糖尿病と診断され、2007年からプールに通い始めました。
初めは、市民プールに週3,4回(仕事帰りや休みの日)のペースで行っていましたが、しばらくしてスポーツジムに加入し、最低1000m泳ぐことを日課にして通い続けました。
塩素で髪の毛が茶色になり、塩素アレルギーになって目が充血したり鼻がつまって眠れなくなっても、年末年始とお盆休み以外はひたすら通い続けました。
水泳は、水に包み込まれることで精神の解放感を得ることができ、泳いだ後には肉体がリフレッシュされたような感覚を味わえます。
それが心地よく、どんなに仕事が遅くなっても、ウキウキしながら通っていました。
定年退職した翌年の2017年、転職してシステム開発プロジェクトの基本設計に携わったときに、仕事に専念するためにプール通いを自ら封印しました。
この間のハードな仕事と不規則な食生活、そして運動から遠ざかったことで、糖尿病が一気に悪化してしまったようです。
2019年に現在の職場に転職し、週4日勤務で在宅となり、心身に大分余裕が生まれました。
ところが、その年の健康診断の結果が、血糖値が279mg/dl、HbA1Cが11.4でした。
仕事がハードだったころに悪化したのは間違いありません。
これはまずい、と早速水泳を再開し、糖質制限を実施したことで、食後1時間血糖値が140mg/dl前後に抑えられ、HbA1Cが6.2位で安定してきました。
ところが、水泳を再開してすぐにコロナが流行したため、プール通いを断念せざるを得なくなりました。
スポーツジムで私がコロナに感染し、父に移す心配もありますし、私が高齢の父の面倒を見ることができなくなる心配があったからです。
幸い、水泳を止めても、糖質制限とウォーキングや小まめに体を動かす生活を心掛けることで、血糖値とHbA1Cは安定しています。
つい最近まで、わざわざ時間とお金を使って水泳をしなくても、今の生活を続けていれば糖尿病が悪化することはなさそうだと思っていました。
そんな私が、週1回程度、プール通いを再開してみようと思うようになりました。
糖尿病対策ではなく、肉体の老化予防のためです。
水泳をやっていたころは、胸や肩回りに筋肉がついていましたが、いまはほとんどありません。
筋肉は使わないと衰えるのですね。
週1回程度ならスポーツジムに加入するまでもありません。
市民プールで十分です。
早速、今日、市民プールに行ってきました。
衰えは、明らかでした。
クロールで250m泳いだところで、足がつってしまいました。(とほほほ)
やはり、老化予防のために、プール通いを続けましょう。
週1回のプール通いで、1000mを泳げるようになることが目標です。