孫日記 2024/7/22~28

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/7/22(月)

15時頃、突然「レーズンパンが食べたい。」といいました。
優しいよっちゃんは、聞き逃さず、早速Mikoを連れて、いつもレーズンパンを買うパン屋さんへ行きました。
そのパン屋さんはMikoが体操教室に行くときに寄るパン屋さんで、モディにあります。
決して近くではありません。

パン屋さんからの帰り道、Mikoはぐっすりと寝てしまいました。
帰宅して布団に寝かせ、起きたのは18時30分頃です。
2時間ほど寝ていたことになります。
日中の暑さで、知らず知らずのうちに体力を消耗していたのかもしれません。

寝起きのMikoに
「レーズンパン食べることができてよかったね。おいしかった?」と聞くと、
「あまくておいしかった。あまいからヒイジイジにあげて。」
そう言って、まだ食べていないレーズンパンをヒイジイジにあげると言います。
甘いものが好きなヒイジイジに食べさせてあげたいということのようです。

Mikoのその優しい気持ちをヒイジイジが知ったら、さぞ喜ぶことでしょう。

2024/7/23(火)

明日はMikoの誕生日です。
そして、ママからの誕生日プレゼントはディズニーランドです。
豪華ですね。
前乗りということで今日はホテルに泊まって、明日朝一番で入場する予定です。
15時前にホテルへ向けて出発しました。

2024/7/24(水)

ジイジからの誕生日プレゼントの自転車が納品されました。
今日Mikoはディズニーランドへ行っているので、お披露目は明日です。

今日は各地で猛暑日です。
ディズニーランドも35度近くまで上がったようです。
この暑さなのかディズニーランドを満喫できているのだろうか。

2024/7/25(木)

お昼過ぎに帰ってきました。
帰ってきたときは車の中で寝ていましたが、抱きかかえてリビングへ連れて行くと、すぐに目覚めました。
目が覚めたばかりなのに、テンションが高く、目をランランと輝かせて、楽しかったディズニーランドのことをよっちゃんに報告し始めました。

ジイジはヒイジイジのデイサービスのお迎えに出かけるため、Mikoの話を冒頭しか聞くことができませんでした。

ジイジが戻ってくると、Miko、ママ、よっちゃんの3人でプレゼントした自転車の初乗りのために、公園へ行くところでした。
それから小一時間して、補助輪のガラガラする音が聞こえてきたので外に出ると、Mikoが自転車に乗って戻ってきました。
顔が赤くほてり、額や鼻の頭に汗をかいています。
初乗りはうまく乗れたようです。

初乗りです  手に持っているのは公園で見つけたアブラゼミ

Mikoがお風呂から上がってくつろいでいる時、ジイジがリビングに入ると
「ジイジは汽車にのれる?
(乗り物は)3つあるんだよ。
少し早い汽車。(右手を右から左へすこし早めに動かします)<ガジェットのゴ―コースターの事>
それから、これくらいの速さの汽車(右手を右から左へすばやく動かします)<ビッグサンダーマウンテンの事>。
それから、シカさんや恐竜がいる汽車。(右手を右から左へゆっくり動かします)<ウエスタン・リバー鉄道の事>」

そう言って、3種類の乗り物のYouTube動画をジイジに観せながら、それぞれの特徴を解説してくれました。
Youtubeには、あたかも自分が乗っているかのような視点で撮影した動画があるのですね。
Mikoの解説はとっても上手で、わかりやすかったです。
ジイジは、高所が苦手でジェットコースターなど以ての外です。
3種類の乗り物の中にはジェットコースターのようなものもあるので、どの乗り物ならジイジでも乗れるのか、その点を注目ポイントに解説してくれました。

「観てて。観ててね。ここは今休んでるところ。休んだら動くからね。」
汽車は坂をゆっくりと上り、まもなく頂上に達します。
頂上に達した後、一転して猛スピードで下降します。

「汽車に乗ったら手や足を出したら、いけないんだよ。守らないといけないんだからね。」
そう言った後、映像から
「手や足を出さないでね。」というアナウンスが聞こえてきました。

蒸気機関車が「シュッ、シュッ」と音を出すと、それに合わせて手拍子をうちます。
「シュッ、シュッ」(機関車の蒸気の音)
「ジイジ、こうして手を叩いて。」

こうして、3種類の乗り物について、ひとしきりジイジに説明してくれました。
Mikoの説明も分かりやすかったけど、Mikoの熱意がバシバシとジイジの心に伝わってきました。

夜、ケーキに5本のローソクを立て、灯りを消し、♬ハッピーバースデー♬の歌を歌って誕生日を祝いました。
Mikoがイスに座り、ママ、よっちゃん、しんちゃん、ちいちゃん、ジイジが立った姿勢で囲み、♬ハッピーバースデーMikoちゃん♬と歌います。
皆にお祝いされて、至福の笑顔で私たちを見上げていました。

ケーキ食べよっと

最後に、よっちゃんから大きなプレゼントの箱を手渡されました。
「開けてみて。」
リボンをほどき、包装紙を取るとMikoが欲しかったシルバニアのセットが出てきました。
「Mikoちゃん、2階でこのシルバニアで遊びたいな。さあ、歯みがきしようっと。」
いつも、歯みがきを終えたら2階へ上がるので、今日は率先して歯みがきをしました。

欲しかったシルバニアのオモチャだ

5歳の誕生日は、きっと、楽しかった思い出として生涯Mikoの記憶に留まることでしょう。

2024/7/26(金)

「保育園に行かない。お家で遊んでいたい。」

シルバニアのセットで遊ぶので、保育園にいかないそうです。
「保育園に行かない。だって、保育園にシルバニアのオモチャないんだもん。」

「Miko、Mikoが5歳になってから保育園の先生にまだ会っていないんじゃないの。
先生に5歳になったこと教えてあげよう。
それと、誕生日プレゼントでディズニーランドへ行ってきたことや、自転車を買ってもらったこと、シルバニアのオモチャを買ってもらったことを先生に教えてあげようよ。
5歳になったMikoちゃんに会えて先生もうれしいと思うよ。」

保育園に行く気持ちになってくれました。

着替えのために2階から降りてくると
「ジイジ、先生にプレゼントのこと言うの忘れちゃったらどうしよう。」
「大丈夫、保育園に行って忘れそうになったら、ママがMikoにそっと教えてくれるから。」

元気に保育園に行って、元気いっぱいで帰ってきました。

4歳の時も「保育園行きたくない」時期がありましたが、今の「保育園行きたくない」は、その頃と比較すると、大分変化が見られます。
4歳の頃は泣いて、泣いて抵抗していました。
今回はきちんと何故保育園行きたくないのか、説明をしてくれます。
それに対して、保育園へ行く目的を説明してあげるとちゃんと聞く耳を持ってくれます。
そして、その説明に納得すると自ら行くことを決断してくれます。
同じ「保育園行きたくない」でも、大変な違いだと思います。

今日はMikoの成長を垣間見ることができました。

2024/7/27(土)

今日は、ユイ君が素麺を持って訪ねてくれました。
ユイ君が行っている高校の陸上部の活動資金のために素麺を販売したそうなのですが、その素麺を我が家へ届けてくれました。

久しぶりに会うユイ君は、シャーロックホームズの時代の紳士が被るような帽子とスティックを持ち、服装はシックな黒で決めています。
髪型にもこだわりがあるような感じです。

Mikoに「これからユイ君が来るよ。」と言うと、ユイ君が来るのが待ち遠しい様子でした。
庭仕事をしているジイジに
「ねえジイジ、ユイ君はまだ来ないの。」と何度も(1分おき間隔)聞いてきます。
手にはユイ君に食べてもらうおせんべいを入れた袋を持っています。

ユイ君が来ると、上機嫌で、テンション高目です。
Mikoもスティックを持たせてもらい、ご満悦でした。

ミスターシャーロックことユイと記念写真

今日は、しんちゃんから5歳の誕生日プレゼンがありました。
一緒にヤマダデンキに行って、おもちゃを3つも買ってもらいました。
皆が5歳になったMikoを祝福してくれました。

2024/7/28(日)

今日はユイ君とユズちゃんの家に行きました。

Mikoとユイ君・ユズちゃんの関係は「はとこ」になります。
Mikoのママとユイ君・ユズちゃんのママの香ちゃんがいとこ同士なのです。

体操教室に行く前に挨拶するだけのつもりでいたので、玄関先で挨拶をしたら帰ろうと思っていたそうです。
でもMikoは、家に上がってユイ君・ユズちゃんと遊んだり、ネコのホッシーとポンに会いたくてしようがありません。
実は昨晩、よっちゃんから
「お兄ちゃんの名前はユイ君、お姉ちゃんの名前はユズちゃん、それからまあちゃん。ネコが2匹いて、名前はホッシーとポン」と教えられ、一生懸命に名前を覚えました。
<それなのに、直ぐに帰るなんてできない。皆に会って遊びたい。ネコちゃんにも会ってみたい。>
Mikoは、そのような気持ちだったんだろうと想像します。

体操教室が終わった後、もう一度、ユイ君・ユズちゃんの家に行くことになりました。

Mikoにとって、ユイ君やユズちゃんは、お兄さん、お姉さんのような存在に思えたのだと思います。
我が家の中は大人ばかりなので、お兄さん、お姉さんがいることが嬉しかったに違いありません。
とても居心地がよかったのでしょう、いつまでも、遊んでいたい様子でした。

1年半くらい前は、人見知りが出てきた時期で、ユイ君やユズちゃんに会っても泣いてしまいました。
5歳になり、コミュニケーションが取れるようになり、こうしてユイ君やユズちゃんとも接することができるようになりました。

たまには、「はとこ」同士が会えるこのような交流の機会を設けてあげたいな、と思いました。

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