my dear granddaughter , Miko’s Diary
2025/12/8(月) ぼくちゃんって誰?
夕食の時、ジイジが自分のことを「僕」と言ったところ、Mikoが、
「ボク?!」と驚いたことがありました。
「ジイジはね、子供の時から、自分のことを<僕>って言っていたんだ。
それでね、子供の頃、ご近所さんから<ボクちゃん>って呼ばれていたんだよ。」(ジ)
1週間くらい前、Mikoとそんなやりとりがありました。
それから、一緒に食事をしていると、Mikoがジイジのことを
「ボクちゃん。」と呼びます。
恥ずかしいので、ジイジと呼んでほしいのですが、ジイジの困った顔を見るのが面白いようで、
絶妙なタイミングでから、「ボクちゃん。」と声を掛けてきます。
もうひとつ、Mikoがジイジのリアクションを面白がることがあります。
誰でもそうだと思いますが、黒板を爪でひっかくような音を聞くと「虫唾(むしず)が走る」でしょう。
Mikoが食事をしている時、フォークやスプーンでお皿がすれるときに、この虫唾が走る音が出ました。
「Miko、ジイジはその音が苦手なんだ、その音を聞くと<虫唾が走る>んだ。」(ジ)
それからです、ジイジが油断している絶妙なタイミングで、わざとフォークでお皿をこすってキーキーと音を出します。
ジイジは、首を伸ばして、両手で首筋を掻(か)く仕草をします。
「ジイジ。むしずがはしった?」(ミ)
そうなんです。
最近Mikoは、ジイジのリアクションを見て楽しむことを覚えたのです。
(精巧なおもちゃ?)
2025/12/9(火) 朝の陽光で影絵遊び
朝食を、Miko、ヒイジイジ、ジイジの3人で摂るようになりました。
ちょうど朝食を摂る時刻に、朝日が部屋に差し込んできます。
ふすまと柱を明るい陽光が照らします。
最近、この光で影絵遊びをしています。
指でキツネ、イヌ、鳥、チョウチョなどを投影したり、手を蜘蛛(クモ)の形にして柱を登らせたりして遊んでいます。
本物の蜘蛛が登っていくような面白さがあります。
スプーンやフォーク、鉛筆などを投影して、物の当てっこをします。
新しい遊びです。
2025/12/10(水) ヒイジイジは空飛ぶ夢。ジイジは橋から落ちる夢。
夕食の時に夢の話になりました。
「ヒイジイジは、空を飛ぶ夢を見るんだってよ。」(よ)
「ヒイジイジ、空を飛ぶ夢ってどんな夢?」(ミ)
「最近は飛ぶ夢を見なくなったな。」(ヒジ)
「Mikoは、空飛ぶ夢見るの?」(ジ)
「見ない。」(ミ)
「Mikoは、怖い夢なんか見ないの?」(ジ)
「見ない。忘れちゃってる。」(ミ)
ジイジが子供の頃よく見た怖い夢の話をしました。
「ジイジが子供の頃によく見た怖い夢。
大きな川があってね、その川に電車が通る大きな橋が架かっているんだ。
とっても高いところに架かっている橋なんだ。
その橋をジイジが渡るんだけど、枕木の下に土がなくて、足元のはるか下が川なんだ。
しかたなく、線路の上を歩くんだけど、高いところだから風が強いんだよ。
ビューっと吹いてきて、バランスを失って川に落ちそうになるんだ。
線路につかまってぶらさがちゃっうんだよ。
段々疲れてくるし、風は強いし。
手が滑って、川に落ちていくところで、目が覚めるんだ。」
これは、本当に、よく見た夢です。
川に落ちていくときの胃袋が上がってくるような感覚で、目が覚めるのです。
そして、その後、話を少し盛って、ついつい面白くして落ちを付けました。
「Miko、目が覚めた時、ジイジはどうなったと思う?」(ジ)
「うーん。わかんない。」(ミ)
「おねしょをしていたんだよ。」(ジ)
2025/12/11(木) ムーミンキャラクターのミーに好かれてるのかな
昼間、よっちゃんがハッピーセットを買いに行っている間、久しぶりにMikoとトランプ遊びをしました。
「ジイジ、トランプで何する。」(ミ)
「スピードをやろうか。」(ジ)
「Mikoちゃん、どんなんだかわすれちゃった。」(ミ)
「ほら、赤と黒のトランプに分けて、数が続くトランプを出していって、最初に全部出した方が勝っていうゲーム。」(ジ)
「トランプの数はいくつまであるんだっけ。15?」(ミ)
「13あるんだよ。王様が13。」(ジ)
そこまで言うと、すっかり思い出したようです。
少し席を外して戻ってくると、トランプを赤と黒に分けて待っていてくれました。
勝負は伯仲しましたが、Mikoの勝でした。
間もなくよっちゃんが戻ってきました。
Mikoはハッピーセットのムーミンキャラクターの景品を集めています。
連続して3回、ミーだったので、今度こそはと期待が膨らみます。
箱を開けると・・・・
なんと、なんと、今回もミーでした。
「うーん、もう。ナギちゃんにあげちゃいたいな。」(ミ)
前回のミーはジイジがもらいました。
きっと、ミーにMikoが気に入られているのでしょう。
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ママは大森の小学校の応援でした。
初めて勤務したときに意気投合したママのお友達が働いている職場です。
お友達がMikoのために何か買ってあげてと、お金(千円)をくれたそうです。
お金を集めて貯金箱に入れて楽しんでいるMikoは、千円札を見て大喜びしていました。
貯金箱に、初めて、紙のお金が入りました。
2025/12/12(金) すったもんだのディズニーランド予約
東京勤務のママが一旦戸塚駅まで戻ってきて、戸塚でママをひろって、アパホテルへ行きました。
ここでトラブルが発生しました。
ママが、
「スマホで予約が取れない。△マークになっているのに、予約へ進まない。」
と言うのです。
いつもは前日に予約が取れていたのでしょうが、クリスマスや今週の日曜日が雨という予報もあり、土曜に予約が集中したのかもしれません。
ディズニーシーへ変更しようか、当日券を購入しようか。
Mikoはディズニーシーでもいいよ、と言ってくれました。
そんな、あたふたのなか、アパホテルへ行きました。
夜、Miko達に連絡すると、何とかディズニーランドの予約が取れたそうです。
△マークは「条件が整えば予約可能」ということなので、空き人数が少なかったり、キャンセルがあることを条件としていたり、条件によっては取れないことがあるそうです。
とりあえず、「予約が取れた」と聞き、安心しました。
Mikoは、ビデオモードにして、ホテルの部屋の中や、ホテルからの夜景の眺めを詳しくジイジに教えてくれました。
「すごい夜景だね。部屋は何階なの?」(ジ)
「12階。海も見えるんだよ。」(ミ)
Mikoの元気な声を聞けたこと、そしてなにより、ディズニーランドを楽しみにしていたMikoを がっかりさせるようなことがなくなり、ジイジは安堵しました。

2025/12/13(土) ディズニーランドも寒いんだろうな
今年一番の寒さです。
1月中旬並みの寒さで、強い北風が吹いています。
天気は晴れですが、海に近いディズニーランドは、ここよりもっと風が強いことでしょう。
この寒さの中でも、Mikoは嬉々として、楽しんでいるに違いありません。
ただ、ちいちゃんはこの寒さの中どうしているのでしょうか。
付き添うちいちゃんが、一番大変かもしれません。
2025/12/14(日) 楽しさ倍増のディズニーランド
お風呂の王様に寄って、後は寝るだけの状態で21時頃に帰宅しました。
今日はお疲れなので、ディズニーランドの楽しい話は、明日聞くことといたしましょう。
ママの話では、いろいろな乗り物に乗り、Mikoはとても喜んでいたそうです。
同じ乗り物でも、飽きるというようなことはなく、毎回新しい発見があってワクワクするのだそうです。
ところで、ディズニーランドの予約は、ホテルへ向かう車中で取れたそうです。
予約が取れなかった時のママは、顔面が蒼白だったとちいちゃんが言っていました。
ママとしては、Mikoの楽しみを台無しにしてしまうことに、自責の念に駆られていたそうです。
Mikoは「ディズニーシーでもいいよ。」と、優しい対応をしてくれたので、なおさらでした。
痛い教訓になったと、ママが言っていました。
そんなすったもんだがあったディズニーランドだったので、楽しさは倍増したかもしれません。
