少子高齢化で地域コミュニティ維持が困難に

昨日(6/8)、父の家に行くと
「どうですかね。今日は、やりますかね。」と尋ねてきました。

ポツポツと雨が降っています。

「大丈夫でしょう。天気予報では曇りだったから、ウォーキングはやるでしょう。」

今日は9時半から老人会(新芽会)でウォーキングが開催されます。
ウォーキングの後、引き続いて町内会館で定例の老人会が開催されます。

今朝(6/9)、父にウォーキングのことを聞いてみました。

「ウォーキングへは行かなかった。15分遅れで老人会の方は参加した。
Oさんはウォーキングに参加したけど、全部(全行程)歩かないで、途中で戻ったって言ってたな。」
「そうだよね。9時半ころは小ぶりだけど雨が降ってたしね。老人会は何人くらい出席していたの?」
「男7人、女8人。
それで、Tさんがね、脱退したんだ。他にも脱退した人がいて全部で3人脱退するそうだ。」

実は、4月の新年度から老人会は偶数月に開催されることになりました。
高齢化のため、老人会に出すお菓子の買い出しなどの準備が負担になってきたことが、主な理由のようです。

母が健在だったころは老人会の出席者は50人を超えていました。
定例の老人会だけではなく、手芸クラブ、踊りクラブ、体操クラブなどクラブ活動も盛んで、文化祭のような催しも行っていました。

わずか15年で、存亡の危機に直面しています。

少子高齢化がもたらす大きな社会問題です。

少子高齢化の恐ろしさの縮図がここにありました。

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ご近所に梅の木を植えているお宅があります。
そのお宅は90歳(女性)の一人暮らしです。
梅の木から落ちて、道路にたくさん梅の実が転がっています。
庭木の手入れができないので、ほったらかしです。
父はその梅の実を拾い集めて、梅干しづくりをしようと計画しているようです。
「塩があまりないんだ。」
「今度、一袋買ってくるよ。」

別に梅干しを食べるためにつけるのではありません。

父の「遊び」なのです。

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