排せつの管理は重要です

父を介護していて「排せつ管理」がとても重要なことだ、ということが分かってきました。

口から摂取した食物は、消化・吸収されて体の構成成分やエネルギーになります。
それ以外の、消化・吸収されなかったものは排せつされます。

それが人間を含めた多くの生物の自然の理(ことわり)です。

排せつされず便秘になると、様々な悪影響が出てきます。

● 腸内で腐敗し、有害物質が発生
→ 腹痛、ガス、膨満感
→ 便が硬くなる

● 有害物質が腸から吸収される
→ 頭痛、肌荒れ、疲労感
→ 免疫力の低下

● 腸内細菌のバランスが崩れる
→ 下痢と便秘の繰り返し
→ アレルギー悪化の可能性

● 重度では「腸閉塞」や「宿便」
→ 強い痛み
→ 医療処置が必要になることもある

高齢の父にとって、命に係わる問題になりかねません。

父の排せつの間隔は一定ではなく、長い場合は10日前後です。

しばらくぶりに便が出たときは、その後、2日くらい便がでます。

間隔が短い場合は良いのですが、1週間以上便がでないときは、便が固くなり、踏ん張っても自力で出すことができません。

そのため、自分でおしりの穴に指を入れて掻きだそうとしていました。

そうすろと、汚れた手で、自分の顔や服、壁などさわって汚してしまいます。

7月からは便が出る兆候があったら、バスルームに連れて行き、私がおしりの穴に指を入れて掻きだすようにしています。

やや硬い便が結構でてきます。

ここまでしておくと、多少腸内に残っていても、自力で出すことができます。

浣腸も一時期検討しましたが、リスクがあるそうです。

浣腸液が直腸に入ると、直腸への急な刺激が起こり、その刺激が迷走神経を強く刺激します。

迷走神経は副交感神経の中心で、

  • 心拍数を下げる(徐脈)
  • 血圧を下げる
  • 血管を拡張する

という作用を持っています。

高齢者は、急激な血圧低下によって失神することもあるそうです。

父がデイサービスで意識消失をしたのも、この迷走神経が関係している可能性があります。

1週間以上排せつしていない場合、おならが出始めるなどの、排せつの兆候が見られます。

何度もトイレに立つようになったり、ウォシュレットをいつもより長い時間使ったりするのも排せつの兆候です。

こうした兆候を注意深く観察して、排せつの介助をしてあげることが重要です。

父に「手でおしりをさわらない。」と言うよりも、私の日頃の観察とタイミング図る判断力が問われます。

今年に入っての大便をしたときの記録を、父の日記から抜粋しました。

年月日備考
2026年1月2日大便
2026年1月14日大便
2026年1月25日大便 AM2時(大量) 昨日は少しでも飲んだり食べたりすると痰が絡まり苦しくなり、あまり食事をしなかったのは、大便の影響もあるのか?
2026年1月27日大便が服につき上着、ズボンともウンチがつく。〇〇が風呂場で洗うが、のぼせて記憶一時失う。その時少し大便漏らす。その後ベッドに入るがしばらくすると自力でトイレに行きそこでも大便をする。
2026年2月3日大便(大量、やや柔らかめ) 風呂場で〇〇がお尻を洗ってくれる 少しおむつに漏らすが部屋を汚すことはなかった
2026年2月11日7:00 37度 10:50 37.4 痰が絡む。<午前中食欲なし。バームクーヘン、プリン> 尿で布団が濡れる・シートをつける 大便
2026年2月22日朝4:00父が畳に座っていた。畳やシーツに大便。〇〇が洗ってくれた。
2026年3月7日0:00介護パジャマのファスナーをおろし、ズボンとおむつも下げていた 日中は自分でトイレに行く 尿取りパッド(5:00,11:00,14:00,16:00)
2026年3月15日大便
2026年3月21日大便
2026年3月28日握りこぶしより少し大きい少々固めの薄茶色の便
2026年4月2日デイサービスで意識を失う
2026年4月14日7:30大便大量(やや柔らかめ)におむつにするが、手で触り体と衣服を汚す。バスルームでシャワー。
2026年4月15日握りこぶしより少し小さいウンチを廊下に落とす バスルームでシャワー。突っ張り式手摺り設置。
2026年4月18日ウォシュレットを流しているときに左手でお尻を触るため手にウンチがつく
2026年4月20日大便
2026年4月21日AM8:00大便
2026年4月22日大便
2026年5月6日AM6:30大便 バナナ2本(はちみつ) 煮魚5口くらい カロリーメイト3分の1 味噌汁半分
2026年5月8日AM6:00大便
2026年5月19日AM8:00大便少し 夜2時間おきにトイレのためパッド汚れず 9:30うんちが防水シートについている、〇〇が体を洗う
2026年5月28日15:40デイサービスから意識消失との連絡 5分ほどで意識回復 16:00帰宅して大便 
2026年6月6日まとまった量の大便(1回目:小指くらい 2回目:少々 3回目:握りこぶし1.5個分) 大便の兆候としておならがでる。昨日からおならが出始めていた。
2026年6月11日夕方から大便のためトイレに何度か立つがほんの少しの量
2026年6月19日大便
2026年6月25日デイサービスで意思消失
2026年7月3日固い便で入り口で詰まっているため、風呂場でおしりの穴に指を入れて掻きだす。
2026年7月4日今朝、柔らかい便がでたので、これで出し切ったようだ。
2026年7月10日大便
2026年7月15日13:00まとまった量の大便 硬さは良好
2026年7月21日大便
2026年7月28日8:00風呂場でおしりの穴に指を入れて掻きだす
2026年8月1日1回名握りこぶし3分の1くらい 2回目まとまった量
2026年8月5日まとまった量
2026年8月15日朝風呂場でおしりに指をいれて掻きだす
2026年8月16日9時過ぎ握りこぶしくらいの健康そうな便
2026年8月19日握りこぶし弱の大便を自力で出す。(健康状態良)
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