my dear granddaughter , Miko’s Diary
2025/1/20(月)
朝、2階から降りてきたときにジイジが
「おはようございます。」というと
「熱、もう下がった?」と、ジイジの風邪のことを心配してくれました。
「だいぶよくなった。」
「あと、3回寝たら治る?」
「うーん、あと1回かな。」
こうしたMikoの他人への優しさ、思いやりそして気遣いは、このまま大人になっても持ち続けて行ってほしいと願います。
2025/1/21(火)
先日のことですが、Mikoがジイジの部屋に入って来て、絵を描きたいと言いました。
去年のカレンダーの裏紙を渡した後、ジイジはちょっとだけ席をはずしました。
2,3分して戻ってくると、かわいらしい絵を描き上げていました。
絵を描くのがとっても早いのです。
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鉛筆で描いた後、色鉛筆やマジックペンで色を付けていきました。
小人の妖精が現れている様な感じの絵です。
ジイジはこの絵に一目ぼれをしてしまいました。
2025/1/22(水)
午後、よっちゃんといっしょに図書館に行って絵本を借りてきました。
図書館へ出かけるまで「アナと雪の女王」を見ていたのでしょうか、Mikoはエルサのドレスを着て、靴もエルサが履くような靴を履いて外に出てきました。
「Miko、エルサのドレスを着て、その靴を履いて図書館へ行くの?」と思わず聞いてしまいました。
ドレスの格好ではなく、寒くはないかと心配したのです。
そのままドレスの上にブルゾンを羽織り、ネックウォーマーを巻いて、よっちゃんが運転する自転車に乗って出かけていきました。
今日は、3月上旬並みのポカポカ陽気なので、ブルゾンを羽織れば十分でしょう。
そして、エルサの人形をよっちゃんに買ってもらって帰ってきました。
<エルサ大好き>なMikoなのです。
2025/1/23(木)
夕食を食べ終わる頃、ジイジがリビングに行くとMikoが手にお菓子を持ってやってきました。
ビニールの袋に入ったスティック状のお菓子です。
「ジイジ、このお菓子、お米で出来ているんだよ。
甘いお菓子なんだよ。」
お菓子の袋を右手に持って、聖火を高く掲げるように持って、踊りながら説明してくれました。
ちょうど、その時しんちゃんが帰ってきました。
しんちゃんは、ヒイジイジ、ジイジが罹ったのと同じ風邪の症状で辛そうです。
「しんちゃん、風邪治った?」
「まだ。」
「このお菓子食べる?」
「食べれない。」(声がガラガラです)
「甘いよ。」
「今は食べれない。」
「ごはんは?」
「ごはんも、食べれない。」
「じゃ、何を食べるの?」
「今は、水を飲んで、寝ていることにするよ。」
Mikoが2階へ上がるとき、いつもの「グッドナイト」の挨拶をしたときのことです。
「ジイジ、風邪治った?」
「もう治ったよ。」
「ジイジの風邪がしんちゃんに移っちゃたのかもしれないね。」
しんちゃんの風邪のことを心配していました。
こうして自然に出てくるMikoの他人への優しさ、思いやりそして気遣いは、大切に育んでいってほしいなあ。
2025/1/24(金)
明日はヒイジイジとの食事会です。
ヒイジイジは1月22日に97歳になったので、今回の食事会はヒイジイジの誕生祝をメインイベントに開催します。
よっちゃんの手助けのもとで、ヒイジイジへのプレゼントの製作に取りかかりました。
ヒイジイジの似顔絵を描いて言葉を添えた色紙と、粘土にMikoの手形を押して色を付けた置物です。
どちらも簡単にでき上るものではありません。
ヒイジイジの誕生祝までに完成させる予定のようです。
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去年、戸塚の夏祭りで釣った金魚ですが、2匹のうち1匹が水槽を飛び出して死んでしまったため、1匹では寂しかろうと、もう1匹買ってきました。
ただ、いきなり2匹をいっしょにすると、どちらかが病気だった場合に感染の心配があったため、別々に飼育していました。
もう一緒にしても病気の感染はないだろうと、先日、2匹を同じ水槽に入れましたが、よっちゃんがいきなり一緒にして2匹の間でトラブルが起こらないよう、水槽に仕切りを作りました。
新参者の金魚が水槽に慣れ、金魚同士も仕切り越しに触れ合うことで慣れてきたら、仕切りを外すそうです。
別に飼育していたドジョウ(2匹)も水槽に入れました。
金魚とドジョウの間はうまくいっているようです。
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2025/1/25(土)
ヒイジイジの97歳の誕生日祝いを兼ねての食事会を開催しました。
ヒイジイジにはモンブランケーキ、Mikoにはいつもの乳製品をつかっていないケーキ。
それぞれのケーキにのっているローソクに火をつけるところから食事会が始まりました。
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ローソクの火を吹き消し、続いて、ヒイジイジに色紙をプレゼントしました。
Mikoが頑張って描き上げた色紙です。
価値のあるプレゼントです。
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「ヒイジイジ、ハンバーグおいしいよ。食べて。」
ヒイジイジに食事をするように勧めます。
「よっちゃん、全部食べた?」
よっちゃんが「食べたよ。」と答えました。
しかし、お赤飯を盛った小皿がテーブルの下に置いてあることを知っているMikoは、よっちゃんの所まで走って行って、テーブルの下の小皿をテーブルに戻しました。
「まだ残っているよ。」
話に夢中になっているよっちゃんがお皿をテーブルの下に置いたのを、しっかり見ていたのですね。
「ジイジ、切干大根は食べられるの?」
「食べられるよ。」と答えると、さっと立ち上がって、お皿に取り分けてくれました。
Mikoの気配りは、食事会参加者の全員に向けられていました。
Mikoの気配り、気遣いとフットワークの軽いことには、いつも感心させられます。
食事の後にトランプのババ抜きをしました。
ババ抜きでは面白いことがありました。
ママがMikoからカードを引き、Mikoはジイジからカードを引き、ジイジはよっちゃんからカードを引き、よっちゃんはヒイジイジからカードを引き、ヒイジイジはママからカードを引く順番になっていました。
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ゲームが進み、ジイジはよっちゃんからジョーカーを引いてしまいました。
何かの拍子にジイジがジョーカーを持っていることを知ったMikoは、ジイジからジョーカーをサッと抜き取ると、ママの手持ちカードにジョーカーを入れてしまいました。
こうすれば、Mikoがジイジからジョーカーを引くことがなくなるという訳です。
安心してジイジのカードを引くことができます。
チョットずるだけど、「なかなか、かしこいな。」と思いました。
ヒイジイジがお昼寝中に、Mikoは公園に行きたかったようです。
でも、いまから公園に行くと、近所とは言え、ヒイジイジが帰る時刻までに公園から帰ってくるには時間が足りません。
「今から公園に行くと、遅くなっちゃうから行けないよ。」と言われ、大泣きをしました。
今から公園へ行くと、ヒイジイジとバイバイすることができなくなってしまう、ということなのです。
(そんな騒ぎの中でもヒイジイジは、熟睡していましたけど。)
「じゃ、ヒイジイジが帰る時に、車で公園に寄って、公園でヒイジイジとバイバイしよう。」と、ジイジが提案しました。
ママは歩きで、Mikoは自分の自転車に乗って公園へ行きました。
ヒイジイジの帰りに公園へ寄って、公園でバイバイをすることができました。
2025/1/26(日)
今日は、体操教室のある日です。
少し早めの時間にママと歩いて戸塚へ出かけました。
しばらくさーやちゃんと会っていないので、今日こそは会えるだろう、と期待して出かけました。
期待通りさーやちゃんに会うことができたそうです。
さらにうれしいことにさーやちゃんがMikoのためにお土産を買ってきてくれていました。
帰ってきたMikoから
「さーやちゃんからお土産をもらったんだ。海の砂だよ。石垣島に行ってきたんだって。」
と聞きました。
ガラス瓶の中にはピンクや白の小さな貝殻が入っています。
体操教室でさーやちゃんに会えなかったのは、石垣島に旅行に行っていたからなのですね。
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体操教室では、ずっとさーやちゃんの隣に並んで、体操をしたそうです。
列を作るときにさーやちゃんの隣になるように必死だったようです。
一度だけ、他の子がさーやちゃんの隣になった時
「さーやちゃんの隣がいいなー。」とMikoが言うと、その子が譲ってくれたそうです。
それほど、ずっとさーやちゃんと一緒にいたかったのですね。