my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/5/20(月)
保育園へ出かける前に、廊下でジイジにすれ違う時
「あの洋服は かおりちゃん ていう女の子が着ていたの?」
とMikoが聞いてきました。
片づけをしていたら段ボールの中から、見覚えのあるピンクの洋服が出てきました。
かおりちゃん が、ちょうどMikoと同じ年頃の頃に保育園の入園式の時に着ていた洋服です。
洗濯をして干していた かわいらしい 洋服にMikoの目がとまり、ちいちゃんに誰の洋服なのか聞いたようです。
「そうだよ。かわいい洋服でしょ。」
かおりちゃんは、ジイジの姪っ子です。
もう少しで27歳になる誕生日を待たずに、最愛の二人の子供を残して、旅立ちました。
とても芯の強い姪っ子でした。
保育園の先生と写っている写真をジイジに見せて
「美人の先生でしょ。」と、自慢の、そしてあこがれの先生を紹介してくれました。
(こんな先生に教わっているんだぞ。いいでしょ。という感じ)
これから、この孫日記に、時々、かおりちゃんのことをお話していこうかと思います。
2024/5/21(火)
今朝も、朝食前にMikoに呼ばれて2階へ上がりました。
ジイジの顔をじっと見て
「今度、ジイジとお風呂に入ろ。」
我が家でMikoとお風呂に入っていないのはジイジだけなのです。
「そうだ!今度ジイジと二人でこの間行ったホテル(伊豆熱川ホテル カターラ)へ行こうか。」
Miko、ママ、ジイジの3人で行った熱川のホテルのことです。
「そうだ、よっちゃんも一緒に行こう。ホテルのプールで遊ぼう。この間は、プールのガラスの外で遊べなかったから、遊ぼうよ。」
「ママはお留守番?」
「ママが病気の時にすればいいよ。」
電車でのんびりと行った旅行。
ジイジも楽しかったな。
もう一度行きたいのは、ジイジも一緒です。
2024/5/22(水)
今日はジイジが早迎えに行きました。(14時40分頃)
園庭から室内を覗くと4,5人の子供たちが一列になって、歌いながら踊っていました。
その子たちは、運動会で踊る踊りの練習をしているようです。
その中にMikoがいました。
ジイジに気が付くと、まだ踊りを続けたい様子を見せながらジイジの方へやってきました。
部屋を出たところで靴下を履いているときも、お友達が楽しそうに踊っているのが気になるようです。
履こうとする靴下を脱ぎ棄てて、扉の方へ向かいます。
網戸越しに、Mikoは部屋の外で皆にあわせて、キレッキレッに踊ります。
最後は先生に「Mikoちゃん、さようならね。」と言われて、扉を締められてしまいました。
それでよいのです。
そうしないと、いつまでも踊っていたと思います。
よちゃんと3人で、虫探しをしながら、「下のクリエイト」に寄って帰りました。
坂の「上のクリエイト」と「下のクリエイト」があるのです。
いつもは「上のクリエイト」ですが、今日は「下のクリエイト」に寄りました。
家の近くまで来ると、近所のHさんがワンちゃんを散歩に連れ出すために家から出てきました。
Mikoに気が付くと「ワンちゃん、さわってみる?」と言ってくれました。
カリンちゃんという名前の女の子とフーちゃんとう名前の男の子のヨークシャテリアです。
フーちゃんは15歳で白内障を患っていて、目が見えません。
目が見えないので、驚かさないようにそっと撫でました。
カリンちゃんは14歳ですが、元気です。
カリンちゃんの頭をなでると、手をペロペロと舐めてくれます。
カリンちゃんをMikoの膝の上に乗せてあげました。
ジッとしています。
頬をカリンちゃんの背中につけて、抱きしめました。
こんなに身近にワンちゃんに触れ合うのは初めての経験でした。
2024/5/23(木)
朝、庭で落ち葉を拾っていたら、首筋に何かが落ちてきました。
手で払いのけると、ポトリと黒い甲虫が落ちてきました。
コメツキムシです。
Mikoに見せてあげたら喜ぶだろうと思い、小さなケースに入れました。
7時前、2階から「ジイージー」と呼ぶ声が聞こえます。
ケースを持って2階へ上がるとYouTubeを観ています。
「Miko、木の上からジイジの所に、コメツキムシが落ちてきたんだよ。」と言うと、
「何?」と言って、駆け寄ってきました。
この間公園で見つけたとき、ベンチの上で仰向けにして跳ねるところを見ましたが、跳ねて草むらに落ちてしまったので一瞬の出来事でした。
今度は、床に置いて勢いよく跳ねるのをじっくり観察できます。
あまりに勢いよく跳ねるので、顔にあたるのではないかと のけぞる 程です。
Mikoもコメツキムシを手に取って、仰向けにします。
バネが弾かれるかのように、コメツキムシが跳ね上がります。
「おもいろいね!」(Miko)
Mikoが興味を持って、面白がってくれました。
コメツキムシは、その後、逃がしてあげました。
2024/5/24(金)
今朝、キッチンのガラス窓にヤモリがいるのを発見しました。
夜、灯りに向かって飛んでくる虫たちを餌にするため、ここに陣取っていたようです。
Mikoに見せてあげました。
「ヤモリの<ヤ>はお家のことで、ヤモリの<モリ>は守るっていう意味なんだ。だから、ヤモリさんは、このお家を守ってくれているんだ。」
「ヤモリさんは、Mikoちゃんの家に住んでるの!?」
「そうだよ。」
「Mikoちゃん、ヤモリさん、触ってみたい。」
「ヤモリさんは夜起きて、明るくなったら眠るんだ。今は眠たいはずだから、そっとしておこうね。」
これからは、ヤモリを見る機会が沢山あるはずです。
起床すると、Mikoが目を かゆがった ので、ママが目薬をさしました。
目が充血し、目の周りが赤くなっています。
目を冷やし、しばらくすると痒みは治まりました。
直ぐに痒みがひいたので、ひとまず安心です。
2024/5/25(土)
Miko、ママ、ちいちゃんの3人でララポートへ買い物に行きました。
出かけるために着替えをしているときにMikoの泣き声が聞こえてきました。
お出かけするときに「どうして泣いていたの?」と聞くと
「ママがMikoちゃんの洋服を着ちゃったんだ。Mikoちゃんが大きくなったら着る服。」
「??」
ママに詳しく聞くと、ママの服をMikoが気に入り、大きくなったらMikoが着ることになっている洋服でした。
その洋服を今日ママが着ているのを見て、泣いたのだそうです。
「!!」
納得しました。
2024/5/26(日)
午前中、地区センターへ行きました。
地区センターではMikoが遊んでいるオモチャを、1歳くらいの子が使いたいと近づいてきたそうです。
その子のお父さんが、「今使っているから、後でね。」と言うのをMikoが聞いて、そのオモチャを1歳の子へ譲ってあげました。
すっかりお姉ちゃんになりました。
今日は体操教室です。
体操教室では、お友達ができたようです。
体操が終わり、さーやちゃん と仲よく手を繋いで下の階へ降りたそうです。
Mikoと さーやちゃん のかわいらしい会話を紹介します。
「Mikoちゃん、アクセサリーどれくらいもっているの?」(さーやちゃん)
「うーんと。」(Miko)
「もしかして1千万個くらい?」(さーやちゃん)
「違うよ。10個。」(Miko)
さーやちゃんはMikoより1歳上だそうですが、さすが、1歳上だと「1千万個」という言葉が飛び出すのですね。
体操教室は週1回、1回50分くらいですが、こうしてお友達ができると、体操教室に行くのも楽しくなりますね。