昼前に出かけ、いつものようにうどんを食べたあと、体操教室です。
体操教室が終わったときに、Miko が書いたお手紙を先生に渡したそうです。
きっと、ジイジに描いてくれたような、かわいらしいお手紙だと思います。
こんな手紙をもらったら、先生も、体操教室で子供たちを教えていてよかったと、先生冥利に尽きたことことでしょう。
ジイジ の仕事が終わりリビングへ行くと、Miko は夕飯を食べていました。
すると、Miko は食べるのを中断して、なにやら、袋の中をガサゴソと探し物をはじめました。
そして、取り出したものを両手で隠すようにしてジイジに差し出しました。
「あっ、ヤモリだ!」
動物好きのジイジには、それがヤモリだとすぐわかりました。
普通の女の子なら、ヤモリなど、あまり興味を示さないと思うのですが。
ひょっとしたら ジイジ と同じように Miko も動物好きなのかもしれません。