父のデイサービス利用が決まりました

父は先月96歳になりました。
昨年の4月に要支援1の認定を受けるために、健康診断や医師の問診や認知テストを受けましたが、特に悪いところはありませでした。
認知テストは高得点でした。
普通の声の大きさで話してもしっかり聞き取れます。
老眼鏡を使用していますが、新聞を読んだり、日記を欠かさず書いています。

食事は、家内が作ってくれたものを、私が毎日届けていますが、畑で作った野菜を自分で調理することもします。

とはいっても、そこは96歳、腰は曲がっていますし、歩くのは亀のようにゆっくりです。
だんだんと、肉体的に、以前出来ていたことが、出来なくなってきています。
そうしたことを、否応なく突きつけられて、本人が衰えを自覚し始めています。

父の周りの状況の変化も、自分の年齢(高齢)を意識する契機になっているようです。
共同で借りている畑が今夏で終了となるため、大好きな畑仕事ができなくなります。
先月は、父の妹が91歳で亡くなりました。
町内の男性では、父が最高齢になってしまいました。

そうはいっても、本人は決して悲観していません。
自然の摂理を受け入れる心境になっているということです。

父は、いままで、デイサービスに行って自分の時間を束縛されることに抵抗を感じて、行くことを拒んでいました。
しかし、こうしたこともあってなのか、最近、心境に変化があらわれ、行く気になってくれました。

本人が、行く気になったのならグズグズしてはいられません。
さっそく、先日デイサービスの予約を入れ、本日見学に行ってきました。

亡き母がデイサービスを利用するとき、母を伴って父と一緒に施設を3件見学をしたことがあります。
そのとき、ここの施設も見学しました。
母のときは、母の希望で、今回とは別の施設を利用することになりました。
父に、母と同じ施設を利用するか聞いたところ、母が行った施設は自分に合わないといいます。

今回見学した施設は、父の家と私の家の中間にあって、距離も一番近場の施設で、立地条件は良いところです。
施設内はゆったりしたスペースがあり、お風呂の利用もできます。
庭も広いスペースがあり、ちょっとした散歩や、外でイベントができます。
体操や運動を中心としたメニューで、書道などの趣味的なものに参加することができます。

今回見学した施設を利用してみようという本人の希望もあり、利用する意思を施設の方に伝えました。

これから、担当するケアマネジャーを選んでもらい、ケアマネジャーの自宅訪問などの後、デイサービスの契約を取り交わします。

契約締結の数日後から利用可能とのことです。
要支援1なので、利用は週1回です。

週1回であれば、それほど自分の時間を束縛されるということはありません。
話し好きの父にとって、週1回、よい刺激を受ける場になってくれるのではないかと思っています。

元気とはいえ、96歳。
父の状況に応じた、父にとってよい環境を提供してあげたいと思います。

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