週4日在宅で仕事をし、孫と遊び、毎日96歳の父の家に行き、庭いじりや園芸を楽しみ、プログラミングに格闘する日々を送っています。
8年前に母が亡くなり、5年前に孫が生まれ、4年前から在宅となり、2年前からプログラミングの挑戦を開始しました。
そして、このブログを開始したのは、2年前でした。
60歳で定年退職をしてからの8年間だけを振り返っても、随分と生活の中味が変わってきたものだと思います。
私自身の変化はもちろんですが、身のまわりの状況も随分と変化しました。
最近、仏教の世界観を表す四劫(しこう)に思いをいたすことがあります。
四劫(しこう)とは、
①成劫[じょうこう](成立する期間)
②住劫[じゅうこう](安定して存続する期間)
③壊劫[えこう](崩壊する期間)
④空劫[くうこう](再び成立するまでの期間)
の4つの期間のことで、成・住・壊・空・成・住・壊・空・・・と永遠に繰り返していくとうものです。
長い時のスケールでも成・住・壊・空を繰り返していきますが、私の68年間の人生においてもさまざまな成・住・壊・空を繰り返してきたわけです。
また、私個人の生涯で言えば、今は「住」の時なのでしょう。
「住」のときをしっかり生き切って、周囲に作用を及ぼしていくことが大切なのではないか、と最近よく考えます。
できれば、周りにとって良い作用を及ぼしていきたいですね。
67歳になったときも、今も同じですが、これからも今自分ができることにしっかりと向き合って、丁寧に生きていきたい、という思いです。