以前のブログで大便の後のウンチの拭き取りに父が難儀していることを掲載しました。
父はトイレットペーパーで拭き取った後、風呂場に行き、手に石鹸をつけてオシリを洗っています。
普通にトイレで用を足すときは、その方法でも拭き取れますが、無理な姿勢なので危なっかしく、バランスを崩しかねません。
オムツの中で漏らしてしまった時は、ウンチがオムツの中で背中の方まで回ってしまうので、今の方法で拭き取ることはできないでしょう。
楽天市場で注文をした「TOTO携帯ウォシュレット」(YEW350)が今日(1/8)入荷しました。
早速、梱包を解いて使い方を確認しました。

まずは使ってもらって、使い勝手や、コツなどをつかんでもらうしかありません。
オムツの中で漏らしたときにも、使えるかどうかも、使ってみなければ分かりません。
父に「TOTO携帯ウォシュレット」を見せて、トイレの時に使ってみることを説明しました。
もちろん、その時は私が付き添うわけですが。
父のトイレのことを家族に話したところ、よっちゃんがトイレ用品を色々用意してくれました。
ウォシュレットで濡れたオシリを拭くためのファイバータオル。
トイレを清掃するための用具。
衛生観念の乏しい父を心配し、色々と買いそろえてくれました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昨年の11月21日のブログにも掲載したNさんが亡くなりました。
先日(1/3)偶然にもさっちゃんに会いました。
横断歩道を渡っているさっちゃんに私が気づくと、ほぼ同時にさっちゃんも私に気づきました。
さっちゃんはNさんが亡くなったことを話してくれました。
「(2024年)暮れの29日に母が亡くなったんです。
お医者さんの到着が遅くなって、亡くなってから2時間くらいしてから到着したので、死亡診断書の日付けは30日なんですけれども。
亡くなる前には、腎臓、肝臓、肺、心臓など内臓の働きが衰えていて。
だから、けっこう浮腫み(むくみ)もあって。
でも、最後はケアプラザの人達にも看取られながら、静かに亡くなりました。
102歳でした。
老衰と医者が言ってました。」
「そうですか。ご愁傷様でございます。でも、102歳というお歳を考えれば、大往生でしたね。
私の母も、暮れの29日に亡くなりました。」
偶然の出会いは、Nさんが亡くなったことの報告でした。
父にもNさんのことを伝えなければいけませんが、聞けばきっとショックを受けるだろうと、案じました。
「102歳のNさんも頑張っているんだから。」は父の口癖であり、負けてたまるかとの生きる原動力にもなっていたはずです。
そして、それを今日(1/8)父に伝えようと決めていました。
新芽会(老人会)がある1月13日に他の人から知らされる可能性もあるので、私の口からきちんと伝えたかったのです。
父は、「そうか、亡くなったか。」とがっかりはしていましたが、「これも自然の理(ことわり)だな。」と受けとめ、「俺は後10年は生きないといけないからな。」と前を向いていました。