追熟したミニトマト

昨年の12月25日にミニトマトを撤去しました。
その時に、青い未熟のミニトマトがたくさんとれました。
当然まだ食べることはできない状態でしたが、捨てるのは勿体ないので、追熟をすることにしました。

ミニトマトの成熟にはエチレンと言うホルモンが関連しているそうです。

ところで、植物には重要な次のようなホルモンがあるそうです。
ホルモンなので植物自信が作り出しています。

  • オーキシン
    細胞成長、光・重力屈性、果実形成促進、離層形性抑制
  • ジベレリン
    発芽促進、茎の伸長成長、果実形成促進
  • アブシジン酸
    発芽抑制、気孔を閉じる
  • エチレン
    茎の肥大成長、果実成熟促進、離層形成促進

この中で、エチレンだけが気体になります。

またエチレンの他に、成熟するには温度管理も必要で、追熟に適している温度は15℃から25℃です。

ミニトマトを新聞紙に包んでバケツの中に入れ、バケツの蓋をビニール袋でふさぎ、私の部屋に置いておきました。
ビニールでふさいだのはエチレンを閉じ込めるためです。
夜や朝は室温が10℃以下に下がってしまいますが、仕方ありません。

ほっておくとカビが生えてくるので、毎日確認し、カビが生えたものは除去しました。
特に、成熟途中で実が割れるものがあり、そうしたものはカビが生えやすくなります。

早く熟すもの、なかなか成熟が進まないもの、まちまちです。

成熟したものから食べていきました。
毎日、数個ほどが食べることができる状態まで達していました。
味は、少し水っぽくて酸味があり、けっしておいしいとは言えないのですが、サラダだと思えば十分な味です。

そして、今日、だいたい食べ終わりました。

昨年の春に植えたミニトマトは、本日、完全終了となりました。

今季最後のミニトマト

タイトルとURLをコピーしました