my dear granddaughter , Miko’s Diary
2023/9/11(月)
朝の7時20分頃、ジイジ が ママ に
「Miko がまだ寝ているようだから、ジイジ が2階へいってようか?」というと
「2階で遊んでしまうと、お着替えができなくなるから、起きたら私が2階へいくから。」
・・・というこで、遊べませんでした。つまんないなー。
でも、ママ なりの作戦があるのでしょう。
ママ が2階へ上がり、ママ に抱っこされて眠気眼(まなこ)の Miko が降りてきました。
機嫌は良いようです。
今日も、ママ は一足先に出勤し、保育園へは よっちゃん と行きました。
そのとき、ジイジ は仕事の準備で仕事部屋(つまりジイジの部屋)にこもっていましたが、扉の前でMikoが
「行ってきまーす。」
と元気よく声をかけてくれました。
2023/9/12(火)
7時前に ママ と一緒に居間に降りてきました。
居間に降りるや、すぐにおもちゃで遊び始めました。
お気に入りのおもちゃはいろいろありますが、シルバニアの人形たちが使うくらいの小さな食器類や食べ物で遊ぶことが好きです。
小さなケーキなどを出して遊んでいました。
おもちゃで遊んでいるとき、ジイジ が大きな声で「おはよー!」と朝のあいさつすると、
「いまあそんでるの。」と言われてしまいました。
はっきり気持ちを伝えるのが子供というものですが、Miko は結構、はっきり、意思を伝えるタイプだと思います。
Mikoの長所だと思うので、上手にそれを伸ばしていきたいですね。
保育園へ行く時間までは、よっちゃん と とても楽しく遊んでいました。
しんちゃん が出勤するときも、元気にお見送りをしていました。
しかし、いざ、保育園へ行く時間になると、「ようちえん、いかない。」といいだしました。
数分間、ママ や よっちゃ んや ジイジ があれこれ説得しましたが、階段に腰かけて
「いかない」「おうちであそんでいたい」
の一点張りです。
ママ は出勤の時間となり、しかたなく、ママ は先に出かけ、保育園へは よっちゃん が送っていくことになりました。
ママ に保育園にお迎えに行った時の Miko の様子を聞きました。
「Miko は遊びに夢中で、声をかけるまで ママ のお迎えに気づかなかったの」といいます。
保育園が楽しくないから行きたくない、のではないのですね。
遊びたい、の一心なのかもしれません。
保育園では、団体行動を強いられるので、多少 Mik oの思い通りにならないことがあると思います。
でも、一旦遊びモードにはいると、ママ のお迎えに気づかないほど夢中になってしまうのですから。
娘(ママ)の幼稚園のころを思い出します。
ママ も「幼稚園いきたくない!いかない!」と抵抗していましたが、
お迎えに行くと、いつも楽しそうに遊んでいました。
そして、自分自身のことも思い出しました。
私は、幼稚園に確か数日しか行っていません。
当時、少し都会から、ひどく田舎(当時のことです)だった今の場所に引っ越してきたばかりでした。
幼稚園に行ったとき、そこには、今まで自分の周りにいた人達とは違う雰囲気の人達が沢山いました。
そのとき、幼稚園が自分にとって馴染めない、別世界のような場所に思えました。
カルチャーショックのようなものでした。
どのように両親に抵抗したのかは覚えていませんが、両親は私を無理に幼稚園に行かせようとしなかったように思います。
いわば私は幼稚園を中退したのです。
なので、Miko には、自然に保育園に行く気持ちになれるような環境を ジイジ なりに作ってあげたいと思っています。
2023/9/13(水)
今朝は「ジイジ がいい」とリクエストをいただきました。
今日は保育園をお休みして よっちゃん とテラスモールに行くことになっています。
ジイジ 「おはよ。Miko、今日はどこへお出かけするの?」
Miko 「ボールプールしに行くの。テラスモールに。」
ジイジ 「電車に乗っていくんだね。」
Miko 「まえに、しんちゃん と よっちゃん と Mikoちゃん の3人でいったことがあるんだ。」
この後、お昼ご飯に何を食べるかとか、色々とお話をしました。
最近は、こうして おしゃべり することが楽しくなってきたようです。
テラスモールからの帰宅は、ママ の帰宅と同時でした。
Miko は、楽しみにしていたボールプールで遊べたので、十分満喫できたのでしょう、テンション高目です。
玄関に入ると、急いで、靴と靴下を脱ぎ、キッチンへ向かいます。
そして、手洗いをしながら「電車が止まったの。」といいます。
事故でもあって帰りの電車が遅延したのだろうかと思ったのですが、そうではありませんでした。
東海道線普通列車は、快速アクティー、快速、特別快速などを先に通すために、大船駅で5分以上停車することがあります。
そのことを言っていたのです。
手洗いを終わり、居間に入ると
「大仏、大仏。大仏を携帯でみよう。」と ジイジ にいいます。
大船駅に停車している電車から、真っ白で巨大な「大船観音」が見えます。
山の稜線の向こう側から、巨大な観音が、こちらを見下ろしています。
大船観音は小高い山の頂上に、胸像として設置されていますが、あまりの大きさに山の向こう側にいるような錯覚を覚えるのです。
その観音をじっと見ていると、今にも、立ち上がり、稜線をまたいでこちらに向かって動き出すのではないだろうか、という錯覚にとらわれます。
Miko にとって、テラスモールの楽しさよりも、今日の一番の関心は大仏(大船観音)だったようです。
ちなみに、お昼は「牛丼」を食べたそうです。
Miko はお肉大好きだから、よかったね。(もちろん、うどんも大好きですが。)
2023/9/14(木)
今朝は ママ と一緒に居間に降りてきました。
アンパンマン達やシルバニアで遊ぼうと Miko に誘われました。
ジイジ が バイキンマン を手に悪さをしていると、Miko がこう質問してきました。
「ジイジ、どうしてバイキンマンは悪いことをするの?」
内心、これは難しい質問だ、うかつに答えられないぞ、と思いました。
「うーーん。バイキンマンはね、ほんとは、みんなと仲よく遊びたいんだけど・・はずかしいのかな。」
すると、
「よっちゃん が言っていたんだけど、バイキンマン はこんな悪いことをしてはだめだよ、とみんなに教えるためにやっているんだよ。」
と教えてくれました。
なんと優しい回答でしょう。じーーんときました。
保育園へは、少しだけ行きたくないと抵抗しましたが、元気にいきました。
保育園が嫌いということではなく、お家での遊びが面白く、もうちょっと遊んで満足したら行くよ、とう感じなのです。
今日は2カ月に1度の横浜こども医療センターへ行く日です。
アトピーの様子を定期的に観察することと、食事についての指導などの診察を受けています。
食事に注意していることと、肌が乾燥しないように保湿クリームでケアしているため、アトピーの症状は出ていませんし、肌もきれいです。
Miko を2時半に保育園にお迎えに行き、3時に幼稚園を上がった ママ と合流して、ちいちゃん の車で出かけました。
先生から「これからプリンとヤクルトを少しづつ摂ってみましょう。」と言われました。
プリンとヤクルトには乳製品が入っています。
今まで乳製品は一切摂取しない方針でしたので、一歩踏み出した感があります。
はじめの一歩ですが、とても大きな一歩です。
やっと、ここまでたどり着いたか、そして、これからもしっかりケアしていこう、という気持ちです。
そして、Miko は、泣かずに診察を受けることができたそうです。
病院の帰りにトイレ休憩を兼ねてセブンイレブンにより、そこで 星のカービィ のグミを買ってきました。
元気いっぱい帰ってくるなり、買い物袋から 星のカービィ のグミを2つ取り出して、
「ジイジ、見てごらん。太ったのと、太ってないの。」
と教えてくれました。
よーーく見ても、どちらが太っているのか、やせているのかわかりません。
工場生産なので同じなのでしょうが、Miko にはそう見えるのでしょう。
今日も、お出かけから帰ってきたときに、Miko が一番関心をもっていることを真っ先に教えてくれました。
2023/9/15(金)
Miko は7時半を過ぎても寝ています。
ママ に聞くと、起きるまでもう少しそっとしておきたい、というので寝起きを待っていましたが、7時50分になっても起きてこないため、よっちゃん が様子を見に行きました。
寝る子は育つではないですが、ほんとうによく遊び、よく食べて、よく眠るのです。
よっちゃん が行くと Miko はすぐに目覚めました。
ジイジ の部屋から、Miko の元気な声が聞こえたので、それが分かります。
この時間、仕事の準備のためにパソコンを起動したりと ジイジ は何かと忙しいのです。
保育園へは よっちゃん が連れて行きました。
仕事を開始した ジイジ の部屋から Miko の元気な声が聞こえます。
3時過ぎ、仕事をしていると Miko がおとなりの おばあちゃん といっぱいお話をしている声が聞こえてきました。
今日は、よっちゃん のお迎えで早めの帰宅です。
仕事が終わり居間に行くと Miko が
「うんち出たんだよ。」と教えてくれました。
便秘症の Miko のために、毎日お通じがあるように ママ たちが、規則正しい生活や食事など、あれこれ工夫しています。
便秘がひどい時は浣腸をしなければなりません。
今日は、自力で頑張りました。
Mikoも ジイジ に報告してくれるくらいだから、よほどうれしかったのでしょう。
2023/9/16(土)
今日は、 ヒイジジ との食事会です。
ジイジ と ちいちゃん が ヒイジイジ を迎えに行こうと玄関で靴を履いていると、廊下をダダダーと Miko が走ってきて、
「ヒイジイジは?」といいます。
私たちが ヒイジイジ を連れてきたと勘違いしたようです。
ヒイジイジ が来るのを今か今かと待ちわびていたのです。
ヒイジイジ を連れてきたとき Miko たちは三輪車で外に出ていて、家にいませんでした。
ヒイジイジ が車で来るのを外に出て待とうとしていたのですが、すれ違いになってしまったようです。
先に ヒイジイジ が来ていることに気づくと、待ってましたとばかりに、迷路や間違い探しの絵本を取り出し、ヒイジイジ にクイズゲームのことを色々と説明していました。
Miko はこの絵本のクイズゲームのことを熟知しているのです。
きっとこの絵本なら ヒイジイジ も気に入ってくれると思ったのでしょう。
Miko の口癖に「見て―」というのがあります。
ヒイジイジ は95歳ということと、性格的に自分の言いたいことを言わないといられない質(たち)なので、Miko の説明に気をそらすことがあります。
すると、
「ねー、見て―」と一生懸命 ヒイジイジ の関心を引き寄せようとしていました。
ヒイジイジ がお風呂に入り、ヒゲを剃ったとき上唇にちょっとしたかすり傷ができ、少し血がでました。
心配した Miko が「大丈夫?バンソーコーはろう。」といいます。
チョットしたことでも、Miko はちゃんと気づいて、心配して、何とかしようとしてくれるのでした。
食事がすんだらお楽しみのケーキが食べられます。
ヒイジイジ がうどんを食べながら「あー、お腹いっぱいになった。」というと、
「おなかいっぱいになった? Mikoちゃん もお腹いっぱい。 じゃ、ケーキ食べよっか。」
ヒイジイジ の分と Miko の分のケーキをお皿にのせます。
Miko は右手でフォークを握って、勢いよく、そして手際よく、あっという間にケーキを平らげました。
乳製品を使っていない Miko にとって貴重なケーキを ヒイジイジ と一緒に食べることができてよかったね。
ヒイジイジ が帰る時間になりました。
ママ のスマホで記念写真を撮りました。
Mikoは ヒイジイジ の隣にすわり、ヒイジイジ は Miko の足の指を優しくなでていました。
ヒイジイジ が「Mikoちゃん がお嫁に行くまで、頑張るか。」と言っていました。
今回も Miko が、ビールを注いでくれ、皆で乾杯をし、最高のおもてなしをしてくれて、楽しい食事会を開催することができました。
2023/9/17(日)
仕事がひと段落ついたころ、廊下から Miko の元気な声が聞こえてきました。
体操教室へ行くようです。
部屋から「いってらしゃーい」と ジイジ が声をかけると
Miko が、おでかけ前のタッチをするといって、扉を開けて部屋に入ってきました。
ヘッドフォンとマイクをつけ、パソコン画面を3台使っているジイジの仕事風景をみて、興味津々でしたが、仕事中であることを察してくれて、タッチをすると元気に出かけていきました。
いつも感心するのですが Miko の状況判断能力は大したものです。
体操教室の帰りに公園で遊んできたそうです。
さっそく、おあ君という男のことお友達になって楽しく遊んだそうです。
今日は、Miko にとって記念すべき日です。
なんと、トイレでうんちをしたのです。
便秘勝ちなのは、おむつの中にすると不快感があるために我慢をしてしまうこともあったのではないかと思います。
トイレでできるようになれば、不快感はありません。
我慢しないで、用を足すことができるようになるでしょう。
毎日、Mikoは成長しています。