孫日記 2023/9/25~10/1

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2023/9/25(月)

朝 「ジイジ--」と呼ぶ声で2階に上がりました。
布団にいる Miko の周りには昨日 伊豆グランパル で買った ティラノサウルス や小さな恐竜たちがいます。
「あかちゃん恐竜が食べられていたんだ。」と
今日も ジイジ に教えてくれました。

ジイジ が角のある恐竜 トリケラトプス を手に取って
「ほんと、ティラノサウルスは目が怖いし、悪い恐竜だから トリケラトプス が追い払ってあげる。」
といって、トリケラトプス が角で ティラノサウルス を追い払うしぐさをしました。
あかちゃん恐竜を食べた悪い恐竜だからです。

すると、
「でも、この恐竜(ティラノサウルス)は優しんだよ。」
といいます。
小さな恐竜(パラサウロロフス)を取り出して、それを ティラノサウル のあかちゃんに見立てます。
ティラノサウルス はあかちゃん恐竜の優しいママの恐竜だというのです。

一見怖い恐竜も、Miko の手にかかると、優しい恐竜に変貌してしまうのでした。

2023/9/26(火)

今朝、庭で洗濯物(タオル)をちょうど干し終えたときに「ジイジ--」と呼ぶ声が聞こえました。
2階へ行くと、さっそく恐竜を取り出して、いっしょに遊びました。
Miko は朝から機嫌がよいので、保育園へそのままおでかけするものと思っていましたが、
お着替えの段階で、いかない、と抵抗しました。
よっちゃん が自転車の前にあるチャイルドシートに乗せようとすると
「いかない。おろしてーー」と、足を突っ張って乗せさせないようにします。
泣きながら、「ジイジ、たすけてーーー」 大きな声で助けを求めます。
その声におとなりのおばあちゃんも出てきて、「Mikoちゃん、どうしたの?」と心配そうです。
泣きながら保育園に行きました。

でも、
保育園から帰ってくるときは、そんなことはすっかり忘れています。
楽しかった保育園の気分のまま、元気いっぱい帰ってきました。

ここのところ、自力で うんち ができています。
だいたい、夕飯を食べ、お風呂からあがって落ち着いたころに うんち がでます。
腸内環境がいいと、免疫力が高まるといわれています。
Miko はアトピーがあるので、アトピー克服のためにも、お通じは大事なのです。

2023/9/27(水)

今日は保育園をお休みにして、Miko と よっちゃん と ジイジ の3人で はまぎんこども宇宙科学館 へ行ってきました。
バス、電車を乗り継いで洋光台までの50分ほどの行程です。
平日ということもあり、一般客はまばらで、小学生の団体が来ていた程度でした。
ほぼ貸し切り状態で利用することができました。

最初にB2(地下2階)にある 遊び広場 でロボットの体内に入ったり、すべり台をしました。
遊び広場に アイボ という犬のロボットがいました。
アイボ は、寝ているようで呼びかけても反応してくれませんでした。

プラズマや電気の体験コーナーでは、放電現象にはじめはこわごわでしたが、すぐに慣れました。
プラズマがゆらゆらと揺れているプラズマボールに手を当てて、ガラスに触れた手にプラズマ光線が集まってくる体験もしました。

一番のお気に入りは惑星ジムでした。
2階と3階の各階に大人が かがんで 歩けるほどの通路が張り巡らされています。
ちょっとした迷路になっています。
2階と3階の通路は梯子(はしご)で昇り降りします。
3階から2階の通路へはすべり台で降りることもできます。
1階へは階段から出る出口と滑り棒で降りてくる出口があります。
ここを、何度も繰り返して遊んでいました。

マジックルームもお気に入りでした。
部屋の床が傾いています。
窓や扉は傾いていないという部屋です。
その部屋に入ると、垂直方向の感覚がマヒしてしまいます。
私などは立っていられません。
後ろ(低い方)へ転がり落ちそうな感覚になり、しゃがみこんでしまいます。
その部屋に Miko より少し小さな男の子が入ってきました。
その子が、「ママ、こわい」と言いました。
それを聞いた Miko は、
「Mikoちゃんは、こわくないよ。」
とその男の子と男の子のママにむかって言いました。
私(Miko)は、お姉さんだから大丈夫なのよ、と言いたかったのでしょう。

昼食は、休憩室で おにぎり、ポテト、唐揚げをケチャップをつけて食べました。
食事を初めた時は小学生の団体がいましたが、私たちが食事を始めるとすぐに出ていきました。
広い休憩室には私たちと、もう一組の二家族だけになりました。
ゆったり、まったりして食事をすることができました。

プラネタリウムでは妖怪ウォッチ(ブラックホールのお話)と横浜市の今日(9/27)の星座の解説を観賞しました。
途中、「こわい」「まだ終わらないの」と言うこともありましたが、
併せて45分の上映を、Miko は最後まで見通すことができました。

プラネタリウムの後、アイスを食べて、一息。
それから、もう一度 惑星ジム と マジックルーム へ行きました。

最後に、もう一度 あそび広場 に寄ることにしました。
動物のパーツを組み立てるパズル遊びに夢中になっていると
よっちゃん が「あっ!」と言って指さします。
指さす方をみると、あの アイボ が目を覚ましていました。
上を見たり、左右を見たり、目をパチクリさせたり、時々「ワン、ワン」と鳴いています。
ロボットとは思えない愛くるしさです。
Miko はその かわいさ の虜(とりこ)になってしまいました。
アイボ のいる部屋には、入り口に網がかけられていて、入場禁止になっています。
しかたなく、網越しに Miko が、
「起きて―」「歩いてこっちにおいで―」「お腹すいたの。食べるものあるよ」「飲み物もあるよ」
と、言葉を尽くして呼びかけますが、立ち上がってくれません。
ジイジ が施設のお姉さんに、「アイボ は起きてくれますか」と聞くと
「いま、ごはんを食べているところなの。食べ終わったら歩くんだけど。」と残念そうに説明してくれました。
アイボ のごはんは電気なので充電中ということのようです。
そのとき、名前は アイボ ということもお姉さんが教えてくれました。
Miko が「今度、ママとくるからね。」といって、名残惜しそうに アイボ とお別れをしました。

遊び疲れたのでしょう、電車が大船駅を出るとすぐに寝息を立てて寝入ってしまいました。
帰りは ちいちゃん に戸塚まで車でお迎えに来てもらいました。

プラネタリウムを最後まで見ることができました。
もう少しMikoが小さければ、最後まで見ることはできなかったでしょう。
興味のある遊びを飽くことなく何度も繰り返し行っている Miko の姿を見ることもできました。
今日は、忍耐力、好奇心、集中力がついてきたMikoを発見することができました。

2023/9/28(木)

ジイジ が7時過ぎに2階へ上がると、Miko はまだ寝ていました。
寝ている Miko の横に腰を下ろして、昨日の はまぎんこども宇宙科学館 へ行ったことを Miko に語りかけたら起きるかもしれないと思い、勝手にしゃべりはじめました。
「マジックルームは怖かったなー。ジイジ は立つこともできなかったよ。Miko はよくあの部屋の中を歩くことができたね。」とか
「プラズマボール、はじめは怖かったけど、さわってもビリビリしなかったね。熱くもなかったね。」とか。
そして、
「アイボ という名前のワンちゃんもいたね。Miko が呼びかけてもご飯を食べているから起きてこなかったよね。今度、ママと行ったら起きてくれるかな。」
と話しかけると、
「Mikoちゃん、思い出した。」
といってむくっと起き出しました。
眠気眼(ねむけまなこ)ではありません。
ランランとした眼(まなこ)です。

「今日は、先生に アイボ のことを教えてあげようよ。」
というと、すっかりその気になったようでした。
元気に、保育園にいきました。

2023/9/29(金)

今朝も、ジイジ が7時過ぎに2階へ上がると、Miko はまだ寝ていました。
昨日と同じように Miko に勝手に話しかけました。
少し覚醒したときに、Miko が ジイジ のお話に耳を傾けてくれるからです。
しばらくするとパッと目覚め、辺りを見回し、恐竜を見つけるとそれをじっと見つめて
「ジイジ、あそぼ」
といって、恐竜を取り出して一緒に遊びました。

今日も、元気いっぱいに保育園に行きました。

今日は 中秋の名月 です。
Miko に満月を見てもらおうと思っていたのですが、うっかり忘れてしまいました。
昨年は、2階の窓から満月を眺めました。
花火など、暗くなった庭に出たときに 月が出ていると、
Miko は必ず
「お月様がでている」
といって、月を追いかけます。
はまぎんこども宇宙科学館 の プラネタリウム で月空も見ていたので、
Miko に見せられなかったのは、残念です。

2023/9/30(土)

今日は、ママ の幼稚園の運動会の日です。
準備のため、いつもより早く出勤します。
6時に ママ が下に降りてくると、ママ が ジイジ の部屋の扉を開けて
「Miko が ジイジ って呼んでる」といいます。
私は、そのとき、まだ布団の中でしたが、大きな声で
「ジーージイーー」と叫んでいる声が聞こえます。

はまぎんこども宇宙科学館 で買ったスライムで遊びました。
カードを包丁代わりにして、スライムを丁寧にカットしていきます。
結構 几帳面な面もあり、丁寧に、なるべく同じ大きさになるように小さくカットしていきます。
しばらくスライムで遊んでいましたが、
「手が気持ち悪い。」といって濡れティッシュで手を拭くと、別の遊びを始めました。
ジイジ がまだスライムで遊んでいると
「Mikoちゃんは、手を拭いたから、スライムで遊ばないんだ。」といいます。
ここらへんも、几帳面ですよね。

遊んでいるとき、ママ が Miko に「行ってきます」の挨拶をするために上がってきました。
ママ が出かけた後、しばらくして、障子を開けて庭を見下ろしました。
ママの自転車がないことに気づくと、急にベソをかきだして
「ママー」といいます。
いつもと違う時間に ママ がお出かけしたので、不安になったのでしょうか。
「今日は、ママ の幼稚園で運動会があるんだよ。いつもより、ママ は早く帰ってくるからね。」
というと、Miko も ”今日はママの運動会日” を思い出したのでしょう、泣き止みました。

Miko、ママ、ちいちゃん、よっちゃん達は、午後、極楽湯 に行きました。
幼稚園の運動会があったので、ママ も温泉に入りサッパリしたかったのでしょう。
黒いお風呂に入っているとき、足元が見えなかったこともあり、Miko がお風呂の中で転んでしまったそうです。
ママがすぐに気づいて、事なきを得ました。
転んでも Miko は泣かなかったそうです。

温泉の後の食事も楽しみの一つです。
ママ、ちいちゃん、よっちゃん 達は、温泉が大好きです。
Miko も大好きなようです。
私は温泉に長くつかっていると のぼせ てしまうので、行きたいとは思いません。
皆が温泉に入って楽しかったと、後で聞ければ、それで満足です。

2023/10/1(日)

午後から体操教室です。
お昼の外食を兼ねて ママ と Miko は一足先に出発しました。
体操教室が始まる時間に合わせて ちいちゃん と よっちゃん が出発しました。

体操教室ではスキップと逆上がりをしたそうです。
上手にスキップができたそうです。
そういえば、以前、Miko がスキップはこうやるんだよ、とジイジに見せてくれたことがありました。
保育園でスキップを覚えたのでしょうか。
他の子どもたちは、ぎこちないスキップだったということなので、Mikoは身軽で、リズム感があるのだと思います。
逆上がりは、先生の補助もありましたが、回転することができたそうです。

週一の体操教室ですが、ひとつづつ、できることが増えていきます。

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