足の親指の付け根の激痛で通院してから1週間がたち、病院へ行ってきました。
医師が血液検査の結果を示して
「尿酸値は5.7mg/dlで正常値ですね。痛風発作の時は、尿酸が析出して結晶化するので、一時的に尿酸値が下がることがあります。それでも、(良くても)6 mg/dlの後半くらいだろうと思っていましたが、この値であれば正常値です。薬の治療を予定していましたが、正常値なので薬の治療はできません。」と言われました。
私は、ここ4,5年尿酸値が高止まりしていること、特に糖質制限をしてから基準値を超えることがあることなどを話しました。
先生からは、「偽痛風というものもあるんですよ。でも、発症した部位や状態を見る限り、痛風の症状でしたね。」とも言われました。
「偽痛風? 痛風のまがい物?」と頭の中で?マークが点灯!
「偽痛風」はピロリン酸カルシウムの結晶が、関節の軟骨組織に蓄積して炎症を起こすことにより、発症するそうです。
60歳以上の高齢者に多いそうです。
ネットで調べると、痛風よりも痛みは軽いといわれていますが、発熱を伴い、膝関節、肩関節、足関節などの大関節で起こりやすく、変形性膝関節症を合併することもあるとのこと。
来月7日に会社の健康診断があることは、医師に伝えていましたので、次はその結果が出たら来院してください、と言われました。
そして、腎機能の指標であるクレアチニンは0.92 mg/dl、eGFRは64 ml/min/1でどちらも正常値でした。
ちなみに2,3カ月間の血糖値の指標であるHbA1Cは6.0%で、まずまずでした。
ところが、LDLコレステロール値が221 mg/dlで大幅に高値でした。
(正常範囲、60 mg/dl~119 mg/dlなど。機関により基準が分かれる。)
前回の受診のとき、2021年度の健康診断書のLDLコレストロールの値を見て、治療が必要なレベルであると指摘を受けていました。
実は、糖質制限をしてからLDLコレステロール値は200 mg/dlを超えるようになりました。
一方、HDLコレステロールは60 mg/dlを常に超えています。
HDLコレステロールが60 mg/dlを超えていれば、LDLコレステロール値は気にしなくても良いという考えがあります。
私は、その考えに賛同しています。
今までかかった医者から、LDLコレステロールを下げるスタチン系の薬を処方されたことがありますが、スタチン系の薬は副作用があったため、服用を止めました。
今の医師も、当然、LDLコレステロールについて治療を勧めてくるとおもっていました。
治療を勧められた際は、スタチン系の薬は副作用があったので、それ以外の機序で作用する薬をお願いしようと決めていました。
医師から「スタチンはメバロン酸から先の合成を阻害する薬ですが、では、機序の異なる薬を処方しましょう。」と言われ、「エゼチミブ錠10mg」を処方してもらいました。
メバロン酸から先は、いくつかの合成物質が作られ、最終的にコレステロールが合成されます。
コレステロールの合成だけでなく、その過程の合成物質も阻害されるため、例えばミトコンドリアでエネルギーであるATPが枯渇して筋肉痛などが起こることがあります。
エゼチミブは、小腸におけるコレステロールの吸収に関わる小腸トランスポーターの働きを阻害し、血液中のコレステロールを低下させる薬、とのこと。
このようなわけで、痛風のため尿酸を下げる治療をするものと思っていましたが、予想に反して尿酸値は正常だったため、7月の健康診断の結果などで経過をみることになり、高値のLDLコレステロールを下げる治療を「エゼチミブ」で行うことになりました。
私は、医者のいうことを鵜呑みにできません。
医者の意見も一つではありません。
であるならば、納得のいく説明をしてくれる医師のもとで治療を受けたいと思っています。
LDLコレステロール治療について、医師が私の意見を受け止めてくれて、治療方針の説明もしてくれたので、納得いくかたちで治療に入れます。
追記
今年に入って病気の報告が多くなっていますが、ぷろぐらま―を目指すジイジは、着々とプログラムの構想を練っています。
血糖値管理のシステムをWeb版にするために、HTMLとCSSを勉強している最中です。
HTMLとCSSを使って画面フォーマットの試作版を作っています。
また、JavaScriptでグラフ作成の勉強もしています。
しばらくは、庭の改善計画の報告がメインになりそうですが、プログラミングの準備をすすめていますので、ご安心あれ。