my dear granddaughter , Miko’s Diary
2025/2/17(月)
夕食が終わると、キッチンの入り口で
「マシュマロを2つください。それから、クッキーもください。」と言います。
お楽しみの食後のデザートをお願いするときは、丁寧語です。
夕食をきちんと食べないと、お楽しみのデザートはいただけません。
「Miko、ブロッコリーがまだ残っているね。これを食べたからにしようね。」とママに言われ、
頑張ってブロッコリーを食べます。
これも、お楽しみのデザートをいただくためです。
「ください。」には、<頑張って夕食を食べたのだから、私にはご褒美のデザートを食べる権利があるのよ>という、気持ちが込められているのだと思います。
2025/2/18(火) 雨水
今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の「雨水(うすい)」です。
暦の上では、雪から雨へ変わる頃で、寒さが和らぎ農耕の準備が始まる頃です。
でも、実際の気候は、これから1週間続く「居座り寒波」の入り口の日で、最高気温が一桁どまりの寒い一日でした。
Mikoは、強い北風が吹く中でも、元気に保育園へ行きました。
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夜2階へ上がる前にYouTubeを観ていました。
韓国のショート動画で、女の人が二人、英語で歌を歌っている内容です。
ジイジも知っている歌だったので、動画と一緒に口ずさむと、Mikoも一緒に口ずさみました。
耳コピで、口ずさめるようになったようです。(全歌詞ではなく、歌詞の一部ですが)
動画を観た後、こんな会話を交わしました。
「ジイジ、これどこの言葉?」
「これは、英語だよ。」
「じゃ、場所はどこ?」
「あの動画は、韓国。」
「遠いの?」
「Mikoがいる国のお隣の国だけど、間に海があるんだ。」
「飛行機なら行けるね。」
「うん、そうだね。じゃ、Mikoが住んでいるこの国の名前知ってる?」
「にっぽん!」
ジイジが5歳の頃は、自分の住んでいる日本について意識したことはまったくありませんでした。
ましてや、外国のことについてはなおさらです。
テレビもない頃でしたから、子供のジイジにとって、世界はごくごく狭い範囲でした。
Mikoとジイジの年代の差は63年ですが、この間に世の中の仕組みが大きく変わってしまったのですね。
この変化が良いのか、悪いのかは分かりませんが、子供の適応能力は大したもので、難なくその時代に適応して順応していくのですね。
2025/2/19(水)
よっちゃんといっしょに図書館で絵本を借りてきました。
図書カードが見当たらないので、ジイジの図書カードをMikoに手渡しました。
「これMikoちゃんの図書カード?」
「ジイジの図書カードだよ。ジイジのカードでも借りることはできるから。」
図書館に寄った後、柏尾川にいるコイに餌やりをするために食パンを持って出かけました。
借りることができる限度の10冊の絵本を借りてきました。
「コイにパンをあげたの?」と聞くと
「今日はあげなかった。」のだそうです。
今日も、北風が強く吹き付けるとても寒い日でした。
昨日よりもいっそう寒く感じました。
こんな日は、川辺に降りたら、寒くて餌やりどころではありません。
風邪をひいてしまうかもしれません。
今度の3連休までは寒波が居座るそうなので、川辺に降りてコイに餌やりをするのは、もう少し気温が緩んでからの方が良さそうです。
2025/2/20(木)
以前、Mikoはお化粧に興味があることをブログに書きましたが、その中でもアイシャドーに興味があるようです。
特に「アナと雪の女王」のエルサの衣装を着た時、エルサになりきるために、アイシャドーをします。
「あれ!? Miko、アイシャドーしている?」とジイジが言うと、ちょっとはにかみながら、こっくりとうなずきます。
Mikoのエルサ大好きは、しばらく続きそうです。
2025/2/21(金)
仕事が終わり、夕食前にヒイジイジの食パンの買い出しに行くことにしました。
すると、ちいちゃんに「Mikoの買い物もしてきてくれる?」と頼まれました。
買う品物を聞いて、出かけようとすると、Mikoが
「ジイジ、何を買いに行くの?」とやってきました。
「これから、ヒイジイジのパンと、Mikoのお買い物をするんだよ。」
「食パン?」
「そうだよ。」
「ジイジのは何を買うの?」
「ジイジは、飲み物を買おうかな。」
「よっちゃんにもメロンパンも買ってきてくれる。」
いつもながら、気配りのあるMikoでした。
2025/2/22(土)
来週の3月3日は桃の節句です。
今日、ひな人形を飾りました。
Mikoはよっちゃんと一緒に1時間以上かけて、3段飾りのひな人形を丁寧に並べていきました。
素手でひな人形を触ってはいけないので、手にビニール手袋をはめ、両手でひな人形をしっかり持って、ひな段に置いていきました。
上段には、お内裏様(男雛)と おひな様(女雛)。
中段には、三人官女。
下段には、官女二人。
三宝(さんぽう)、 雪洞(ぼんぼり)、 菱餅(ひしもち)、丸餅 を並べ、高杯(たかつき)に小さな食器を載せました。
右近の橘(うこんのたちばな)、左近の桜(さこんのさくら)も置いていきました。
おひな様の持ち物の扇(おうぎ)はあったのですが、お内裏様の持ち物の笏(しゃく)が見当たりませんでした。
紛失したのでしょうか?
そんなことがありましたが、Mikoは最後まで楽しんでひな人形を飾り終えることができました。


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飾り付けが終わり、ママとお出かけをしました。
はっきりした行先は分かりませんが、ママからちいちゃんの携帯にビデオ通話がありました。
ビデオにはMikoが出て、雪が舞っていることを伝えてくれました。
強い寒波の影響です。
積もるような雪ではありませんが、ひょっとしたら、今季初めて見る雪だったかもしれません。
豪雪地帯の人はそうは言っていられませんが、ここ横浜で雪を見る機会はそうそうありません。
なので、空からふわふわと舞い降りてくる白い雪を見ると、わくわくしてきます。
Miko達が雪を見ていると、ベンチに座っている変なおじさんが
「この白いのは、雪ではなくて、私のフケかもしれない。」と言っていたと、ママが言っていました。
完全なるおやじギャクです。
おやじも、珍しい雪を見て、思わずギャクを飛ばしたくなったのかもしれません。
2025/2/23(日) 天皇誕生日
ママと ららぽーと に行きました。
自転車で戸塚に出て、そこから電車で鴨居駅というルートです。
乗り換えがあってちょっと大変ですが、電車でお出かけも良い経験になると思います。
今日も寒い一日で、帰ってきたMikoの手を握ると、かじかんだ冷たい手をしていました。
ジイジが「寒さでMikoの手冷たいね。」と言うと、その手でよっちゃんの腕をつかんで
「どう。Mikoちゃんの手冷たいでしょ。」と言っていました。
ジイジは、家の中でも完全防寒の服装です。
暖房器具が電気ストーブで部屋がなかなか温まらないということもありますが、
家の中でも厚手の靴下、レッグウォーマー、ネックウォーマー着用です。
外出するときは、さらに手袋と耳当てが必須アイテムです。
冬は好きな季節なのですが、寒さには弱いようです。
そんなジイジに比べ、
Mikoは、寒さをも楽しんでいるように見受けられます。