6月14日、痛風を発症しました。
午前中は何ともなかったのですが、午後になりクロックスのサンダルを履いて、庭の片づけをしている時に左足の親指の付け根に、サンダルとこすれるような違和感がありました。
徐々に痛み出し、確認してみると少し赤く腫れていました。
18時過ぎ頃でしょうか、特に歩行するときに痛みがひどくなり、腫れも広がり熱をもってきました。
痛風は尿酸値との関連が高い病気です。
会社の健康診断の結果報告書に、基準値は2.1~7.0mg/dlと記載があります。尿酸値が高いと痛風や尿酸結石、腎結石などを発生するリスクが高まります。もともと尿酸値が高い傾向はあったようですが、糖質制限を始めた2020年から、尿酸値が上がり始めたため、水分を多くとるなど、痛風にならないよう注意していました。
下のグラフは、2019年以降の健康診断や病院検査の尿酸値の値です。
なので、この症状が起きたとき、これは「痛風」に違いないと直観しました。
翌朝、痛みはひどくなるばかりです。かかりつけの医院に受診予約を入れると、2年分くらいの健康診断書があれば持参してほしいとのことでした。
診てもらったところ案の定「痛風」でした。医師(女医)からは痛風の発作中は痛みを和らげる薬で対応し、痛みが治まってきたら尿酸値を基準値に戻す治療を行いましょう、との説明がありました。
発作中に尿酸値を下げる治療をすると、かえって痛みが増すことがあるそうです。
医師からは、飲酒、喫煙、食事(スルメなど)について聞かれましたが、私はここ2年ほどノンアルコールオンリーで、たばこは30歳のときに禁煙していますし、プリン体の多い食事はとっていない事を話しました。
体重は糖尿病で通院した2019年6月の時点で身長166㎝、体重63㎏でしたが、2020年以降は体重56㎏あたりをキープしています。
糖尿病の治療でインスリン(2か月間)とメトホルミン薬(6か月間)を服用していたことも説明しました。
健康診断書をみていた医師は、「あっ、他に気になるところを見つけちゃった!」といって、LDLコレステロールの値と、腎機能の指標であるクレアチニンとeGFRの値も悪く、特にクレアチニンとeGFRについて詳しく説明してくれました。
「腎機能が弱っている可能性があるため、治療には腎臓に負担をかけない薬で対応しましょう。また、痛風発作がおさまったら、LDLコレステロールや腎機能についても、治療していきましょう。血液検査で血糖値はすぐ結果が分かるので、今日、血糖値も測りましょう。」といわれました。
血糖値は107mg/dlで、食後2時間としては問題ありません。糖質制限のおかげです。
副作用のない薬はありませんから、薬治療に慎重で、薬はなるべく使わず、使うとしても最小限にとどめたいと、常々思っています。しかし、痛風に関しては、ひょっとしたら腎機能と関連があるかも知れないと思っていたので、医師の提案に同意しました。
今回は、痛風発作の治療なので、医師に糖質制限していることは敢えて話しませんでした。相談しやすそうな医師なので、今後、糖質制限と痛風の関係や糖質制限と腎機能の関係などについても聞いていきたいな、と思っています。
1週間後、受診し発作がおさまっているようなら、尿酸値の治療に入る予定です。
今ブログを書いているのは、通院の翌日ですが、痛み止めの薬のため歩行困難なほどの痛みは、ゆっくり歩行できるほどに和らぎました。足の甲やくるぶしあたりに浮腫みの症状がでています。その他に浮腫みはでていません。
糖尿病と腎臓疾患の関連性はとても高いので、これから治療にじっくり取り組んでいきましょう。