孫日記 2023/12/4~12/10

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2023/12/4(月)
今朝は7時15分に2階へ上がりました。
扉を開けると、ちょうど Miko が目覚めたところでした。

今日もプリキュア達と遊びましたが、途中から シルバニア達 と シルバニアの車 を取り出して、車の中にスペースを上手につくって、自転車を入れたり、買い物かごを入れたり、一生懸命に工夫をしていました。
黙々と集中していたので、ジイジ は黙って Miko がやることを見ていました。

今日も元気に保育園へ行きました。

夜の8時頃、2階から Miko の泣き声が聞こえます。
いつもなら、この時間は、寝る前のひと遊びをしている頃です。
そして、元気な叫ぶ声や、笑い声が聞こえてくる時間です。
どうしたのだろう、と思って2階へ上がると Miko が ママ に抱き着いて泣いています。
「どうしたの?」と聞くと、ママ が
「絵を上手く描けなくて、くやしくて泣いてるの。」といいます。
よっちゃん の真似をして、丸や三角の型をなぞって、それぞれの形を描いていました。
でも、三角の角(かど)で線と線をつなぐ所が、曲がった線になって、きれいな三角にならなかったようです。
それが悔しくて、目のふちを赤くして、大粒の涙を流して、泣いていたのです。
よっちゃん が「悔しくて、泣くのはいいことなんだよ。」といいました。
その通りです。
「Miko。失敗したら、もう一回やってごらん。少し、上手になるよ。
また失敗したら、もう一回やってごらん。また、上手になるよ。
練習して上手に書けるようになったら ジイジ に描いてね。」
といって励ましました。

2023/12/5(火)
今日は7時前から起きていました。
2階へ上がると、色鉛筆ケースの上に フクロウ の家や かご に小さな人形をのせて家をつくって遊んでいました。

今日は色々な遊びをしました。

最初はお絵描きです。
画用紙にクレヨンでクリスマスツリーを ジイジ が描いて、そこに Mik oがクリスマスの飾りつけを描き足しました。
また、プリキュア達の色(紫、ピンク、オレンジ、空色)を縦に塗り分けて、特性のプリキュアアイスを描きました。

次に、昨日と同じようにシルバニアの車を改造して、自転車、シマウマさん、キリンさんを上手に乗せました。


それが終わると、プリキュア達との遊びです。
遊びの中で、バタフライがクリスマスツリーの中に隠れるシーンがあり、バタフライをツリーの奥に隠しました。
そのとき、
「ジイジ、赤いのついちゃった。拭いて。」と指を見せてくれました。
よく見ると血でした。
ツリーのどこかで、指を切ってしまったようです。
ママ に絆創膏を貼ってもらいました。
Miko から
「どうして血がでるの?」と聞かれました。
「体の中に、赤い血が流れているんだよ。けがをするとその血が流れるんだ。」
「どうして、ケガは治るの?」
「流れた血がケガを治してくれるんだよ。」
ジイジ は 、Miko のこうした素朴な質問に、内心いつもヒヤヒヤします。
今回も、ちゃんと答えられませんでした。

2023/12/6(水)
今朝は、ブリキ製のスヌーピーの絵柄のケースを出してといいます。
その中にアナ雪姫などのCDを入れているので、CDを観たいのかなと思い、
「CDの再生の仕方が分からないよ。」というと、
「テーブルにするの。」といいます。
CDが目的ではなく、ケースそのものをテーブルに使いたかったのです。
スヌーピーのケースをテーブルにして、その上に色々な料理をのせていきました。
今日は、黙々とそのテーブルに、料理などをセットしていきました。
ジイジは、その様子を黙ってみていました。

20263/12/7(木)
今朝は早い時間に起きて、ママ とパズルで遊びました。
7時に ママ が下に降りてきたので ジイジ が2階へ上がると、Miko は塗り絵の本と色鉛筆を出して、塗り絵をしようとしていました。
オレンジの色鉛筆で「いろ」という文字を、はみ出さないように丁寧に塗っていました。
以前に比べ、塗り絵が大分上手になってきました。
「Miko、上手!」というと
「はみだしちゃった。」と、出来栄えに不満の様子でした。

いろ」の字は、大人でも注意深く塗らないとはみ出してしまいそうな大きさです。
Miko が、はみださないように注意深く塗った様子が伝わってきます。

2時半過ぎに よっちゃん が早めのお迎えにいきました。
帰ってくるなり
「カマキリが死んでいたんだよ。風で動いていた。」と報告してくれました。
今日は、気温が高く強い南風が吹いているのです。
卵を産んで、冬になって、力尽きたのでしょう。
「きっと、卵を産んで、冬になって寒くなったからだよ。でも、春になって暖かくなると、卵からたくさん赤ちゃんが生まれてくるよ。」
最近、死んだ昆虫などの「死」というもの対して、感心があるようです。

2023/12/7(木)
今朝7時5分頃 ママ が降りてきたので、2階へ上がりました。
すると、
「ジイジ、呼んでいないのに、どうして上がってきたの?」
と不思議そうに聞きます。
いつもは、「ジイージー」と呼ばれてからあがるのですが、今日は ママ から Miko が起きていることを聞いていたのです。
「もしかしたら、Miko が起きているかもしれないなー、と思ったんだよ。」というと納得してくれました。

昨夜、シルバニアの車の箱を使って、様々な飾り物でセットを作っていました。
今日は、そのセットで遊ぶことにしました。
箱のなかにはトランプが入っています。
箱の入り口はカーテンで閉まっていて、鍵を開けないと入れない仕組みです。
ちなみに金色と銀色のコインが鍵です。
箱の前には白雪姫、ビー玉などがセットされていて
「ジイジ、ほしいものをとってもいいよ。」と言ってくれました。
ジイジ は、白雪姫の星形の飾りをもらうことにしました。
鍵をあけてトランプを取り出すのですが、中をのぞかずに、手だけを入れて取り出さなければいけません。
どんな絵札のトランプが取れるか、やってみないと分かりません。
Miko は数字にも興味があり、取り出したトランプの「10」や「8」の字を読むことができました。

今日も元気に保育園へ行きました。
保育園へ行くとき
「ママ、カマキリいるところを教えてあげる。」
昨日のカマキリを ママ に見せてあげたいようでした。

保育園から帰ってきて Miko に確認すると
「カマキリ、同じ所にいた。」
と、ママ に教えてあげたそうです。

2023/12/8(金)
今日も早くから起きていました。
プリキュア達と遊びました。
いつものように、マジェスティがいなくなり、ウイングが探しに行くお話です。
ビシビシが
「上から見てたから、マジェスティがいるところを知ってるよ。」
といって、ウイングを案内してくれました。

最近、Miko の遊び方が変わってきたことを感じます。
以前は、どちらかというと ジイジ がストーリー展開を誘導していたのすが、ここ1,2週間くらいから、Miko が主導するようになりました。
ジイジ が誘導していたときは、こうしよう、ああしよう、と ジイジ から積極的にお話をしていました。
Miko が主導するようになってからは、ジイジ は横で Miko がやることを黙って見ていたり、Miko に「ジイジこうして」と言われて言われたとおりにする、ということが多くなってきました。

ほんとうに、日々、成長していますね。
昨日の Miko のつもりで接してはいけません。
成長した Miko にあわせて、遊び方も変わっていくのです。

2023/12/9(土)
今日は、ヒイジイジ との食事会です。
ママ は幼稚園の発表会があるため、午前中は出勤です。
ママ から、今日の食事会のことと、ママ がお仕事であることを聞いていた Miko は、既に ヒイジイジ をお迎えする心の準備ができていたようです。
そのせいでしょうか、いつもより随分と早い、6時半過ぎにはお目覚めしました。

ちいちゃん と ジイジ が車で ヒイジイジ を迎えに行きました。
12時前に到着すると、Miko が玄関からでてきて、ヒイジイジ をお出迎えしてくれました。

早速、「おやくそく」とう絵本を取り出して ヒイジイジ に見せてあげていました。
絵本に書いている「み」「こ」など自分が読める字を読んでみせたりしていました。
「じいじ」の「じ」も読めることを ヒイジイジ に教えていました。
「あいさつをする」というページでは
一つ一つ指さしながら
「おはよう!」「こんにちは!」「こんばんは!」「いってきます!」「いただきます」「ごちそうさま」「ただいま!」「さようなら」「おやすみなさい」
と声に出して、ヒイジイジ に教えていました。


ヒイジイジ がお風呂から出てきて、さあ、これから食事です。
ヒイジイジ、よっちゃん、ジイジ にビールを注いでくれました。
だんだん、ビールの注ぎ方が上手になってきます。
今日は、安心して Miko に注いでもらいました。
ママ はまだ帰ってきていないけど、みんなで乾杯をしました。

ママ は1時30分頃に帰ってきました。
ママ がいない間、Miko はしっかり ヒイジイジ の おもてなし をしていましたよ。

ヒイジイジ は、Miko の成長した姿をみて、とても感心していました。

ヒイジイジ がお昼寝をすることを知っている Miko は、日の当たるところに座布団を敷いて、
「ヒイジイジ、ここに寝て。」と寝る場所を用意してくれました。

ヒイジイジ がお昼寝するとき
「こんな幸せなことはない。」と何度も口にしながら、横になりました。

我が家で、一番、おもてなし上手なのが Miko です。
ヒイジイジ が来るのがうれしい、ヒイジイジ を喜ばせてあげたい、という Miko の「おもてなし」の気持ちが、ヒイジイジ にしっかりと伝わっているようです。

ヒイジイジ が帰るとき、力強くタッチをして、出発する車を手を振ってお見送りしてくれました。

次回は、大晦日と元日です。
そのとき、ヒイジイジ はお泊りします。
Miko のすばらしいおもてなしを期待しているね。

2023/12/10(日)
今日も ママ は幼稚園の発表会のため、出勤です。
Miko は ママ と一緒に7時前に起きて、1階へ降りてきました。

よっちゃん と しんちゃん は野球の試合のため、朝6時に出発しました。
ジイジ は仕事です。
そのため、Miko は ちいちゃん と一緒です。

しかし、ママ が帰ってくるまで、家の中で、ちいちゃんが Miko と遊ぶには、ちいちゃんの体力が持ちません。
そこで、Miko を連れて、野球の試合会場へ、よっちゃん、しんちゃん を応援しに行くことにしました。
そこでの詳しい様子は聞いていないのですが、きっと、よっちゃん、しんちゃんも Miko が来てくれたことだけで、最強の応援になったと思います。

試合の後、Miko は野球チームの人達に挨拶できたそうです。
1年前の Miko は、初対面の人、特に男性を見ると、怖くて、大きな声で泣いていました。
それが、最近では、積極的に自分から挨拶をしたり、思っていることを伝えることができるようなりました。
「いいよ。」「だめ。」「そう。」「ちがう。」を結構はっきり言えるタイプなんだ、とMikoの一面に気付かされる場面が多くあります。
今年最後の試合に Miko が応援に来てくれたこは、よっちゃん、しんちゃんにとって、思い出深いものなったことでしょう。

帰りは、発表会が終わった ママ と戸塚で合流して、お昼を食べました。
体操教室も元気いっぱいできました。
お楽しみのお昼の食事と体操教室は、セットです。

ジイジ が夕食のために、鶏のむね肉を炒めているときに、Miko がキッチンに入ってきました。
手に大きなカブトムシのフィギュアを持っています。
「あっ、それはヘラクレスカブトムシだね。」とジイジがいうと
「そう、ヘラクレスオオカブトムシ。」と正しい名前に訂正されてしまいました。

「カブトムシの足は何本か数えてみよう。」
「いち、にい、さん、し、ご、ろく。ろく!」
「そう、虫さんはね、足が6本あるんだよ。だから、木も上手に登れるんだよ。」
「ジイジは足が6本ないから、登れないの?」
「ジイジは、上手に登れないな。」
汚名返上のためにジイジがMikoに、虫の足は6本あることを、教えてあげました。(えへん)

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