my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/12/2(月)
ママが代休でお休みなので、Miko、ママ、よっちゃんの3人でズーラシアに行ってきました。
戸塚から東海道線に乗って横浜に行き、相鉄線に乗り換えて鶴ヶ峰で下車をしてズーラシア行きのバスで行く予定でした。
しかし、鶴ヶ峰に着くと、運悪く、ちょうどバスが出た直後でした。
次のバスが来るまでかなりの時間が空くので、急遽予定を変更して三ツ境駅経由で行くことで、何とかそう遅くならずに到着することができたそうです。
よっちゃんが、事前に色々な経路を調べていたおかげで、トラブルにも迅速に対処できました。
18時過ぎに帰ってきた時、遊び疲れたのでしょう、自転車の中で眠ていました。
抱きかかえられて寝ぼけ眼(まなこ)のMikoにジイジが小さな声で
「オカピいた?」と声をかけました。
すると、パチッと目を明けて、ズーラシアの出来事をジイジに話し始めてくれました。
「いた!葉っぱを食べてた。」
「やっぱり、葉っぱを食べてたか。ガラスの部屋の中にいたでしょ。」
「うん、でもガラスの中だけでなくて、(ガラスのない)外にもオカピがいたよ。」
「お馬さんにも乗ったんだ。名前はソフィーっていうんだよ。」
「ソフィーっていう名前だと、女の子の馬?」
「そう。」
「お馬さんに触ると、温かかったでしょ。」
「温かかった。」
ソフィーはMikoを背中に乗せて、おしっこをしたそうです。
動物の体温を感じたり、おっしこをしている音などは、図鑑や映像では伝わってこない、動物園ならではの体験です。
「カワウソもいた。スイーッ、スイーッて泳いでた。」
「カワウソは泳げていいね。気持ちよさそうだよね。」
「ライオンもいたよ。メスのライオン。尻尾(しっぽ)にふさふさ毛が生えているんだよ。」
その他、ミーアキャットやリカオンなど、沢山の動物に会えたそうです。
園内は平日のため、広場や遊戯施設の利用は、場所取りや順番待ちなしで利用できたそうです。
「ズーラシアに行くなら平日がねらい目だよ」とママが言っていました。
沢山の動物と出会い、馬に乗って触れ合うこともできました。
青空の下、広場でお弁当を広げて食べました。
アスレチック型遊具施設で目いっぱい遊びました。
鶴ヶ峰に到着するとバスが出てしまった直後というハプニングもありました。
どれも、いい思い出です。
「ジイジも行きたかったでしょ。」
今度行くときは、ジイジもいっしょに行こう、と誘ってくれました。
2024/12/3(火)
おしゃれに興味を持つようになったのかな、と思わせる行動をするようになりました。
女性が口紅をつける時、上唇と下唇を合わすようにして口紅を馴染ませていますね。
Mikoもリップクリームを塗ったあと、鏡を見ながら上唇と下唇を合わすようにしてリップクリームを馴染ませています。
「Miko、ママが口紅を塗るときと同じだね。」というと
もう一度、念入りにリップクリームを塗って馴染ませていました。
それから、乱れた髪を櫛(くし)で丹念にとかす様子も見かけるようになりました。
少し前までは、あまりやらないことでしたが、最近よく見かけるようになりました。
歯みがきの後に、手鏡で歯が綺麗になったことを確認する様子も見かけるようになりました。
歯を磨いた後に、念入りに口を漱(すす)ぎます。
グチュグチュと口をすすいだ後、ピューッと水を水鉄砲のように勢いよく出します。
とっても口を漱(すす)ぐのが上手です。
そして、漱いだ後、手鏡で歯が綺麗になったことを確認するのです。
ちょっとした動作ですが、やっぱり、おしゃれに興味が出てきたに違いありません。
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前回、かかりつけの小児科クリニックへ行って保湿クリームを処方してもらった時に、今日の受診予約を入れていました。
予約時間が9時30分だったので、8時30分によっちゃんと家を出ました。
早く受診した分、帰りも早く、11時過ぎに帰ってきました。
ジイジは仕事中でしたが、帰ってきたときに、Mikoがジイジの部屋に「ただいま」の報告にやってきました。
扉を開けて1歩部屋の中に入ってきたMikoと目が合いました。
Mikoはジイジが仕事中だということを知っているので、ジイジの目を見つめて「ただいま」とアイコンタクトで挨拶してくれました。
ジイジも「おかえり」とアイコンタクトで挨拶を返しました。
アイコンタクトでお互いの意思疎通ができるようになりました。
2024/12/04(水)
最近、Youtubeでホラー動画を観るようになりました。
その動画は、広いホテルような建物の中をひたすら探索するというものです。
歩いている人の目線の映像です。
長い廊下があって、廊下の両脇には、いくつもの部屋があります。
廊下や部屋の中を探索していると、突然、死角から得体のしれない生き物が飛び出してきたりします。
「部屋の中の冷蔵庫が、いつの間にか、イスにかわっていたりするんだよ。」
「誰かが部屋にいて、冷蔵庫をイスに替えているのかな?」
「ねっ、こわいでしょ。」
Mikoは、ジイジが怖がっていると思ったようで、心配して映像を停止にしてくれました。
ジイジは子供の頃、結構、臆病だったように思います。
ウルトラQを観た後など、暗いところに一人では行けなかった記憶があります。
ジイジと違って、Mikoは、怖いものは大丈夫なのでしょうか。
2024/12/5(木)
夕食を作ろうとキッチンへ行くと、Mikoが駆け寄って来て「ふりかけ」の袋を手渡されました。
「ジイジ、ふりかけ食べることできる?」
「できるよ。このふりかけジイジにくれるの?」
「うん。ごはんも食べてね。」
ジイジは、糖質制限をしているのでごはんは食べないのですが、Mikoの好意を無にすることができず
「ありがとう。後でふりかけをかけて食べるね。」と言って、ありがたく受取りました。
何気なく、受取った「ふりかけ」の袋を振ると、シャンシャンシャンと音がでます。
聞きようによっては、遠くで鈴をつけたトナカイが「シャンシャンシャン、シャンシャンシャン」と鈴を鳴らして走っているようにも聞こえます。
「Miko、何かこの音・・・・トナカイさんが鈴を鳴らしてこっちへ来る音に聞こえない?」
♬ジングルベルジングルベル鈴がなる♬
二人でふりかけの袋を振りながら、ジングルベルの歌を歌いました。
ふりかけ>ごはん>シャンシャンシャン>ジングルベル>合唱
思いもかけない展開です。
こうした、Mikoとのやり取りが楽しいし、面白いです。
Mikoがジイジを見かけて「ふりかけ」をくれたのは、甘いものを控えているジイジでも、きっとこれなら大丈夫だと思って、勧めてくれたのだと思います。
ごはんは糖分が多くて食べられないのですが、Mikoの好意を無にすることはできません。
スープに加えると味の深みが増しそうなので、スープに加えていただくことにしました。
2024/12/6(金)
発表会の内容は、発表会当日まで、ジイジに秘密にしておくようです。
そういえば、ジイジのいる前で練習している姿を見たことがありません。
「保育園で発表会の練習をしたの?」と聞くと
「うん。」と力強く答えてくれているので、大丈夫なのでしょう。
今日、Mikoとママとの間で、発表会に関するこんなやり取りがありました。
Mikoが食事をするときに座るイスは、勢いよく座ると「ピイッ」と音が出ます。
夕食の後、Mikoがそのイスでリズムを作っていました。
「さて、これは何の歌でしょうか?」
何かの曲のリズムだそうです。
「ママ、これは何の歌でしょうか?」
「発表会でやる歌!」
「そのとおり。」
ママには分かったようです。
傍らでやりとりを見ていたジイジには分かりませんでした。
発表会で何を歌うのか、明日の発表会までのお楽しみです。
2024/12/8(土)
待ちに待った「おたのしみかい」の発表の日です。
Miko、ママ、ジイジの3人で保育園へ向かうため坂を下っていると、坂の上の方からりなちゃんの「Mikoちゃーん」と呼ぶ声が聞こえます。
見上げると、りなちゃんのお母さんとりなちゃんのお姉さんが立っていました。
りなちゃんに会えたというサプライズに、Mikoのテンションがここで一気に上がりました。
教室を幕で仕切り、幕の奥が子供たちの発表の舞台、手前が家族の観覧席です。
観覧席は舞台に近い方がご座の席、続いてイスの席、さらに立ち見席になっています。
幕で仕切るようになったのは、今回の発表会からだそうです。
こうすることで、舞台会場という雰囲気の設(しつら)えになりました。
舞台の幕が開くと、子供達が横にならんで整列して観客に挨拶をしてくれました。
挨拶の後、子供たちは、一旦舞台の袖にひいていきました。
いよいよ劇の始まりです。
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「ジイジ、Mikoちゃん、一番最初に出てくるからね。」
まず最初に舞台袖から現われたのは、うさぎさん達5人です。
その中にMikoがいました。
演じている間も終始ニコニコ顔です。
緊張している様子はまったくありません。
ママやジイジに気づくと、笑顔で手を振り、余裕すら感じられます。
演技を楽しんでいるようでした。
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最後は、全員が舞台に横に並んで「おおきなうた」を歌いました。
向かって右側半分の子供達が、おおきなうたの先行部分を担当。
Miko達は、後の部分を担当です。
先行担当の子供たちが「♬おおきなうただよ」と歌い終わると、
Miko達は「♬うただよ」とやまびこのように歌います。
先行の子供たちが「♬おおきなうただよ」と歌っている間はそちらの方を見て、自分が歌うパートに入ると、今度は観客の方を向いて、体をゆすって「♬うただよ~」と歌っていました。
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全身を使って歌うMikoの声は、観客席までしっかりと響いていました。
ニコニコと笑顔を絶やさずに演技をし、全身全霊で歌うMikoの姿を見て、随分と成長したなーと感慨深いものがありました。
Mikoだけでは、ありません。
他の子供達も、のびのびと発表会を楽しんでいました。
きっと、この日の発表会のために一生懸命に練習を積み重ねてきたに違いありません。
演技をしている子供たちから、一生懸命に練習してきたことを、親達に見てもらいたい、そして拍手をしてもらいたい、という気持ちが伝わってきました。
発表会が終わった子供たちは、達成感をもったすがすがしい表情をしていました。
また、上手に表現することができないお友達を、助けながら、皆で協力してやり遂げたという姿も見せてくれました。
5歳になったMiko達の発表会は、子供たちの大きな成長を私達に披露してくれました。
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午後は、体操教室のお友達のさーやちゃんと公園で遊びました。(中田の方の公園だそうです)
来年さーやちゃんが小学校へ入学して体操教室をやめる前に「一度いっしょに遊びたいですね。」という親同士の話しがあったのが11月17日。
色々あって、今日になりました。
さーやちゃんと遊んだ後、くずの湯に行って、温まって帰ってきました。
今日は、盛沢山(もりだくさん)の一日でした。
2024/12/8(日)
今日は体操教室でした。
昨日遊んださーやちゃんも来ていたそうです。
来年は体操教室の日に有給を取って、ジイジも体操教室の見学に行こうと思っています。
Mikoの様子を見学したいのはもちろんですが、さーやちゃんに是非とも会ってみたいですね。