孫日記 2024/4/29~5/5

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/4/29(月) 昭和の日

今朝、ジイジが掃除機をかけているとMikoが手招きをします。

掃除機を止めてMikoのところへ行くと、床を指さして
「ジイジ、これMikoちゃんが帰ってくるまでこのままにしておいてね。」
といいます。
番号が書いてあるパネルをつなげて線路のようにしています。
「きかんしゃトーマス」の機関車達が線路の上に並べて置かれています。

トーマスは1番なのでパネルの1に並べるのだそうです。
ジェームスは5番、パーシーは6番です。

今日は、大和市にある「ゆとりの森公園」へママ、ちいちゃんの3人で出かけたのですが、帰ってきたら続きの遊びをするのだそうです。

ジイジに「きかんしゃトーマス」のセットを片付けられてしまうのではと、心配していたのですね。

「ゆとりの森公園」から帰宅し、お風呂に入って落ち着くと、早速「きかんしゃトーマス」のセットで遊び始めました。

ジイジが
「Miko、これ写真撮っていいかな?」
と聞きました。
ブログに載せるためです。
「いいよ。じゃ、機関車並べるから待っててね。」
ジェームスは5番のパネル、パーシーは6番のパネルに並べました。
「番号の書いていない機関車は、ここ(1番)に置くね。」
トーマスを置く1番パネルが埋まってしまいました。
仕方なく、線路の外にトーマスを並べ
「ジイジ、できた! 写真撮っていいよ。」

下の写真は、こうしてMikoがセットしてくれたものです。

2024/4/30(火)

Mikoは、虫を怖がりません。

ダンゴムシが好きで、平気で触れます。
1年前は、ダンゴムシを2匹以上見つけてからでないと保育園へ行こうとしませんでした。
見つけたダンゴムシは、「ダンゴムシの家」と名付けた石の隙間に入れていました。

ハエトリグモもアリも平気です。

昨日は、「ゆとりの森公園」で見つけたマメコガネをプラスチックの箱に入れて持ち帰ってきました。
ちゃんとマメコガネの餌(エサ)の葉っぱを入れて。

そして、今日、保育園で見つけたマメコガネを持ち帰ってきました。

捕まえて飼いたいということではありません。
動くオモチャと言ったところでしょうか。
どちらのマメコガネも、逃がしてあげました。

小さな マメコガネ

ママの子供の頃と一緒だな、と思いました。
ママも幼稚園でクモを捕まえて先生に見せに行ったりしていました。
先生は、きっと恐々(こわごわ)だったに違いありません。

子供の頃に虫や自然に触れることは、とても大切なことだと思います。
自分と同じ空間に、沢山の生き物が暮らしていることに気づかされるからです。
ちょっと目を凝らし、耳をすませて観察すると、ちゃんとそこに暮らしている生き物がいることに気づくのです。
大人になると、人間の世界がすべてになって、そんな世界があることに気づかなくなってしまうものです。
今経験しておけば、そんな世界があることをいっとき忘れてしまっても、いつか思い出すことがあるはずです。

2024/5/1(水)

ジイジが早迎えに行きました。
おやつを食べ終わる15時30分過ぎに迎えに行ってほしいとのママからの依頼です。

保育園に行くとおやつを食べ終わったところのようです。
先生が子供達を呼び寄せて整列させようとしているところでした。

ジイジに気づいたMikoは、列から離れ、ジイジのところへかけてきました。

子供達は先生の前で4列に並び、大きな声で「皆さんさようなら。」と言って、お辞儀をしました。
保育園なのでみんなの帰りはバラバラです。
バラバラだからこそ、この時間に、全員で「さよなら」の挨拶をするのでしょうか。

帰り支度のできたMikoは、整列しているお友達に向かって
「バイバイ」と言って元気に手を振りました。
そうしたら、先生やお友達も皆で手を振ってくれました。

傘をさして、歩いて帰りました。
途中、ダンゴムシや雨に打たれて道路に落ちたツツジの花びらを拾って、リュックのポケットに入れました。
集水桝(しゅうすいます)も覗いて、雨水の流れる様子を確かめました。
ジイジの知らない「雨の歌」(ジイジが勝手に題名をつけました)を大きな声で歌いながら帰りました。

ジイジの早迎えは2回連続で雨でしたが、雨の中を傘をさして歩いて帰るのもいいものです。

2024/5/2(木)

今日は、よっちゃんが早迎えです。
帰ってくるとダンゴムシと黒い小さな虫を持ち帰ってきました。

小さな虫を手に取って、
「ジイジ、この虫なんていうむし?」と言います。
「むむ。なんていう虫なんだろう。図鑑で調べたら出ているかもしれないね。」

さっそく、昆虫図鑑の「甲虫」のページを開きました。
1㎝に満たない小さな虫なので、老眼かつ近視かつ少々乱視のジイジには虫を識別できません。
大きな虫メガネを持ってきてまじまじと虫を見て、図鑑と見比べます。

「Miko、これかもしれないよ。マルガタゴミムシ。どう思う?」
「そうだよ。なんていう名前?」
「マルガタゴミムシ」
「そうだよ。マルガタゴミムシだよ。」

マルガタゴミムシということで落ち着きました。

マルガタゴミムシ

2024/5/3(金) 憲法記念日

かねてより予定していた「くりはま花の国」へ行ってきました。
Miko、ママ、よっちゃん、ジイジの4人です。

ゴールデンウィークークは混雑が予想されるので、なるべく早く出発することにしていました。
Mikoが朝6時に目覚めてくれたため、7時40分に出発することができました。
道路渋滞もなく、8時30分に到着。
既に駐車場は3分の1くらい埋まっていました。

早く出発して正解でした。
ゴジラ滑り台がある「冒険ランド」の桜の木陰という特等席にテントを張ることができました。
ここを拠点にして遊ぶことにしました。

テント 特等席をゲット

一点の雲のない青空。
少しひんやりとした風が爽やかです。

虫取りのために、虫取り網と虫かごを持ってきました。
よっちゃんが虫取り網を持ち、Mikoが虫かごを持ち、いざ、虫取りに出発。
丘の上に咲く花の蜜を求めて飛んでいるシジミチョウやジャノメチョウを捕まえました。
「Mikoちゃん、さわりたい。」
網の中に手を入れて、上手にチョウチョの羽を指でつまんで、カゴの中に入れました。
ダンゴムシ、テントウムシの幼虫も指でつかんで、虫かごに入れました。
アオムシ(といっても茶色)も指でつかんで、虫かごに入れました。
Mikoは、捕まえた虫を触ってみたいのです。

下左 茶色のアオムシ  下右 シジミチョウ

シャボン玉も飛ばしました。
「みんなでやろう。ジイジもやって。」
Mikoに言われて、ジイジもやりました。
しゃぼんの液に縦に長く輪になった棒を浸し、上下に振ると沢山のシャボン玉が出てきます。
「こうするんだよ。上、下。上、下。」
実演してジイジにやり方を教えてくれました。
うまく液に浸さないとちょっとのシャボン玉しかできません。
早く振りすぎても、遅すぎてもだめです。
シャボン玉を上手にできるようになるためには、工夫が必要です。
上手にできたシャボン玉が、風に舞います。
飽きることがありません。
30分以上やっていたでしょうか。

シャボン玉が風に舞います

11時開店の売店でかき氷と焼きそばを買って、家で作ってきたおにぎり、ブロッコリーと一緒に、少し早いお昼にしました。
ピクニックで食べるごはんは、最高です。

ピクニックの食事はなんでおいしいの?

ポピー・ネモフィラ園で「空を泳ぐこいのぼり!2024」が開催されていました。
広い敷地に青いネモフィラの絨毯と赤いポピーの絨毯。
その周りは新緑の木々。
真っ青な空。
その空に何匹ものこいのぼりが泳いでいました。

ママがMikoに見せたかった 空を泳ぐこいのぼりをバックに

冒険ランドに戻って、かくれんぼをしました。

「どれにしようかな天の神様の..」というのがありますが、それと同じMikoが保育園でやっているバージョンで誰がオニになるかを決めました。
よっちゃんがオニになりました。
ここなら絶対に見つからない場所を見つけました。
Miko、ママ、ジイジ達は、ゴジラのしっぽの裏に隠れました。
よっちゃんが来るとしたら、きっとこっちからだ。
皆でそっちを見ていたら、不意に、後ろからよっちゃんの「みーつけた。」の声。
これにMikoは、飛び上がって驚いていました。

最後にハーブ園にある全長38メートルのロングすべり台をやりました。
初めは30分位やろうね、と言っていました。
30分過ぎてもMiko達が戻ってきません。
しばらくしてから、Miko、ママ、よっちゃんが荷物番をしているジイジのところまで来て、
「まだ、Mikoがすべり台やりたいって言っているから、もう少しやっていく。」と言います。
このすべり台をやるためには何段もの階段を昇らなければなりません。
よく体力が続くものです。
ジイジだけ荷物を持って、駐車場で待っているちいちゃんのところに一足先に行くことにしました。

Miko達が駐車場にきたのは16時過ぎでした。

車が動き出しママが
「眠たくない?」と聞くと、
「眠くない。」
「でも、まぶたが重くなっているよ。」
「・・・・す~す~」
これだけ遊べば、当然です。

「くりはま花の国」は無料で24時間利用できます。
市民の憩いの場所にもなっているようです。
583.330平方メートル(1辺が約764m)もある広大な敷地の標高110m内外の丘陵地に造られた花のテーマパークなので、結構きついアップダウンがあります。
園内の移動だけで体力を使います。
良い運動になりましたが、筋肉痛になる予感がしています。

ところで、「ゴジラすべり台」に「ゴジラすべり台に夢を託した人たち」の記念碑があり、人名が刻まれています。
その中にヒイジイジの兄(私の叔父)の名前を偶然発見しました。
叔父は、久里浜の高台に暮らし、時折、磯釣りを楽しんでいました。
お墓は久里浜の高台にあります。
叔父の名前を見つけたとき、叔父は久里浜の地をこよなく愛していたのだな、と思いました。
「くりはま花の国」がジイジにとっての特別な場所になりました。

ゴジラのすべり台に夢を託した人たち

2024/5/4(土) みどりの日

今日は食事会です。

ヒイジイジが玄関に入ると、Mikoが飛びっきりの笑顔で迎えてくれました。
足元のおぼつかないヒイジイジをソファーまでエスコートしてくれました。
ヒイジイジがソファーに座ると、その横にピタッと座ります。

ヒイジイジが我が家へ来るのを楽しみにしていたのです。

お風呂に入ってから、食事です。
食事をした後に風呂に入ったら意識を失ったことがあったので、必ず食事前に入ることにしています。
いつものように、よっちゃんが背中を流してくれました。
ヒイジイジは、背中を流してもらっている間中、しゃべりっぱなしです。

お風呂にはいっている間に食事の準備が整いました。
Mikoが皿にヒイジイジの分を取り分けてくれました。

Mikoが風呂場に行って
「ご飯の準備ができました。お風呂から出てください。」
と知らせに行きます。
1分待っても出てこないので(1分が長く感じるのです)、もう一度、
「ご飯の準備ができました。お風呂から早く出てきてください。」

Mikoがヒイジイジ達にビールを注いで、「乾杯!」グラスを合わせて食事会が始まりました。

ヒイジイジは食事をしながらも良くしゃべるので、
「食べているときはしゃべっちゃいけないんだよ。お口に食べ物があるときはしゃべっちゃいけないんだよ。」といいます。
立ち上がって、本棚へ走っていって「おやくそく」の絵本を持ってきました。
「ここに書いてあるんだ。」
とヒイジイジに教えます。

「しゃべってはいけない。」というよりも、自分はマナーを知っているということをヒイジイジに教えたかったようです。
なぜなら、ヒイジイジの次によくしゃべるのはMikoだからです。

食事の後に双六をやりました。
双六をやる前に「1回休みはどこ?」「戻るはどこ?」「進めはどこ?」
とジイジに聞いてきます。
「赤い字で書いているところはお休みや戻るだよ。赤で<1>と書いてあれば1回休みで、<もどる>と書いてあれば戻る。青い字は進め。」と説明しました。
ゲームが始まり、サイコロを振って<休み>や<戻る>のマスへ進む目がでると、
「ちょっとまって。もう1回振るね。」
誰かが小さい数の目を出したときなど、
「そこじゃなくて、ここに来ていいよ。」と先頭の人のマスへ進めます。
Mikoルールで、ゲームを仕切ります。
ルール無用になってきたので、よっちゃんがMikoの横に座って、やんわりとルールを守る方へ上手く誘導してくれました。

ヒイジイジが帰る支度をしているとき、紙と色鉛筆を取り出して何やら書き始めました。
「ヒイジイジ、まだ帰らないでね。Mikoちゃん、手紙書いているから。」
書き終わった手紙を、大事そうに包んで、
「ヒイジイ、これお手紙。お家に帰ったら読んでね。」と言って手渡しました。

玄関で「バイバイ」をする予定でしたが、突然、
「Mikoちゃんも車でヒイジイジの家まで行きたい。」と言い出しました。
「Mikoはこれからお風呂に入るから、ここでお見送りしよう。」と言われても
「ヒイジイジの家を見てみたい。」といって、車に乗り込んでしまいました。
仕方なく、Mikoもヒイジイジの家まで行くことになりました。
これが、とても嬉しかったようです。
「嬉しいな。Mikoちゃん、ヒイジイジの家まで行けて。」と何度か口にしていました。

食事会をやるごとに、Mikoの成長を感じます。
おもてなしが大好きなMikoです。
今回は、おもてなしの中に、ヒイジイジを労(いた)わる行動が見て取れました。

2024/5/5(日) こどもの日

ヒイジイジがデイサービスに着て行く初夏物の服を買うついでに、Miko、ママ、ちいちゃんの3人でララポートに行ってきました。

ララポートで知り合った同い年の女の子とずっといっしょに遊んだそうです。

今日だけのお友達                                マリリン(ユニコーン)

もうすぐ5歳になります。
だんだん、お友達といっしょに遊ぶことができるようになってきたのですね。

ジイジが庭で片づけをしているときにMiko達が帰ってきました。
車から降りると、ガラガラと音を立ててマリリン(ユニコーン)を引っ張って玄関に入っていきました。

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