孫日記 2024/8/5~8/11

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/8/5(月)

保育園の帰り道、死んでいるアブラゼミ2匹と大きなアオムシを捕まえてきました。
「このセミ、メスなんだよ。」と言って、ティッシュに包んだセミをジイジに差し出しました。
ティッシュを開いてみると、成る程、メスのアブラゼミです。

アオムシは大人の男性の指よりも太い大きさです。
あまり動こうとしません。
もしかしたら、これからサナギになろうとしているのかもしれません。
よっちゃんが調べたところ、クズやフジなどのマメ科の植物の葉を食べるようです。

このやりとりを傍で見ていたちいちゃんは、「気もちわるい。」と言っています。

Mikoが、仕事をしているジイジの部屋に入って来て
「ジイジ、アオムシのエサを取ってきてくれる?」とお願いされました。
「ジイジ、お仕事中だからお仕事が終わったらね。」
「じゃ、お仕事終わったらね。」

ジイジはクズが生繁っている場所を知っているので、仕事が終わってから、クズの葉を少しばかり採ってきました。

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今日は「みなとみらいスマートフェスティバル2024」で花火を上げているようです。
我が家の2階から、遠くの空に、丸く大きな花火が夜空を彩っているのが見えました。
夏の風物詩の打ち上げ花火を見ることができて、ラッキーでした。

夏の風物詩

2024/8/6(火)

生きているアブラゼミを虫かご入れて保育園から帰ってきました。
羽がボロボロなので、飛べずに地面に落ちていたのだと思います。
鳴かないのでメスのセミです。
オスのセミにはお腹に発音器官があり、その中に共鳴室という空間があります。
筋肉で発音膜を振動させて音を出し、その音を共鳴室で拡大しています。
ビックリするくらい大きな音を出します。
「ジージー」「ミーンミーン」「カナカナカナカナ」
今度、オスのセミを捕まえて、発音器官を見せてあげたいな。

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仕事が終わりリビングへ行くとMikoが夕飯に素麺を食べていました。
先日ユイ君が持ってきてくれた素麺を、ほぼ毎日食べています。
そして、素麺を食べながら
「ジイジ、あしたあそびマーレに行ける?」と聞きます。
明日はMikoの保育園はお休みですし、ジイジの仕事もお休みなので
「行けるよ!湘南あそびマーレに一緒に行こう!」と即答しました。
ジイジとは去年の11月1日に行ったとき以来です。
湘南あそびマーレまで、電車に乗って行くので、ちょっとした旅気分を味わえます。
でも、猛暑が続いているので、熱中症には注意しないとね。

2024/8/7(水)

湘南あそびマーレに行ってきました。

私達が乗った列車のひとつ前を先行する列車にトラブルがあり、車内は通勤電車並みの混雑でした。
本来はトラブルのあった列車が先行して走る運行ダイやでしたが、トラブルのために私たちが乗った列車が先に走ることになり、最初に動き出したこの列車に乗客が殺到したのです。
Mikoは藤沢で座ることができましたが、夏休み中なので車内には大勢の子供がいて、座ることができない子供も何人か見かけました。

湘南あそびマーレの入場手続きでもトラブルがありました。
事前にネット予約していたのですが、あそびマーレ施設内の通信電波の調子が悪く、スマホを提示しても受付で事前ネット予約を確認できないのです。
すったもんだありましたが、申込者の氏名とメールアドレスで確認できたため、無事入場できました。

そんなトラブルに見舞われましたが、Mikoはまったく気にしていません。
16時過ぎまで、思う存分遊びました。

ジイジが印象的だったことがいくつかありました。

一つ目は、Mikoの身体能力が去年の11月に比べて格段に向上していることです。
空気で膨らませた巨大なアスレチックをしている姿を見ていると、Mikoより年長の子供に引けを取らない動きをしています。
トランポリンも上手にバランスを取って跳びはねます。
ソリも一人で上手に、そしてスピーディに滑っていました。

二つ目は、やっぱり負けず嫌いだ、ということです。
釣り針が磁石になっている釣り竿で、何匹釣れるか3人で競争をしました。
Mikoは、絶対に負けたくないので、まず、自分の近くに魚を何匹も集めて置いておきます。
その状態でスタートです。
結果は、Mikoが21匹、よっちゃんが6匹、ジイジが3匹でした。
去年の11月の時は、自分よりよっちゃんが釣れだすと
「よっちゃん。ちょっと待ってて。」と制止して、その間に沢山釣り上げていました。
その時と、同じような感じですね。

三つ目は、遊びたいオモチャは、満足するまでトコトン遊び倒すことです。
今日Mikoが気になったオモチャは、アイボのような動きをするリモコン操作で動くネコのオモチャでした。
そのオモチャは大人気で、常に誰かが遊んでいましたが、15時過ぎに館内が空きてきて、ようやくMikoが手にすることができました。
そのオモチャはリモコン操作で、いろいろな面白い動きをしてくれます。
あれやこれやリモコン操作をして、ネコがどのような動きをするのか納得するまで遊んでいました。

四つ目は、きれい好きで几帳面な面を垣間見たことです。
それは、ヒヨコと触れ合ったときのことでした。
ヒヨコをカゴからだして、手のひらに餌をのせて、ヒヨコに与えました。
ヒヨコは夢中になって手のひらの餌をついばみます。
そして、ヒヨコが餌を食べ終わり、ヒヨコをカゴに戻すと、
サーっと洗面所まで走っていって手洗いを始めました。
石鹸をつけて丁寧に手洗いをします。
ジイジにも手洗いを勧めます。
「ちゃんと、石鹸をつけて洗ってね。」
「水でチャンと泡も落としてね。」
そう言って、Miko自身がお手本となって実演しながら、手の洗い方をジイジに教えてくれました。

16時まで、目いっぱい遊びました。

幸運にも、帰りの電車は空いていました。
4人掛けのボックス席にMiko、よっちゃん、ジイジの3人が腰かけて、お菓子を食べながら、お話をしながら、車窓を眺めながら、まるで列車旅行のような気分でした。

ジイジにとっても、思い出に残る楽しい一日でした。

2024/8/8(木)

先日、ママが図書館で借りてきた紙芝居の「おさんぽ おさんぽ ポンチョコリーナ」を読んであげました。
そして、今朝は「クマノミのおとうさん」を読んであげました。
Mikoが6冊の紙芝居の中から
「この紙芝居がおもしろいんだ。」と言ってMikoが選んだものです。
クマノミのおとうさんが、卵から無事に赤ちゃんクマノミがかえるまで、懸命に世話をして、外敵から卵を守るというお話です。

「ジイジ、この長い魚、人形の家にもいたんだよ。何ていう名前だっけ?」
「これは、ウツボっていうんだ。」
「そう、ウツボだ。人形の家のウツボはジッとしていたよ。」
「ウツボはね、暗くなると起き出すんだよ。」
「人形の家のウツボは眼を開けていたから、眠ってなかったよ。」
「ウツボなどのお魚さんは、寝ているときも目を開けているんだよ。」

途中、こんな話をしながら、読み進めます。

卵を襲おうとしたウツボは、イソギンチャクの毒針が刺さって、退散しました。
クマノミの卵は、イソギンチャクの中に産み落とし、イソギンチャクの毒針で守ってもらうのです。

クマノミのおとうさんとおかあさんが協力して卵を守り抜き、無事卵からクマノミの赤ちゃんが飛び出してきました。

紙芝居を読み終わると
「ジイジ、紙芝居のどこが一番おもしろかった?」と感想を聞かれました。
「そーだな。ジイジが一番おもしろかったのは、ウツボが出てきたところだな。」
そう言うと、我が意を得たりとばかりに、とっても嬉しそうな顔をしました。

Mikoが選んだ 今日の紙芝居

2024/8/9(金)

明日から来週いっぱいママがお盆休みに入ります。
保育園の先生から
「Mikoちゃん、明日からしばらくお休みだね。さびしいな。」
と言われて、ギュッと抱きしめられました。
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夜、花火をしました。

今年はじめての花火をしました

「しんちゃーん。花火やるよー。」
2階のしんちゃんの部屋に向かって叫びます。
しんちゃんもいっしょに花火をしました。

線香花火のような優しい花火、パチパチと音が出る花火、花火の炎が手元にどんどん迫ってくる花火、なかなか着火しない花火。
あらかじめ、今日の花火の本数をよっちゃんが予定していましたが、それでは満足しないMikoのリクエストにより、予定本数を大幅に超えてしまいました。

Mikoは、数本の花火を手に取って、サイクルハウスのソーラーライトの下まで走り、ライトの明かりの下でどの花火にするか品定めをします。
どの花火にするか決まると、ローソクの所まで走って戻ってきます。
ローソクとソーラーライトの間を何往復もしていました。

ふと、ママ達が子供の頃、夏にちいちゃんの実家(秋田県湯沢市)へ行ったときの花火のことを思い出しました。
夕飯の後に、義父が中心になってよく花火をしたものです。
実家の前の道路の脇に清流が流れていて、川に向かって打ち上げ花火もしました。
澄んだ空気の星が瞬く夜空に、打ちあがった花火が広がる光景が、蘇ってきました。

花火は夏の思い出です。

2024/8/10(土)

お昼からヒイジイジとの食事会です。

食事会の前にMikoとよっちゃんが柏尾川のコイにパンを与えに行ったのですが、そこでオオタカがハトを襲っている場面に出くわしました。
オオタカの羽の色から察するに、まだ若い個体です。
こんな光景に出会うことは、ほんとうに希なことでしょう。

カラスや人を恐れず、睥睨(へいげい)しています


本題の食事会ですが、今回もMikoが素敵な「おもてなし」をしてくれました。

ジイジが待ちきれずに
左手にコップ、右手にビール(オールフリー)を持って、
「さあ、乾杯をしよう。乾杯を。Miko、ビールを注いで。」と頼むと、
「まだダメ。まだ、お皿に料理をよそってないでしょ。」
そう言って、ヒイジイジやよっちゃんのお皿に、ハシを使って鶏のから揚げ、サラダ、野菜の煮物を取り分けてくれました。

先日、ユイ君が持ってきてくれた素麺も食卓を飾りました。
「ピンクの素麺もあるんだよ。」とヒイジイジに教えていました。

「ヒイジイジ。食べ終わったら、双六しようね。」と、皆で遊べる双六ゲームをMikoが提案しました。
Miko自身は、最近双六はやらなくなったのですが、ヒイジイジも参加できる遊びとして双六を提案したのでしょう。
双六の本の中から「動物の双六」をMikoが選びました。
2ページに渡るゴールまで長い道のりの双六です。
だんだん、ヒイジイジのお昼寝の時間が近づいてきても、ゴールは遥かかなたです。
楽しい双六ですが、ゴール手前に仮のゴール設定して終了しました。
もちろん、1番はMikoでした。

ヒイジイジはジイジの部屋で1時間以上、昼寝をしました。
ヒイジイジが起きてジイジと話しをしていると、その声を聞きつけて、Mikoがジイジの部屋に入ってきました。
布団に横になってジイジと話しをしているヒイジイジを見て、
「ヒイジイジ。Mikoちゃんもここに寝ていい?」
そう言って、寝ているヒイジイジの横に行きます。
ヒイジイジの隣に自分の寝るスペースを作り、毛布を掛けて横になりました。
とっても嬉しそうな顔していました。

恒例の「食事会」は、回を追うごとに、Mikoとヒイジイジの関係が近しくなっていきます。

2024/8/11(日)

今日も猛暑日です。

Miko、ママ、ちいちゃんは、野球の練習が終わったよっちゃんと合流して、ララポートへ買い物に行きました。
ララポートには、小川が流れるポップジェットの噴水広場があります。
こんな日は、噴水広場で少しでも涼をとりたいものです。
ですので、ララポートの一番のお目当ては噴水広場です。
6月22日にララポートへ行ったときに水鉄砲で楽しく遊んでいるので、勝手は知っています。

ところが、今日に限ってイベント会場となっていて、噴水広場で遊べませんでした。
どんなイベントなのかネットで調べると
「いぎなり東北産 都内近郊フリー巡業 八月場所 三日目」と銘打って、女性8人(アイドル?)によるミニライブとCD販売のイベントだったようです。
女性8人が、飛んで跳ねて歌っている姿を想像するだけで、暑さ倍増です。

夏休み期間中で、イベント開催も普段より多いので、仕方ないのかな。

明日は、そのリベンジで、庭でプールに入ることになっています。

天気予報では、明日も猛暑日です。

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