my dear granddaughter , Miko’s Diary
2025/2/24(月) 振替休日
Miko、ママ、よっちゃん、ジイジの4人で保土ヶ谷プールへ行ってきました。
途中ハプニングもありましたが、終わってみると、思い出いっぱいの楽しい一日になりました。
まずはハプニングからです。
戸塚駅東口の4番線のりばから9時30分発のバスに乗る予定で、自転車に乗って家を出ました。
ジイジはあまりスピードを出せないので、皆より遅れ気味でした。
そのせいか、JR地下改札口近くの階段を上がり、4番線のりばに到着したとき、2分前にバスが出て行ってしまったところでした。
次のバスは10時11分までありません。40分後です。
これが、第一のハプニングでした。
ママの機転で、電車で保土ヶ谷駅まで出て、保土ヶ谷発10時10分の「権太坂上」へ向かうバスで行くことになりました。
このコースだとここでバスを待つよりも20分くらい早く到着するのだそうです。
保土ヶ谷でバスに乗り、一つ手前の「権太坂」の停留所まで到着したので「Miko、次で降りるからね。」と言ったとたん、ピタッと止まってしまいました。
しばらくすると、救急車がサイレンを鳴らして通り過ぎていきました。
どうも、この先で事故があったようなのです。
しびれを切らせた乗客の一人が「ここで降りたい」と運転手に申し出たところ、扉を開けてくれました。
私たちも、それに倣(なら)って下車しました。
いつ動き出すか分からない状態で待つよりも、歩けば着実に目的地に向かうことができます。
ところが、50mも歩かないうちに、さっきまでの渋滞が嘘のように解消し、私たちをバスが追い越していきました。
これが、第二のハプニングでした。
でも、いいこともたくさんありました。
その一つは、保土ヶ谷プールの室内に展示しているりっぱな雛飾りを見ることができたことです。
Mikoと受付の前に飾ってあるお内裏様とお雛様を見ていると、受付の女性が「こちらにも大きな雛飾りがありますよ。」と、受付の後ろの階段に飾っているひな雛飾りを指さしました。
この時期でなければ見ることのできない、りっぱな雛飾りを見ることができました。

二つ目は、室内の観覧席(休憩所)で、おいしいお弁当を、おしゃべりしながら、楽しく食べたことです。
プールで遊んでお腹はペコペコです。
朝早く、よっちゃんが丹精込めて作ってくれたお弁当は、格別でした。

三つめは、児童遊園地の公園で、おもいっきり遊んだことです。
ジイジは荷物番をしていたので、公園に来ている子供連れの家族を観察することができました。
その家族達の中で、坂を登ったり降りたり、すべり台を滑ったり、一番アグレッシブに、そして一番長い時間遊んでいたのはMiko達でした。

四つ目は、大好きな揚げパンを食べたことです。
東口のラピス1の地下1階にあるエピシェールの揚げパンがお気に入りです。
アイスを我慢して、今日のお出かけの締めくくりとしてMikoが選んだ揚げパンです。
エピシェールで揚げパンを買った後、西口のサイゼリヤの前にあるベンチまで移動し、ベンチに腰掛けて揚げパンを食べました。
Mikoの顔ほどもある大きな揚げパンですが、完食でした。

プール遊びが楽しかったことは言うまでもありませんが、ハプニングがあったこと、いいことや楽しかったことを含めて、今日という日そのものが楽しい一日でした。
2025/2/25(火)
「三つ子の魂百までも」とうことわざがありますが、5歳のMikoに生後数か月の頃のMikoと変わらない特性を垣間見ることがあります。
生後数か月の頃、Mikoが何かをしているときに手を貸そうと思って手を差し伸べると、小さなモミジのような手で私の指を払いのけたものでした。
他人の手を借りずに、自分でやりたい、という意思の表れです。
そして、自分で何度やってみてもうまくいかないと、しまいに癇癪を起して、手に持っているものを投げ捨てていました。
例えば、カギを鍵穴に差し込んで、扉を開けるおもちゃで遊んでいるとき、カギをうまく差し込めない様子なので手を差し伸べると、その手を払いのけるのです。
そして、自分で何度やってもうまくいかないと、しまいに癇癪を起して、そのカギを投げ捨てるのです。
片言をしゃべれるようになる頃、「ちがう」という言葉を覚えました。
何度やっても思うようにできず、癇癪を起したときに「ちがう」と言うのです。
Mikoの中では、ちゃんとできるというイメージがあるのでしょう。
だからこそ、自分でやってみたいのだと思います。
そのイメージ通りにできない時、そのいら立ちの感情を表現する言葉が「ちがう」なのです。
先日、おもちゃに貼るシールを逆に貼ってしまったことがありました。
すると、「逆に貼っちゃった。」と言って泣き出しました。
「上手にはがして貼りなおせば大丈夫。」と言っても
「くしゃくしゃになっちゃう。もうこのおもちゃ捨てる。」と言って、投げ捨てました。
物心がついたころのMikoと同じです。
物心がついたころのMikoだったら、この時「ちがう」と叫んでいたことでしょう。
ひとしきり泣いていましたが、「くしゃくしゃになるか、ならないか、やってみないとわからないよ。」と皆に言われて、Mikoは落ち着きを取り戻し、泣き止みました。
「自分でやってみたい」という意欲は、Mikoが物心ついた時から持っている素晴らしい特性だと、ジイジは思います。
この特性を上手に、良い方向に伸ばしてあげなくてはいけませんね。
2025/2/26(水)
ジイジが16時にお迎えに行きました。
Mikoのクラスは屋上で遊んでいる時間帯なので、まっすぐ屋上へ向かいました。
Mikoは なりちゃん と遊んでいて、まだ、一緒に遊んでいたいようでした。
Mikoと階段を降りているときに
「ジイジ。なりちゃん と一緒に帰っていい? ねえ、いいでしょ。」と言います。
「なりちゃん のママが、すぐ迎えに来てくれるの?」
「うん。」
「じゃ、教室で待っていようか。」
「教室で待ってちゃいけないんだ。(保育園の)外に待つところがあるんだよ。」
そこは、保育園を出てすぐのところで、保育園の入り口を見渡せる少し小高くなった傾斜地で、桜の木と花を咲かせたスイセンが植えてあります。
保育園を出てその場所へ向かって歩いていると、屋上から「Mikoちゃーん。」と呼ぶ声が聞こえてきました。
振り返って見上げると、数人のお友達が屋上の柵の隙間から、こちらを見ていました。
「Mikoちゃーん。帽子かぶってるよー。」
一人の子が、帽子を教室へ置いて帰らずに、帽子をかぶったままでいることを教えてくれました。
他の子供たちも
「Mikoちゃーん。何してるのー?」「Mikoちゃーん。これから帰るのー?」「Mikoちゃーん。バイバイ。」
と口々に声をかけてくれました。
Mikoも屋上を見上げながら「バイバイ。またね。」と大きな声で答えていました。
Mikoは、お友達から好かれているようです。
5分ほど待っていると なりちゃん と ヒロヤ君 がお母さんと一緒に出てきました。
そして、3人で遊びが始まりました。
桜の枝を拾ったり、黄色やピンクの花を摘んだり、遊びが終わる様子がありません。
10分くらい遊んだところで、なりちゃん のママが声をかけてくれて、ようやく「バイバイ」しました。
Mikoの「ジイジ。なりちゃんと一緒に帰っていい? 」というのは、「一緒に遊んでいい?」ということだったんですね。
「保育園の外で待つところ」は「遊ぶところ」でもあったのですね。
2025/2/27(木)
お風呂場でよっちゃんがMikoに何か話をしているようです。
夕飯を終わって、よっちゃんから何を話していたかを聞きました。
よっちゃんがお迎えに行ったときに、お友達がMikoに「よっちゃんがお迎えに来たよ」と教えてくれたそうです。
でも、Mikoは遊びに夢中で、教えてくれたお友達に反応をしなかったのだそうです。
お友達がMikoの袖を引っ張て、よっちゃんが来たことを教えてくれても、遊びに夢中で反応をしなかったのだそうです。
その時のMikoの態度について、よっちゃんが
「Mikoちゃんと呼ばれたら、呼んだ人の方を向いて、その人の顔を見るようにしようね。
もし、呼んでも、こっちを向いてくれなかったら、呼んだ人は悲しくなるよね。
逆にMikoちゃんがお友達に話しかけても、お友達がMikoちゃんの方を見なかったどう思う?
呼ばれたら、ちゃんとその人の方を見るようにしようね。
そうすれば、お友達とも仲良くなれるよ。」
そのように諭(さと)したのだそうです。
Mikoは、神妙に聞いていました。
よっちゃんは、そうした対応はきちんとしなければいけないと、強く思っているようです。
人の心を傷つける態度はしてはいけない、とうことです。
たとえそれが、無意識に行われる行為であっても、できるだけ人の心を傷つけないようにしよう、ということなんだと思います。
お風呂に入っている間、やさしくMikoに諭していました。
こうしたことは、お友達関係を築き始める今の時期に、ちゃんと教える必要があると、よっちゃんは考えているようです。
よっちゃんは、かなり、理性派タイプの人間です。
こんこんと諭していました。
2025/2/28(金)
ユズちゃんが高校に合格したという連絡がありました。
うれしいという気持ち、ほっとしたという気持ち、いばらの道が待っているかもしれないけど乗り越えてほしいという祈りの気持ち、悲喜こもごもです。
でも、今は素直に「おめでとう」と言いたいです。
歳を重ねると10年くらい前のことが、つい最近のように思い出されることがあります。
ユズちゃんの合格を聞いて、この10年のことが、蘇ってきました。
Mikoも、あと10年したら、高校です。
そして、その時ジイジは78歳になります。
ふと、命はバトンタッチのように、引き継がれていくものなのだろうか、という思いが湧(わ)いてきました。
2025/3/1(土)
ちいちゃんは、今日、湘南鎌倉病院でポリープ切除の手術をしました。
1月11日に小さなポリープを切除したのですが、その時切除できなかった大きなポリープの切除手術です。
日帰りとはいえ、全身麻酔をかけての手術です。
しんちゃんが送り迎えをしてくれました。
病院へ出かけるとき、Mikoとよっちゃんも一緒に行ってくれました。
Mikoには手術がどういうものか、まだ分からないかもしれませんが、少なくても注射よりも大変だということは分かります。
ちいちゃんが夕方帰宅して、横になっていると、「お腹痛い?」と気にかけていました。
術後の無理は禁物です。
ちいちゃんが静養できるように皆で協力していきましょう。
2025/3/2(日)
ママが来年度の保育園の父母会の役員に選任されたことは、以前のブログに書きましたが、前任者との引き継ぎの会合が10時からありました。
Mikoもいっしょに参加しました。
同じクラスのミユちゃんも来ていたので、会合中は、いっしょに遊んでいたそうです。
ちなみにママは、進級や卒園関連の担当になりました。
午後は体操教室に行ってきました。
さーやちゃんは来ていなかったそうです。
来週の日曜日は、ジイジは有休をとって体操教室の見学に行きます。
ジイジは、まだ、さーやちゃんに会ったことがないので、会えればいいな、と思っています。