my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/1/15(月)
熱は平熱になりましたが、声がかすれています。
まだ、治りかけなのでほいくえんはお休みです。
ママは、幼稚園へお仕事です。
ジイジも、お仕事です。
看病をしていた よっちゃん はうつってしまったようです。
午前中、Miko は よっちゃん とリビングで静かに遊んでいました。
午後は ちいちゃん が帰ってきたので、ちいちゃん とバトンタッチをして、よっちゃん は休みを取りました。
お通じもあり、食欲もでてきたので、安心しました。
2024/1/16(火)
声のかすれは、大分普段の状態に戻ってきました。
ほいくえんへ元気に行くことができました。
ジイジ の仕事が終わり、リビングへ行くと、ママ が Miko と食事をしている最中でした。
ママが、左手にお椀を持ちながら、右手で化粧台の方を指さします。
化粧台を見ると、ほいくえんで制作した凧(たこ)がありました。
凧には Miko お気に入りの絵と文字が描かれています。
ジイジ が使っているノートに描くときとは違い、大きな凧に描きましたが、バランスよく描けているのには感心しました。
正月に凧揚げしたときは あいにく 強風で 凧揚げには適していませんでした。
今度、この凧でリベンジの凧揚げをしようと思います。
2024/1/17(水)
Miko が回復したので、Miko との遊びが解禁になりました。
ジイジ が感染すると ヒイジイジ にも感染する恐れがあるため、Miko と接触をしないようにと釘を刺されていたのですが、ようやくお許しがでました。
今日から ジイジ は Miko と朝の遊びができるようになったのです。
2階へ上がるとスースーと気持ちよさそうに寝ています。
起きそうにありませんでしたので、動物の図鑑を取り出して、声を出して読んでみることにしました。
「このお猿さんのお母さんは、真っ黒な体なのに、赤ちゃんはオレンジ色なんだ。」
「このお猿さんのお母さんの髪の毛、とんがっている。あっ、赤ちゃんの髪の毛も とんがっている。」
「このお母さんざる、白い眼鏡をしている。」
そんなことを、声に出していると、Mikoが
「お猿さんはバナナを食べるんだよ。」と言いながら起き出しました。
しばらく、一緒に、猿やヘビやヤモリをながめた後、
「ジイジ、恐竜で遊ぼ。」といいます。
恐竜を取り出した ちょうど そのとき、よっちゃんが朝食を持って上がってきました。
これから遊ぼうというタイミングだったため、
「まだ、遊んでないの。Mikoちゃん、お腹すいてない。ジイジ、ここにいて。」
といって、目から涙が一筋、二筋と流れ落ちました。
そこで、ジイジ が恐竜を手に取って
「俺様、お腹がすいたなー。コロッケが食べたい。」(ティラノサウルス)
よっちゃんが、フォークで細かくカットしたコロッケをティラノに食べさせます。
「コロッケにケチャップをつけると、甘くておいしくなるなー」(ティラノサウルス)
おいしそうに食べるティラノを見て、食欲がでてきたのか、Miko も朝ごはんを食べ始めました。
いつの間にやら、完食をしていました。
2024/1/18(木)
7時15分頃に2階に上がりましたが、ぐっすり寝ていて、起きそうにありません。
昨日と同じように動物図鑑を声を出して読みながら、ときどき、背中をさすったりして「おはよー」と声をかけますが、スースーと寝息を立てています。
すでに平熱になっているのですが、体がまだ本調子ではないのかもしれません。
7時35分を少し過ぎた頃でしょうか、突然起きて、「おはよー」といいます。
ちょうど起きたときに よっちゃん が朝食を持ってきましたが、
「まだ、遊んでないのー」といいます。
起きた時間が遅いので、もう、遊ぶだけの時間がありません。
「ご飯食べないと、力が出ないよ。」というと、
昨日寝る前にポポちゃんやカワウソ達を置いた場所までいって、
おままごとセットをだして、ポポちゃん達に料理を作りはじめました。
お人形達の料理が出来上がり、お人形達に食べさせます。
そして、Mikoもお人形達と一緒に食事を摂りました。
Mikoは、朝起きて、遊んで、食事をして、お着替えをするという、一連の流れがとても大切なようです。
この一連の流れをとおして、食事をしたり、ほいくえんへいく気持ちの切り替えができるようなのです。
2024/1/19(金)
今朝は、起きたらすぐに、双六をやろうといいます。
Miko がスカイ、ジイジ がウイングで 、Miko が自作した双六をしました。
どうゆう訳か、ジイジがサイコロを振ると1の目や2の目が多く出ます。
Miko はというと、4の目、5の目、6の目など大きな目が立て続けに出ます。
ウイングはスカイに大分離されてしまいました。
ジイジ にサイコロを振る番がきたとき、
「今度こそ。」といって、気合を入れて振りました。
ところが、またしても1の目が出てしまいました。
そうしたら、Miko が
「もう一度、振っていいよ。」
といって、サイコロを ジイジ に手渡してくれました。
それでも、ジイジ は負けてしまいました。
今日は、ほいくえん をお休みして アトピーの塗り薬などを処方してもらうために、かかりつけの小児科クリニックに よっちゃん と行ってきました。
明日、診察の予約を入れていましたが、明日はヒイジイジ の誕生日会を行うため、診察予約を今日に変更しました。
ヒイジイジ の誕生日は1月22日ですが、その日は月曜日なので、明日に誕生日会をすることになったのです。
帰りに ヒイジイジ の誕生日ケーキと Miko のケーキをシャトレーゼで買ってきくてくれました。
2024/1/20(土)
ちょっと早いのですが、今日は、ヒイジイジ の誕生日会です。
ヒイジイジ のために、Miko が自分の手形を押した誕生祝の色紙のプレゼントを作ってくれました。
ヒイジイジ が我が家に来ると、さっそく、そのプレゼントを手渡しました。
「ヒイジイジ、誕生日おめでとう」
さっき完成したばかりなので、まだ手形が乾いていない、出来立てほやほやのプレゼントです。
ソファーに座った ヒイジイジ の隣に Miko も座って、プレゼントの色紙について、ヒイジイジ に説明をしていました。
ヒイジイジ の似顔絵は、ヒイジイジ の真っ白な髪の毛と同じように、髪の毛が白く塗られています。
(下の写真は髪の毛の白がよくでていませんが)
素敵なプレゼントをもらったヒイジイジは、その出来栄えに感心していました。
続いて、Miko がパズルを持ってきました。
テーブルの上にピースを広げ、「ヒイジイジ、パズルやろ。」と遊びに誘います。
ヒイジイジ には難しいようで、もっぱら、Miko が組み立てていきます。
サッササッサとピースをつなげて、形を作っていきます。
その手際よさに、ヒイジイジ はしきりに感心していました。
食事のときは、ヒイジイジ や よっちゃん や ジイジ のお皿に、箸で料理を取り分けてくれました。
ジイジ が糖質制限をしていることを知っているので、魚料理など糖分のない料理を選んでくれました。
こうした Miko の心配りに、ジイジ は感心しました。
食事が終わると、Miko が双六をやろう、と提案しました。
双六を始める前に、Miko が双六のマスに何が書いてあるのか ジイジ に聞きてきました。
「ここは、1回休み。ここは、3マスもどる。」など、聞かれるがままに読んであげました。
さて、双六が始まりました。
Miko がサイコロを振って、「1回休みのマス」や「戻るマス」に止まる数がでると、
「待って。もう一回」といって、もう一度サイコロを振ります。
「1回休みのマス」や「戻るマス」に止まらない目がでるまで、振ります。
一方、5マス先のマスに止まると 3マス進める と分かっている時など、サイコロの5の目を上に向けて、そっとサイコロを床に置きます。
また、Miko 一人が先に進みすぎると、「もう一回、サイコロを振っていいよ。」といって、ほかの人も進めてくれます。
ヒイジイジ は、Miko の采配ぶりをみて、正月に皆でやったときからひと月も経っていないのに、随分と成長したものだと、感心していました。
双六が終わり、昨日買ってきたケーキを食べることにしました。
ヒイジイジ のケーキに1本、Miko のケーキに2本のローソクを立てて、火を灯し、Happy Birthday to youを皆で歌いました。
今回も、Miko は素敵な おもてなし をしてくれました。
Miko の進化する おもてなし を受けた ヒイジイジ は、この上ない96歳の誕生日を祝ってもらえたと思ったことでしょう。
2024/1/21(日)
今日は Miko の体操教室を見学するために有給をとりました。
体操教室は14時15分からですが、11時過ぎに ちいちゃん に車でモディまで送ってもらいました。
体操教室が始まるまでの間、Miko と ママ は買い物や食事をし、ジイジは喫茶店や図書館や有隣堂に寄って読書などをすることにしました。
Miko と ママ は楽しそうにエレベーターの方へ向かっていきました。
14時ちょうどに教室の前に到着して、ガラス窓からまだ誰もいない教室の中を覗いていると、体操服に着替えたMikoが声をかけてくれました。
不二家で食事をした後に、体操服に着替えて今来たそうです。
ママ から、私の代わりに ジイジ が教室の中に入ってもいいよ、と言われましたが、初めての見学で様子が分からないので、今回は外から見学することにしました。
教室内に入れるのは、保護者1名に限定されているのです。
教室に入った Miko は、何やら先生と楽しそうにお話をしていました。
14時15分開始。
子供達は整列して元気なあいさつの後、準備体操が始まりました。
子供の人数は13人くらいでしょうか。
体操が終わると、小学校低学年くらいのクラスの子供達と、それ以下の幼児クラスの子供たちに分かれました。
Mikoたち幼児クラスは7人です。
女の子5人、男の子2人。
まず、最初の体操メニューは、
空気で膨らませた「エアトラ」の上を走ったり、ジャンプをしながら進んだり、後ろ向きで走ったり、障害物をよけながら進んだりする運動です。
列に並んで自分の番がくるまでの間、じっとして待ってはいません。
振り返ってジイジに手を振ったり、椅子に座って見学しているママとタッチをしたりと、遊びの気分です。
次のメニューは、鉄棒と逆立ちの練習とボルダリングです。
まえ回りと逆上がりは、先生の軽い補助でできるようになっていました。
鉄棒を腰に当てた態勢で静止するときの姿勢は、なかなかのものです。
両足を延ばし、顔を上にあげてまっすぐ前を見据えています。
逆立ちは、本当の逆立ちではなく、頭を下にして、手を床につけ、足を壁にあてて、角度が45度くらいの姿勢をつくるというものです。
家では、壁に足をつけるのではなく、片足だけ上げて、この姿勢をよくとります。
そのときは、何をしているのかな、と思っていましたが、これを見て合点がいきました。
ボルダリングは、3段くらい上がった所にあるマークにタッチして、降りるという内容です。
足の置き方や手の使い方が自然にできていました。
最後のメニューは、床運動と平行棒と跳び箱です。
床運動は、前転と後転です。
傾斜のある床なので、前転は割合とすんなり体が回ります。
後転は、後転の開始態勢から後ろに倒れたときに、仰向けに寝た姿勢になってしまい、すこし難しそうでした。
それでも、両腕を折りたたんで、手を耳の所まで持っていくという、後転を開始するときの姿勢は見事なものです。
平行棒は お手の物のようです。
普通の道を歩くかのごとくです。
跳び箱は、跳び越えるのではなくて、跳び箱の上にまたがるというものですが、これも上手にできていました。
あっという間に50分が経過し、体操教室は終了しました。
Mikoが、心底楽しそうに運動をしている姿を確認できました。
失敗したらはずかしいとか、この運動はこわいとか、つらいとか、マイナスの要素が一切ありません。
体操教室で行う運動は、Mikoにとって、遊びの延長なんだ、ということがよくわかりました。
ママと買い物や食事をするのも楽しいし、体操教室で先生とお話しするのも楽しいし、お友達に会えるのも楽しいし、運動するのも楽しいのでしょう。
2月は勤務スケジュールが決まっているので見学できませんが、3月に有給を取って、また見学に行くつもりです。