my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/4/15(月)
かかりつけの小児科クリニックへ行って保湿クリームを処方してもらいました。
先月の3月16日に処方してもらった保湿クリームは、ほとんど切れていたので、これで安心です。
小児科クリニックの帰りは、いつも、近くの公園か子供文化センターのどちらかに寄って遊んできます。
今日は公園で遊びました。
よっちゃんとクリニックに行ったときは、薬局にあるサトちゃんムーバーに必ず乗ります。
今日も乗りました。
サトちゃんは、佐藤製薬のマスコットキャラクターで、ジイジが子供のころからいます。
サトちゃんは男の子です。
ピンクのサトコちゃんという女の子のマスコットもいるのだそうです。
ジイジはサトコちゃんに会ったことがありません。
帰りにシルバニアのお人形を買う予定でしたが、持ち合わせが足りなくて、買えませんでした。
「ジイジ、ピーと鳴ってカード壊れてたよ。」とMikoがいいます。
「だから、シルバニア買えなかった。」
ジイジのスイカのチャージがなくて、改札で警告音が出たのです。
スイカで電車賃を支払う予定が、現金での支払いになりました。
そのため、持ち合わせが足りなくなったのです。
ちいちゃんと一緒にヤマダデンキにシルバニアを買いに出かけました。
ところが、ヤマダデンキは改装中でお休みでした。
年中無休のヤマダデンキが、改装のため休日とは・・・。
ヤマダデンキがお休みなので、どのみち、シルバニアは買えなかったのです。
お楽しみは後にとっておきましょう。
ママは帰宅したとき、体調が悪そうでした。
熱が39度近くあります。
ここしばらく、咳がとまらない状態が続いています。
気管支炎かもしれません。
病院で診てもらって、薬を処方してもらわないと、治まらないかもしれません。
2024/4/16(火)
ママは熱が下がらず、かかりつけの医院で診てもらいました。
コロナではありませんでした。
「カゼ」という診断でした。
咳の薬(気管支の炎症を抑える薬かな)がないため、のどのイガイガを抑える薬を処方してもらいました。
ジイジは20代後半から50代前半にかけて、気管支からくる咳に悩まされてきました。
抗生物質を含んだ強い薬でないと治りませんでした。
咳がとまらないようなら早めに、もう一度受診するよう勧めました。
Mikoも保育園をお休みしました。
ジイジの仕事が終わってリビングに行くと、MikoがD Billions(ディ・ビリオンズ)を観ていました。
「ジイジ。Mikoちゃん、皆に会いたいんだよ。」と言います。
よほど気に入っているようです。
キルギス語で話しているのでしょうか、会話の内容は分かりません。
「英語じゃないんだよ。」と教えてくれます。
リャリャ(Mikoはララと発音します)、チッキー、チャチャ、ブンブンの4人が、楽しそうに遊んでいます。
食い入るように観ています。
時々「アハッ! アハッ ハ ハ ハ ー」と笑い声を出します。
4人と一緒に遊びたいんですね。
2024/4/17(水)
ママは朝の体温は37度台前半になりました。
まだ咳は止まりません。
大事をとってお休みしました。
昼には36度台に落ち着いてきたようです。
よっちゃんとジイジがMikoを保育園へ連れていきました。
ジイジが送って行くのは、本当に久しぶりです。
いままでに数えるほどしかありません。
早迎えもよっちゃんとジイジです。
いつものようにクリエイトに寄ってお菓子を買って帰りました。
春のちょっとした散歩です。
先週、散り始めていたソメイヨシノは、すっかり葉桜になっていました。
先週見たチューリップは花びらを落としていました。
それでもこの時期、色々な種類の花がバトンリレーのように咲き続けます。
「お花がいっぱい。キレイ。」
Mikoも思わず口に出すほどです。
先週、綿毛を飛ばした場所のタンポポは、ほとんどが綿毛になっていました。
花は2、3輪です。
勢いよく息を吹きかけて、綿毛を飛ばしました。
「他の人のために少し残しておこうね。」とよっちゃんに言われ、
2本だけ綿毛を残しました。
ママはだいぶ良くなってきました。(咳はあいかわらずですが)
4時半頃からママとお風呂に入りました。
明るいうちに入るお風呂は、なんだかプールに入っているような気分なのかな。
お風呂でいっぱい遊びました。
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Mikoが中耳炎になっていました。
先日、クリニックへ行ったときに言われたそうです。
ジイジは聞き逃していたのかな。そんなことないと思うのですが。
症状は軽いようです。
2024/4/18(木)
ママは熱が下がったので出勤です。
ママが支度をするために降りてきたとき、2階から「ジイージイー」と呼ぶ声が聞こえました。
今朝は久しぶりにMikoと遊びました。
「シルバニアの家を出して。」
シルバニアハウスは大きいためMikoには運べません。
先日譲ってもらったハウスもあります。
沢山あるハウスの中から、今日は、むらさき色の小さなハウスとハンバーグショップを組み立てました。
部屋に家具やベッドを配置したり、ショップの飾りつけをするのが楽しいようです。
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≪ 迷子の女の子 ≫
ちいちゃんが帰宅途中に迷子の女の子に会いました。
自転車で坂を上っていると道路の真ん中を3歳くらいの女の子が歩いていたそうです。
車が頻繁に通る道です。
女の子の後ろには、その子に気づいた車が止まっています。
様子がおかしいのに気づいたちいちゃんが声をかけると
「ママ、ママ」としか言いません。
「お家は分かる。」と聞くと「うん。」というので、送り届けることにしました。
ところが、歩けど歩けどその子の家にたどり着けません。
家を捜しながら女の子に色々尋ねて分かってきたことは、保育園へ通っているのですが、今日は熱があって保育園をお休みしたこと、ママの下の名前、くらいです。
女の子の名前や苗字は良く聞き取れません。
30分位歩いても見つからないので、一旦、我が家へ連れてきて、警察に連絡しました。
おまわりさんが来るまで間、イスに座ってお菓子を食べて待つことにしました。
その子の靴は左右反対履きです。
自分で靴を履いて、扉を開けて、ママを捜しに家を出たようです。
鼻の下は鼻水が乾いています。
泣いていたのかもしれません。
おでこをさわると熱があるようです。
「寒い?毛布掻ける?」と聞くと
「掛けない。」とはっきりと答えます。
お菓子を食べ、水を飲むと段々落ち着いてきたようです。
名前を尋ねると、自分の名前をはっきりと言えました。
「〇〇わか」
「わか。わかちゃんて言うんだね。いい名前だね。」
コクリとうなずきました。
「いくつ?」と尋ねると指を三本立てます。
お兄ちゃんが小学校へ行っていることも教えてくれました。
しっかりしている子です。
「もうすぐ、おまわりさんが来るからね。おまわりさんが来れば安心だ。おまわりさんがママのところへ連れて行ってくれるからね。」というと、コクリとうなずきました。
しばらくすると、若い男性のおまわりさん二人がやってきました。
こわがる様子はありません。
おまわりさんが名前や年齢を尋ねると、しっかり答えます。
「どこの保育園にいっているの?」と聞かれると
「しろの保育園」と答えます。
ネットでおまわりさんがそれらしき保育園の画像を捜して
「この保育園?」と聞くと、首を横に振りました。
おまわりさんの質問にも、こわがることなく、しっかり答えていました。
おまわりさんが「それでは女の子を保護しますね。」と言って、私の名前と連絡先を手帳に書きました。
女の子はおまわりさんと手をつないで行ってしまいました。
どういう事情で女の子が迷子になったのかは分かりません。
女の子の寂しく、不安で、ママが恋しい気持ちを察すると、胸が苦しくなります。
健気な女の子を思うと、切なさがこみ上げてきます。
無事、ママに会えて、幸せな家庭(きっと)に戻れることを願うばかりです。
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Mikoにも、迷子の女の子のお話をしました。
「Miko、迷子になった時の練習をするよ。
あなたのお名前は?」
「Mikoちゃん。」
「うーん。〇〇から言ってみて。」
「〇〇Miko。」
「それでは、あなたは何歳ですか?」
「4歳。」
「では、ママのお名前は?」
「○○ユミ。」
「どこの保育園にいっていますか?」
「〇〇保育園。」
「そう。これで迷子になっても大丈夫。迷子になったらちゃんと言うんだよ。」
でも、迷子にはならないでね。
2024/4/19(金)
今日は保育園へ送っていくのも、お迎えもママでした。
週一回、金曜日はママが送迎したいようです。
朝は、余裕がないとなかなか送っていくことができないのですが、今日は機嫌よくママと保育園へ行きました。
帰りのお迎えは自転車のトラブルがあり、危うくお迎えができなくなりかけましたが、職員※が車で保育園まで乗せてくれたため、間に合いました。
週一度でも、ママが送迎できるといいですね。
Mikoもうれしいと思います。
※職員は、教育現場に携わる資質のない人物です。
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≪ 後継問題と親子関係 ≫
後継者を誰にするか?
個人で経営している会社は大問題です。
経営権、財産を親族に継いでもらう、というのが一般的だと思います。
親族に後継者がいない、または能力がなかったとき、人はどのようなことを考え、どのような行動をとるのでしょうか。
後継者がいない場合は会社をたたむか、他に経営権を譲渡するくらいしか選択肢がありません。
後継者に能力がなかった場合はどうするのでしょうか。
後継者に能力や資質がなくても、身内には甘くなるものです。
眼(まなこ)が曇って、正常な判断ができなくなります。
古今東西の歴史を紐解くと、醜い争いが繰り返されていることに気づきます。
例えば、応仁の乱の原因のひとつ、将軍 後継問題です。
室町幕府の第8代将軍 足利義政(あしがかよしまさ)と日野富子(ひのとみこ)夫婦の間に子がいなかったため、将軍後継者として義政の弟の義視(よしみ)を指名していました。
しかし、まもなく富子に子供が授かりました。
足利義尚(あしかがよしなお)です。
富子は義尚を溺愛し、義尚を将軍後継者にしようと目論見、義視と対立します。
なんとかして義尚を次期将軍にしたい富子は、義尚の後見役とされる「山名宗全」を頼ります。
一方、義視を「細川勝元」が支持します。
こうして細川勝元(東軍)派と山名宗全(西軍)派の対立が激化し、応仁元年(1467年)5月に全面対決となりました。
ここから約11年にも及ぶ内戦「応仁の乱」が始まったのです。
この後継問題が応仁の乱を複雑にしていった要因の一つと言われています。
後継問題に親子の私情が絡むとルールは守られなくなり、混迷状態に陥って、争いが起こるのです。
血縁が絡む利害関係は、財産や権力を多く持つ者ほどもめるものです。
愚かで、醜いものです。
人間の性(さが)なのでしょうか。
教育現場の主役は幼児です。
幼児にとってふさわしい人物を厳格に採用し、指導・教育をしていくことは一番大切なことです。
良い教育者を育てなければいけません。
それは、経営者のしっかりした理念が根本にあってこそ実現できるものです。
経営者が私情を持ち込み、ルールを逸脱することがあってはいけません。
≪ 後継問題と親子関係 ≫については、ママにも関係することなので、思うことを書き記しておきました。
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2024/4/20(土)
ママは6時半頃に朝食を作るために下に降りてきました。
すると2階から「ジイージイー」と呼ぶ声が聞こえます。
2階へ上がると涙を流しているMikoが布団の上に座っていました。
「起きたらママがいなかったんだね。」というと「そう。」と言います。
「ジイジ。このシルバニアのお家、初めて見るでしょう。」
お隣のおばあちゃんから譲ってもらったシルバニアハウスで遊ぶことにしました。
病院のハウスがあります。
患者が待機する場所や、薬を出す場所、診察をするベットなどをセットしました。
玄関入り口にはチャイムを取り付けました。
遊んでいる最中によっちゃんが起きてきて「おはよー。」と言って、下に降りていきました。
「よっちゃんは4番目に起きたのかな。
ママが1番で、2番がMiko。ジイジが3番で・・・」まで言うと
「違う。」
Mikoの顔を見るとベソをかいています。
「えっ。Mikoが一番なの?」
「Mikoちゃん、ママが起きる前に起きてたの。ママが起きたの見てたんだから。」
一生懸命にジイジに説明します。
言い直しました。
「Mikoが1番で2番がママ。3番がジイジで、4番がよっちゃん。5番がしんちゃん。ちいちゃんままだ寝ているかもしれないから、起こしてあげよう。」
1番が好きなのです。
うさぎ組さんのとき先生が書いてくれた言葉があります。
「おとうばん がんばったね。
じぶんがNo1だったのに、あるとき ともだちNo1になってる。
すてきなおねえさん。
やさしくて、かわいいところがだいすきです。
これからもがんばってね!」
3歳、4歳の年頃は、自分が中心ですが、だんだん、友達にもやさしくできるようになったことが書かれています。
Mikoの「1番が好き」は、他人を押しのけてというのではなくて、優しさがあるところが素晴らしいと思います。
パンクした自転車は昨夜よっちゃんとしんちゃんが車で自宅まで運びました。
よっちゃんがパンク修理をしてくれました。
Miko、ママ、ちいちゃん達は、綾瀬市の光陵公園へ行ってきました。
ママの話では、今までできなかった遊具で遊べるようになったそうです。
「今度、ジイジも行ってみると、どんな遊具かわかるよ。」
きっと、ジイジはMikoに付いていけないと思います。
2024/4/21(日)
Mikoが最近、リズミカルに
「ドンクライ、ドンクライ」と歌うように口ずさみます。
「ドンクライ、ドンクライ」で一節です。
「ドンクライ、ドンクライ」「ドンクライ、ドンクライ」「ドンクライ、ドンクライ」
英語に少し興味をもっているからでしょうか。
Don’t cry 泣かないで。
Mikoが口ずさむリズミカルな「ドンクライ、ドンクライ」。
ジイジは好きだな。
早く起きてちいちゃんを起こすんだと、昨日から言っていました。
7時前に起きて、そーっとちいちゃんの部屋に入っていきました。
布団をかぶって寝ているちいちゃんを起こすことができました。
昨日もちいちゃんを起こしたので、今日も私(Miko)がちいちゃんを起こしてあげなくちゃ、という気になっていたようです。
「Miko、ちいちゃんの鼻を押してごらん。音がでるよ。きっと。」
Mikoがちいちゃんの鼻の頭を指で押すと
「ブー」とうブザーの音がでました。
ちいちゃん、ご協力いただき、ありがとうございました。
実はちいちゃんは5時過ぎに起きていたのですが、Mikoが降りてくる足音を聞いて、布団にもぐり込んだのです。
体操教室は1番に教室に入ったそうです。
名前も1番に呼ばれたそうです。
「Mikoちゃん(教室に入るのが)1番だった。名前も1番に呼ばれたんだ。」と誇らしげに言いました。
1番が2つもあったことが、Mikoにとって大きなイベントだったのです。