my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/1/8(月)成人の日
朝、ヒイジイジ から電話がかかってきました。
ジイジ が電話に出ると、話の様子から、ヒイジイジ からの電話だと気づいた Miko が
「Mikoちゃんも ヒイジイジ とお話がしたい。」といいます。
Miko は、今見ているテレビ(たしかキティちゃんだと思います)のことを ヒイジイジ にお話ししていました。
きっと、キティちゃんの話を聞いても、96歳の ヒイジイジ には何のことかさっぱりわからなかったかもしれません。
それでも「うん、そうなの。」と Miko の話しにあわせてくれていました。
電話といえば、先日、こんなことがありました。
新年の挨拶をするために ジイジ の妹の家に行ったときに、ちいちゃんに車で迎えに来てもらうお願いをするために、自宅に電話をかけました。
すると電話口に Miko が出ました。
「もしもし」と電話口から Miko の声が聞こえてきます。
「ジイジだよ。ちいちゃん、帰ってきている?」というと、
「ちいちゃんは出かけてる。」という返事です。
「ちいちゃんが帰ってきたら、ジイジから電話があったこと伝えてね。」
と要件を頼んで、電話を切りました。
そして、ちいちゃん が帰ってきたときに、ちゃんと、ジイジ から電話があったことを伝えてくれました。
ママ も、Miko くらいの年齢のとき、ベルが鳴るとまっさきに電話にでて「もしもし、○○です。どちらさまですか?」と言っていたものでした。
Miko くらいの年齢の、特に女の子は、電話に積極的にでる年ごろなのでしょうか。
Miko は、ママ、よっちゃん の3人でテラスモールへ出かけました。
自転車で戸塚まで行き、そこから東海道線で辻堂駅下車です。
でかけるまえに Miko に「どこへいくの?」と聞くと
「ボールプールしにいくの。」と、ボールプールで遊ぶのを楽しみに出かけていきました。
2024/1/9(火)
今朝は7時ころ「ジイージー」と呼ばれ、2階へ上がりました。
すると、キティ達のキャラクターの写真が載っている、A3サイズほどの大きさの紙を取り出してきて、床に広げました。
そして、「Mikoちゃん、名前知ってるよ。」といって一つ一つキャラクターを指さして、名前を教えてくれました。
「キティちゃん」「クロミちゃん」「シナモン」「マイメロ」・・・・
載っているキャラクターの半分くらいは、名前を知っているようです。
名前のわからないキャラクタは「キティちゃんの仲間」とか「シナモンの仲間」と、グループ名で教えてくれました。
先日キティランドへ行ったばかりなので、まだ、その余韻が残っているようでした。
ほいくえんは、Miko のリクエストで、よっちゃん と二人で、歩いて行きました。
2024/1/10(水)
今朝も「ジイージー」と呼ばれて、2階へ上がりました。
今日は双六をしよう言って、双六の本を取り出してきました。
「パンのページ、パンのページ」と言いながら、ページをめくり、「ハリキリパンしょく人」のページを開きました。
「ハリキリパンしょく人」の双六は、「ししょうカード」というマスがあります。
「ししょう」とは「死生」のことではないかと想像します。
「死生」だとすると、ちょっと、恐ろしいネーミングです。
この「ししょう」のマスで止まると、「ししょうカード」というカードを1枚引きます。
カードの裏面には、ニコニコ顔のパン職人、または、プンプン顔のパン食人 のどちらかが描かれています。
カードを引いて裏返すまで、どちらのカードを引き当てたのか分かりません。
例えば、
ニコニコ顔のカードには「ひ伝のレシピを教わった 6マス進」、
プンプン顔のカードには「きたえ直す!とおこられた 全員8マスもどる」
などと書いてあります。
Mikoは、当然、字は読めないのですが、ニコニコ顔は進むカード、プンプン顔は戻るカードだということは、理解しています。
そして、そこに書いてある数字は分かるので、「すすむ」 や 「もどる」 のマスの数は分かるようなのです。
なので、双六は、ハイペースで進行していきす。
結果は、もちろん、ブッチギリで Miko の勝ちでした。
今日、Miko と双六をやっていて、気づいたことがあります。
それは、字は読めなくても、マスに書いてある内容を理解していることです。
それと、双六の進展がスムースに行くように、Miko なりにルールをアレンジして変更することです。
たとえば、
ジイジが 「もどる」と書いてあるマス に止まったとき「読まなくていいよ。」というのです。
「すすめ」のマスに止まったときは、ちゃんと読んで、その数だけ進むようにいいます。
ママ と一緒にルールを覚えてしまうほど何度も繰り返して遊んでいることや、自分でルールも考えたオリジナル双六を自作していることで、このようなことができるようになったのでしょう。
双六遊びも、ルールのアレンジという、さらに進化した段階に入りました。
今日も、ほいくえんは、Miko のリクエストで、よっちゃん と二人で、歩いて行きました。
2024/1/11(木)
今日 ジイジ と ちいちゃん は、叔母のお別れの会が茨城県つくば市矢田部の叔母の家で行われるため、朝6時半に家を出ました。
叔母はヒイジイジの妹で、享年91歳でした。
帰宅したのが18時30分頃でした。
ほぼ一日中外出していたため、Miko と触れ合う時間がありませんでした。
そこで、Miko が「アイカツスターズ!」にはまりだしたようだ、という話をしたいと思います。
昨日の20時頃、2階からドンドンと何やら音がします。
しばらくすると、よっちゃん が降りてきて
「ジイジ、Miko が踊りを見てほしいそうだから2階へ来て。」と呼びに来ました。
2階へ上がるとプリキュアのドレスを着た Miko が ジイジ を待っていました。
そして、「ここに座って。」と場所を指定します。
どうやら、そこは観客席らしいのです。
観客席の前に作られた少し広いエリアが舞台らしいのです。
観客席には ジイジ の他に ママ も座っています。
ママ からスマホを渡され、スマホの画面を舞台の方に向けてて、と言われました。
Miko はというと、よっちゃん と一緒に化粧ダンスの影に隠れています。
察するに、二人は舞台のそでで待機している模様です。
準備が整ったようです。
ジイジ が持っているスマホを ママ がタップすると
アイカツの音楽が流れだしました。
舞台のそでから二人が登場し、音楽に合わせてダンスをはじめました。
ニコニコの笑顔で、踊ります。
最後の決めのポーズもバッチリ決まりました。
踊りを観終わったジイジは、万雷の拍手を送りました。
てっきりプリキュアのダンスなのかなと思っていましたが、そうではなくアイカツというものだそうです。
ジイジ にはアイカツとは何なのか、まったくわかりません。
ただ、ちいちゃん に後で聞いたところでは、戦闘シーンの多いプリキュアの映像が Miko にとって激しすぎる面があるのに対して、戦闘シーンがなく、ダンス中心のアイカツを Miko が好み出したそうなのです。
プリキュア達がやられそうになると「どうしたらいいの」といって泣き出すことがあるそうなのです。
プリキュアに興味を持っていたのは、戦闘シーンではなくて、ダンスだったんですね。
アイカツならダンス中心で、しかもアニメと実写の両方のダンスを見ることができるので、Miko の好みに合ったようです。
2024/1/12(金)
朝、ママ が「Mikoが38度6分の熱があるから、ほいくえんはお休みさせて、これから病院へ予約をいれる。」といいます。
いつものことですが、ジイジが感染すると ジイジ から ヒイジイジ に感染する恐れがあるので、ジイジは Miko との接触はしないよう釘をさされました。
それでも、Miko がリビングに降りてきたとき、様子を見ようとリビングの扉を開けると、Miko が
「熱があるの。」といいます。
熱はありますが、食欲はあるようです。
よっちゃん と病院へ行って診てもらいました。
のどが腫れているため、溶連菌の検査をしましたが、陰性でした。
原因が特定できないため「しばらく様子を見ましょう。」ということになりました。
Miko が戻ってきたころ、ジイジ の仕事が小休憩になったので、様子を見ようとリビングの扉を開けると、Mikoが
「熱があるの。」といいます。
子供は少々の熱ならば遊びを始めるものですが、今回は、遊ぶ元気はなさそうです。
ジイジ は前の会社の新年会があるため、少し早めの17時に上がりました。
様子を見ようとリビングの扉を開けると、Miko が
「熱があるの。」といいます。
自分は熱があって、病気だと教えてくれます。
でも、食欲はあるようで、いつものように夕食を食べていました。
2024/1/13(土)
今朝、検温をしたら39度ありました。
熱が下がらないので、インフルエンザかもしれないということで、今日も病院に予約を入れました。
検査の結果、インフルエンザではありませんでした。
のどが腫れていて、それが原因で熱が出ているとの診断でした。
とりあえずのどの腫れを抑える薬と、熱を下げる薬を処方されました。
気温も上がらず、風もあったためでしょうか、病院から帰ってくると、とてもだるそうにしていました。
すぐに布団に寝かせました。
寝かせてからしばらくすると、少し呼吸も苦しそうな様子なので体温を測ると40度1分ありました。
のどの薬(抗生物質)と解熱薬(カロナール)で、熱は下がってきましたが、今日が症状のピークなのかもしれません。
熱もあり、しばらくお通じがないので、食事は摂るのですが、食欲は大分落ちているようです。
2024/1/14(日)
今朝8時の体温は37度でした。
その後も熱は上がらず、昼頃には36度7分くらいで落ち着いてきました。
ピークは過ぎたようです。
ジイジが感染するとヒイジイジにも感染する恐れがあるということで、ジイジはまだMikoに近づくことができません。
それでも、熱が下がり、遊ぶ元気がでてきたので、少し安心しました。
ちらっとリビングをのぞき込むと、ママと双六をしているようでした。