my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/4/22(月)
かかりつけの小児科クリニックで中耳炎の経過を診てもらいました。
中耳炎は治っているとの診断でした。
昨年の夏(8月)にも中耳炎になったので、クセにならなければと思っていました。
のどの調子が悪そうだったので、もしかしたら、それが中耳炎に関連があったのかもしれません。
のど、鼻、耳はつながっているので関連するのです。
いつもなら、かかりつけの小児科クリニックの後は、近くの公園か子供文化センターで遊んで、薬局にあるサトちゃんムーバーに乗ってくるのですが、今日は、テラスモール湘南にあるボーネルンドに行ってきました。
ボーネルンドでは、厨房の中に入って料理をしました。
出来上がった料理をテーブルに運んで、よっちゃんといっしょに食べました。
ピタゴラスおもちゃでも遊びました。
3月6日にジイジといったときも、組立サンプルの作り方が書いてある本の通り作ろうと格闘していました。
写真に写っている作り方は比較的分かりやすく書いているようですね。(前回の説明書はとっても分かりずらいものでした。)
Mikoが持っている作品(写真右下)は、シルバニアハウスのようにも見えます。
2024/4/23(火)
今朝は7時前に起きました。
この時間に起きることができると、ママが保育園へ連れて行くことができます。
今日はお迎えもママでした。
明日もママと保育園へ行くために、19時半頃に2階へ上がっていきました。
この時間なら、2階でたっぷり遊んでも21時には眠りにつくことができます。
早寝、早起きですね。
~~~~~~~~~~~~~~~
≪迷子の女の子の続報≫
仕事帰りに ちいちゃん がフィットケアに寄ると、お母さんに抱っこされて泣いている女の子がいました。
目に見えない力に引き寄せられるかのように、女の子と ちいちゃん の目が合いました。
女の子はピタッと泣き止み、目をまん丸にして ちいちゃん を見つめます。
ちいちゃん も女の子を見つめます。
もしや、あの時の「わかちゃん」ではと思い、「〇〇わかちゃんですか?」と尋ねました。
あまりにも偶然の出来事だったので、確信が持てなかったのです。
やっぱり「わかちゃん」でした。
お母さんが「お礼に行かなければと思っていたところです。命の恩人です。」と言ってくれました。
優しそうなお母さんです。
「わかちゃん」は、恥ずかしそうにしていました。
お母さんの話では、その日、わかちゃんのお兄ちゃん(1年生では)の関係で小学校へ行く用事があったそうです。
わかちゃんが寝ていたので、カギをかけて出かけました。
すぐに帰ってくるので、大丈夫だと思ったそうです。
ママが出かけた後に「わかちゃん」が目覚め、ママがいないことに気づきます。
ママを捜すために、自分でカギを空けて表に出て行ったのです。
まさか、カギを「わかちゃん」が空けるとは思っていなかったそうです。
お母さんは、どんな人(ちいちゃん)が「わかちゃん」を助けてくれたのかが分かって安心したようです。
私達も、「わかちゃん」が無事に戻れたことを確認できてほっとしました。
運命的な遭遇でした。
もともと、フィットケアには寄る予定ではありませんでした。
他のストアで買い物をする予定でしたが、たまたま、フィットケアがある方へ曲がってしまったので、予定を変更したのでした。
迷子の「わかちゃん」との遭遇から、フィットケアでの無事を確認した遭遇までの物語。
ハッピーエンドでした。
2024/4/24(水)
6時40分頃、しんちゃんが「Mikoが呼んでる。」と知らせてくれました。
2階へ上がると、Mikoが布団の上で本を開いて、何やらやっています。
近づいて見ると、本は「妖怪大百科」でした。
Mikoは、剥がれたページを元に戻そうとしていました。
どのページの分かまでは突き止めたのですが、どのように元に戻すか思案していました。
「そうだ、テープで貼ったらどう?」とジイジが言うと、
「そうだね。透明のテープなら大丈夫だね。」
と言って透明のテープを持ってきました。
ジイジがテープを貼り易いように剥がれたページを押さえ、Mikoがテープを貼りました。
「ありがとう、ジイジ。」とお礼を言われました。
2時半過ぎにジイジが早迎えに行きました。
ほとんどの子供たちは、お昼寝から目覚めたばかりで、半分夢の中にいるようです。
Mikoだけ完全にお目覚めモードです。
起きたばかりで寝ぼけ眼(まなこ)のお友達にかけ寄り、「バイバイ」のタッチをしていました。
傘をさして歩いて帰りました。
ジイジが白線の車道側を歩くと、
「ジイジ、白い線の内側を歩こうね。Mikoの後をついてきて。」
と注意されてしまいました。
ところどころに集水桝(しゅうすいます)があります。
上からのぞくと雨水が流れているのが見て取れます。
勢いよく流れている桝、チョロチョロしか流れていない桝、流れが直角に変わる桝。
桝を一つ一つ覗きながら帰りました。
2024/4/25(木)
今朝も6時45分頃に「ジイージー」と呼ばれ2階へ上がりました。
2階へ上がると開口一番、
「昨日は楽しかった?」
と昨日の感想を尋ねられました。
保育園の帰り道、集水桝に流れる雨水を見たことを言っています。
「楽しかったよね。でも、あの雨水はいったいどこへ行くんだろう?」とジイジが言うと、
「川に行って、そこから海へ行くんだよ。」と教えてくれました。
「こえだのとうさん」が川に落ちて、海まで流されるというアニメがあります。
「こえだのとうさん」は、ジュリア・ドナルドソン(作) とアクセル・シェフラ (絵) による絵本「Stick Man」(スティック マン)を原作としたアニメです。
以前、Mikoは良くこのアニメを観ていました。
「そうか。そう言えば、こえだのとうさん も川を流れて海まで行ってしまったよね。」とジイジが言うと、
「最後は、ちゃんとお家に帰れたね。こえだのとうさん の家は木なんだよね。」
しばし、なつかしい こえだのおとうさん の話をしました。
2024/4/26(金)
今日はMikoの食べ物の話です。
Mikoはアトピーがあるため食べるものには細心の注意を払っています。
今の保育園を選択したのもアレルギー対応をしてくれるからです。
昼食やおやつはMiko用の献立が用意されています。
献立の内容については、事前に面談をして説明を受けます。
園での食事風景を撮った写真を見るとMikoだけ他の子と離れた場所で食事をしています。
きっと、飛び散った食べ物に触れたり、誤ってさわってしまうことを防ぐためだと思います。
皆と一緒に食事できないのはちょっとかわいそうですが、それは大人の考えで、写真を見ると結構楽しそうにしています。
買い物に行って食品を購入するときは、食品表示をよく確認するようにしています。
「乳」という表示があるものは、決して購入しません。
「小麦」については、ほとんどアレルギー症状がでなくなったので、そんなに気にしなくなりました。
食べ物の制限があったため、他の子に比べると食べられる食品の種類は少ないのです。
アレルギー体質のためアレルギー物質が含まれる食品を食べてはいけないということを、Miko自身もしっかり自覚しています。
制限のない食べ物については「食べたい」と言うことはありますが、食べたことのない食べ物を「食べたい」と言うことはありませんでした。
しかし、今日、初めてリクエストがあった意外な食べ物がありました。
もうすぐ仕事が終了する頃、リビングからMikoの大きな声が聞こえてきました。
「パンが食べたーい。」
パンであれば、今まで食べているので、不思議ではありません。
その後、
「Miko、よっちゃんの言うことをよく聞いてね。今、ご飯を食べてるでしょ。パンはお菓子だから、ご飯を食べてからにしようね。」
と言う声が聞こえてきました。
そうか、菓子パンを食べたいと言っているんだな、とその時は思いました。
仕事が終わりリビングへ行くと、「食パン」に「いちごジャム」を塗ってもらっているところでした。
「食パン」に「いちごジャム」は、ジイジが知る限り、初めての食べ物です。
おいしそうにパンにかぶりつきます。
夕飯が終わってから食べる念願の「パン」はこれだったんですね。
「保育園で他の子が食べているのを見たのかな。」とちいちゃんが言いました。
アトピーを克服して、食べたいものを食べられるようにしてあげたい、と思いました。
2024/4/27(土)
今朝はMikoと「妖怪大百科」を読みました。
「後ろのページから読んで。」
「ケンムン」からです。
「ケンムン」は河童に似た漁の名人で、もとは、人間だったともいわれている妖怪です。
「ケンムンは人間だったんだよ。」とMiko。
「ほっほー、Mikoはもう読んでいるから分かっているんだね。」
それでも、「ジイジ、読んでみて。」
と、知ってはいても読んで欲しいようです。
「長壁(おさかべ)」は未来を告げることができる妖怪です。
「長壁は、明日にMikoがおやつに何を食べるか知っているんだ。
ジイジは嫌だな。
まだ何も食べていないのに、明日ジイジはバナナを食べる、なんて言われたくないな。」
「一反木綿」は首に巻き付いて窒息させる妖怪です。
「この妖怪は怖いんだよ。そして、布団みたいな妖怪なんだよ。」と教えてくれます。
ジイジはゲゲゲの鬼太郎の友達だと思っていたので、
「一反木綿は鬼太郎の友達なんだけどなー。」と、一反木綿を擁護しました。
「川男」は川べりに座って、仲間と話しをするだけの妖怪です。
「この妖怪はやさしいんだよ。怖くないんだよ。」と教えてくれます。
「そうなんだ。
座っているこっちの妖怪はおばあさんみたいだけど、川男って男じゃない?」
「山童(やまわろ)」は力持ちで、酒とおにぎりが好きで、困った人の手助けや仕事を手伝ってくれるやさしい妖怪です。
「この妖怪もやさしんだよ。」
「目が一つなんだね。お相撲さんみたいにお腹がでてるね。」
「しょうけら」は人間の罪を天帝に報告する妖怪で、のぞきもするちょっとエッチな妖怪です。
「Miko、窓からしょうけらが覗いていたら、見ていても分かってるんだぞ、っていうと逃げて行くんだって。」
「天邪鬼(あまのじゃく)」は反対のことをするひねくれものの妖怪です。
「<これおいしいね>って言うと<まずいよ>。
<たのしいね>って言うと<つまんない>って言うんだね。
反対の事を言うんだ。だから逆立ちして反対になっているんだね。」
「覚(さとり)」はやさしい性格で人の心を読むことができる妖怪です。
「この妖怪もやさしいんだよ。」と教えてくれます。
「Mikoが声に出さなくても、何を思っているのか分かるんだ。
Mikoがアイス食べたいと思ったら、ハイ、アイスどうぞ、って持ってきてくれるんだ。」
「ろくろ首」は首がのびる妖怪です。
「この妖怪はどこにいるの?」
「暗い部屋の奥に座っているんだよ。扉を開けると、暗い部屋の奥に座っているんだ。怖いね。」
「Mikoちゃん、こわくない。」
「でも、すわっている女の人の首が伸びて、顔が目の前に来たら怖いぞー。」
「こわくないもん。」
ここで、朝食の時間となりました。
1冊の本で、色々お話ができました。
楽しいひと時でした。
Mikoはママとよっちゃんの3人で「ファンタジーキッズリゾート港北」へ行ってきました。
自転車で戸塚まで出て、電車を乗り継いでいきました。
朝の8時半頃に出かけて行き、17時過ぎに帰ってきました。
元気いっぱいで帰ってきました。
遊びに関しては、ほんとうに疲れ知らずです。
ちいちゃんは昨日から咳と頭痛のため、同行しないで、家で静養していました。
2024/4/28(日)
朝起きると少し興奮気味に
「ママと本を読んでたら、Mikoちゃんの髪の毛を誰かが引っ張ったんだ。透明になるマントを着たチャッキー(だと思います)が引っ張ったんだよ。」
と言います。
どうやらディ・ビリオンズのチャッキーが透明マントをまとって、Mikoにそーっと近づいて引っ張ったようです。
チャッキーはいたずら好きなのですね。
チャッキーが来てくれてMikoは嬉しそうでした。
体操教室に元気に行きました。
体操教室の様子については聞けませんでしたが、元気いっぱいに帰ってきたので、楽しかったのでしょう。
ジイジの仕事が終わりリビングに行くとMikoが「こいのぼり」を見た話をしてくれました。
たくさんの「こいのぼり」が泳いでいるところを見たそうです。
保育園にも「こいのぼり」がいるそうです。
もうすぐ5月です。
5月5日は「端午の節句」です。
こいのぼり、兜(かぶと)の五月人形、柏餅、菖蒲湯(しょうぶゆ)。
男の子の健康や成長を祝う日です。
我が家にも「こいのぼり」と「兜」があるのですが、二人とも成人したので、出すことはありません。
今度、柏尾川にかかったたくさんの「こいのぼり」をMikoに見せてあげたいな。