my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/9/2(月)
8月の夏休み期間中は出勤時間が遅かったのですが、夏休みが終わり通常勤務になったため、8時過ぎに家を出るようになりました。
ヘルメットを被り自転車に乗せてもらうときMikoが
「ママ、どうして急いでいるの?」と言っていました。
夏休み期間中に比べて30分以上早く出るようになったため、どうしても余裕がなくなってしまいます。
そんな大人の気が急いでいる様子を、敏感に感じ取っているのでしょうか。
保育園に到着すると、Mikoより一足先に来ていた仲良しの りなちゃん と ゆいなちゃん が「Mikoちゃーん」と大きな声で、手を振って迎えてくれました。
ママの話によると、それがとっても嬉しかったそうです。
お友達たちといっしょに、元気に教室の中に入って行ったそうです。
2024/9/3(火)
仕事が終わりリビングに行くと、Mikoが晩ご飯を食べていました。
今日のおかずのメインはハンバーグです。
実においしそうに食べています。
「Mikoが食べているのを見ていたら、ジイジもお腹が空いちゃったから、何か作って食べよ。」と言うと、
「それじゃ、ハンバーグにすれば。」
とハンバーグを勧めてくれました。
ハンバーグはMikoの好きな食べ物のひとつです。
その他、うどん、素麺、スパゲティなどの麺類、カレーも好物ですし、餃子もお代わりをするほど好きです。
変わったところでは、ジャムを塗った食パンも好きです。
「Miko、今日のご飯は〇〇だよ。」と言った時に、
「Mikoちゃん、△△が食べたい。」と別の食べ物をリクエストすることがあります。
そんな時、たまたま食材がなく作れないときなど、しばらく
「△△が食べたい。△△が食べたい。」と言っています。
ジイジは、気持ちがいいほど食欲があるそんなMikoを、健康ですくすくと育っているな、とほほえましく眺めています。
でも、ジイジはMikoの食事の支度をしない、お気軽な人です。
料理をする人にとっては大変なことですよね。
2024/9/4(水)
ジイジは断捨離を決行中です。
今日は、本棚を解体しました。
庭で、本棚の床板と側板を切り離すのにプラスチックハンマーでカンカンとたたいていたら、Mikoがリビングの窓を開けて顔を出してきました。
「ジイジ、何をしているの? 」
「本棚を解体しているんだ。ほら、Mikoも見たことのある鳥の図鑑が置いてあった本棚。もっと小さな本棚に替えようと思っているんだ。」
「ジイジ、壊しちゃったら、かわいそうだよ。」
そのMikoの一言に「ハッ」としました。
学生の頃、卒業するまでに、この本棚を文庫本の小説でいっぱいにしよう、と思って使い始めた本棚です。
思い出は尽きません。
Mikoの一言で、そんな「本棚」を壊してしまうことは、たしかに「かわいそう」なことなんだ、と気づかされました。
断捨離を敢行しなければと思うあまり、無意識のうちに「思い出」や「感謝」に封印をしていたようです。
「本棚」に「いままで、ありがとう。」という感謝の気持ちが湧いてきました。
午後、Mikoとよっちゃんは、柏尾川のコイへの餌やりと、図書館で紙芝居を借りに出かけました。
コイにパンを投げ与えていると、そのパンを求めて翼を痛めているカルガモがやってきたそうです。
翼がだらりと力なく垂れ下がる程のケガを負っています。
恐らく、飛ぶことはできないでしょう。
もし、カラスやオオタカなどに襲われでもしたら、逃れるすべはありません。
この前のオオタカといい、自然界の厳しさを垣間見ました。
2024/9/5(木)
今日は、保育園でお祭りがあったそうです。
お祭りの出店に出す食べ物などは、色紙などを使ってみんなで作りあげました。
お祭りで手に入れたチョコレートケーキ、飴玉、金魚を持って帰ってきました。
Mikoが作ったものではなく、他のお友達が作ったものです。
「Mikoちゃんが作った金魚は、ピンクなんだ。」
Mikoが作った金魚は、誰が持って帰ってくれたのかな。
2024/9/6(金)
ジイジは、キッチンでインスタントコーヒーを淹れる時や、食事を作る時など、ちょっとしたことをしている時に、何となく歌を口ずさんでいます。
口ずさむ歌は、私が若かったころの歌です。
日本語の歌もありますし、英語の歌もあります。
今日は「コットン・フィールズ」(Cotton Fields)という、クレデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)というグループが1969年にリリースした歌を口ずさみながら私の部屋を出て、キッチンに入って行きました。
毎度のことです。
家族の者にとっては、また歌っているよ、というあきれた感と、少々耳障りなものでもあると思います。
リビングにいるちいちゃんが
「また、ジイジが歌っている。ヘタな歌でうるさいね。」とMikoに同意を求めると
「ジイジの歌、とっても上手だよ。」と言ってくれました。
誰かに向けて歌っている訳ではなく、ジイジのその時の気分で口から出てくる歌なので、傍迷惑(はためいわく)なのは、分かっているのですが。
どうも、この性癖は子供の頃からのもので、いまだに続いています。
そんなジイジの歌を、上手と言ってくれるのは、嬉しい反面、気恥ずかしい面もあります。
2024/9/7(土)
「ジイジ、今日Mikoちゃんのコンサートをやるから、呼んだら2階へ来てね。」
夕食が終わり、歯を磨き終わると、そう声をかけて2階へ上がっていきました。
ジイジが、2階へ行くと、まだコンサートの準備中でした。
「ジイジ、今準備しているから扉の外で待っててね。」
コンサートの準備が完了したようです。
扉を開けて中に入ると、入り口がコンサート受付になっています。
受付係はMikoでした。
「チケットをここに入れてください。」
チケットをスキャンして読み取らせているようです。
スキャンが終わったチケットに受付のスタンプを押してくれて、席(赤い座布団)まで案内してくれました。
「ジイジの席はここです。はい、どうぞ。」
しばらくすると、ちいいちゃんもやってきました。
いよいよコンサートの始まりです。
1曲目の音楽が流れだしましたが、どうも皆の前で踊るのが恥ずかしいようです。
よっちゃんのサポートもあり、どうにか踊り終えました。
「ねえ、電気を暗くして。」
さっきは、煌々(こうこう)と電気がついていたので、皆の目線が気になって上がってしまったようです。
2曲目は電気を消して、ミラーボールだけにしました。
今度は、見事な踊りを披露してくれました。
踊りながら、皆に投げキスをしたり、ハイタッチをしたり、ウインクをしたりして、観客と一体感が生まれました。
激しい踊りなので、踊り終わると「ハアハア」と息が上がっています。
「アンコール。アンコール。」
3曲目の踊りのときにしんちゃんも入ってきました。
今度の曲もハイテンポです。
皆に投げキスをしたり、ハイタッチをしたり、ウインクをしたり、情熱的な踊りです。
最後の決めのポーズもバッチリ決まりました。
万雷の拍手です。
今日のコンサートは3曲で終了です。
「次のコンサートはいつやるの?」
「明日の次にやります。」
そう言って、チケットを皆から回収していきます。
「記念にチケットをジイジが持っていてはいけないの?」
「明日の次に、またこのチケットを使うから。」
楽しい夕べのひと時でした。
2024/9/8(日)
今日は体操教室です。
ママが「Miko、今日は何を頑張るのかな?」と聞くと
「鉄棒を頑張る。」とこたえました。
先生の補助がありましたが、逆上がりができました。
先生から「Mikoちゃん、逆上がり上手になってきたね。」とほめられました。
ママが、「Mikoが言った通り、鉄棒を頑張ってやってたよ。」と報告してくれました。
体操教室では、うれしいことがありました。
仲良しのさーやちゃんが、さーやちゃんが持っているお揃いのアクセサリーの一つをMikoにくれました。
さーやちゃんとMikoが、同じアクセサリーを一つづつ持つことになります。
帰ってくると、もらったアクセサリーをなくさないように、アクセサリー用の箱に仕舞っていました。