孫日記 2024/3/18~3/24

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/3/18(月)

ママは熱があり、勤務はお休みです。
Mikoは、だいぶ良くなってきて、声に張りも出てきて、遊ぶ元気も戻ってきました。

今日は、ママとではなく、ちいちゃんと寝ることになりました。
ママが熱があるため、ママのためにもちいちゃんと寝てみる、ということになったのです。
Mikoの一大決心です。

寝る少し前にジイジの部屋に入ってきました。
ジイジのイスに座り、紙を広げて、机の上で絵を描きました。
そのイスは回転式になっています。
絵を描いていたのですが、椅子が回転するのが面白いらしく、くるくると回転させて楽しんでいました。
ジイジも椅子を回してほしいといわれ、椅子を回しましたが、Mikoが目を回すのではないかとヒヤヒヤです。

遊び終わって、気持ちが落ち着いたようです。
「おやすみなさーい」とタッチをして、ちいちゃんの部屋へ行きました。

しばらくして、ちいちゃんの部屋へ行くと、灯りを消して、動物の画像が天井を回るミラーボールをつけていました。
Mikoは布団の中に入って、天井を見上げていました。
「Miko。今日は初めてちいちゃんと寝るんだね。おねえちゃんになったね。おやすみなさい。」
といって、扉を締めました。

それから、しばらくして、もう寝ているころだろうと、様子を見るためにちいちゃんの部屋へ行くと、Mikoがいません。
「あれ?Mikoは?」とちいちゃんに聞きました。
ちいちゃんの説明では、
Mikoが手で顔を覆って、「さびしいの。2階へ行きたくなっちゃった。」と言ったそうです。
一旦は、ちいちゃんと寝ると言い出した手前、なかなか2階へ行きたいとは言い出せず、Mikoなりに頑張っていたようです。
でも、ママが恋しくなって、とうとう我慢しきれなくなってしまいました。
Mikoなりに葛藤していたんですね。
ママが迎えに来て、一緒に2階へ行ったのだそうです。

これも、いい経験だったと思います。

2023/3/19(火)

ママは、少し熱が下がってきましたが、まだ37度台あります。
Mikoは、熱はありませんが、咳と鼻水が出ています。

午後、よっちゃんがMikoをヤマダデンキに連れて行ってくれました。
ずっと、家で静かにしていたので、気分転換です。
ヤマダデンキには、ちょっとしたゲームをする場所があります。
Mikoくらいの子供が遊べるゲームなので、ヤマダデンキに行くと必ずゲームをします。
また、オモチャ売り場があって、オモチャを買わなくても、Mikoにとっては楽しい場所です。
そして、アイスの自動販売機のブドウアイスを食べるのが、何よりの楽しみなのです。
Mikoはアトピーがあるので、食べることができるアイスは、ほんとうに限られてしまいます。
でも、このブドウアイスならアレルゲンが入っていないので大丈夫です。

ママの幼稚園の春休みが始まるので、この様子だと、今週は保育園をお休みにするかもしれません。
※ママの幼稚園は保育園もやっているので、保育園の応援があり、完全の春休みではありません。

2024/3/20(水)春分の日

ママは、インフルエンザB型に罹っていたのだそうです。
昨日、病院へ行って検査をしたら、B型の反応が出たのだそうです。

一昨日、昨日とジイジは仕事だったため、ママが病院へ行っていたことに気づきませんでした。
家人は、ママがB型に感染したことをジイジに知らせたというのですが、Mikoの風邪がママにうつったものとばかり思っていたので、まったく頭に入っていませんでした。

よっちゃんとちいちゃんがヤマダデンキにMikoを連れて、買い物に行きました。

買い物に出かける前に、Mikoがジイジの部屋に入ってきました。
椅子に座って、窓から空を見上げると、北の空に黒い雲がたちこめています。
遠くで雷が鳴っています。
「雲の上に鬼がいるのかな。」とMikoが言います。
それから「雲の上はどうなっているのかな?」と言います。
ジイジは、ジャックと豆の木の話をしました。
雲の上には大男と大男が住んでいる城があるという話です。
金の卵を産むニワトリもいます。

そんな話をしていると、買い物に出かける時間が来てしまいました。

ヤマダデンキで、ハンバーグをバイク配達するシルバニアを買ってもらいました。

2024/3/21(木)

ママはだいぶ良くなってきたようですが、外出はできません。
ママの幼稚園は春休みに入っているので、不幸中の幸いと言うべきなのか分かりませんが、今週はお休みです。
そのため、Mikoも保育園はお休みです。

ジイジは、日中、我が家とヒイジイジの家を行ったり来たりでした。
こんな感じです・・
8時にヒイジイジの家に行き、デイサービスに出かける準備(着替えなど)をして、9時の送迎バスに乗せてヒイジイジを送り出し、帰宅。
帰宅後、着替えた下着を洗濯して干してから、近くのホームセンターへ行ってクッションテープを購入し、帰宅。
(クッションテープは、ヒイジイジが先日、よろけて、コタツの角に腰をぶつけたことがあったので)
昼食後、ヒイジイジの家に行き、コタツや家具、そして柱の角にクッションテープを貼り、ついでに部屋の片づけをして帰宅。
ヒイジイジがデイサービスから帰ってくる前に、パンなどの買出しをして、ヒイジイジの家に行ってデイサービスから帰ってくるのを迎えする。

なので、今日はMikoとは、ほとんど遊べませんでした。

それでも、よっちゃんと近所の公園に遊びにいくとき、ちょっとだけMikoと触れ合うことが出来ました。
ジイジがヒイジイジの家から帰宅して、芝生に生えている雑草(カタバミ)を抜いているときに、
Mikoが「ジイジ、何しているの?」と聞いてきたので、
カタバミを抜くところを見せてあげました。
今までに、ちょこちょこと雑草を取っていたので、
「結構、雑草をとってしまったから、捜すのが大変なんだ。」というと
少し離れた場所を指して
「ジイジ、ここならあるかもしれないよ。」と教えてくれました。
そして「ジイジ、頑張ってね。」と言って、よっちゃんと公園へ出かけていきました。

2024/3/22(金)

ママが外出できるまでにインフルエンザから回復しました。
Mikoは、ママが運転する自転車で立場にあるイトーヨーカ堂へ行きました。
寒の戻りで冷たい北風が吹く日ですが、日差しがあるところは、春の陽気を感じます。
自転車にフードがついているので、Mikoは、ポカポカだったと思います。

ママは病気だったため、久しぶりのママとのお出かけは、Mikoも楽しかったようです。

そういえば、Mikoが病気のママを心配しているんだな、と感ずる出来事がありました。
昨日、Mikoが近くの公園から帰ってきたとき、ジイジが真っ先に玄関までお出迎えをしました。
Mikoは、無言で、急いで靴下を脱ぎながら、リビングへと直行していきました。
そして、リビングにいるママに
「どうして玄関に迎えに来てくれなかったの?」と言いました。
Mikoのこの行動を見ていて、Mikoが外で遊びに行っている間も、家で待っているママのことが気になっていたんだな、と思いました。

今日は、久しぶりに、ママといっしょに二人、親子水入らずでした。

2024年3月23日(土)

しんちゃんが、小さなペットボトルを土台にして、その上に、オモチャなどを積み木のように積み上げて、塔を作りました。
Mikoも、塔づくりに参加しました。
歩いただけでも、振動で、塔がゆらゆらと揺れます。
慎重に載せないと、崩れてしまいます。
Mikoとジイジは、塔を載せたテーブルの周りを、倒れないようにソート歩いて回りました。
「ジイジ、Mikoちゃんの後をついてきて。こんなふーに、そーと歩くんだよ。」

でも、ちいちゃんが歩いた振動で、塔は倒れてしまいました。

積み木の塔

冷たい雨が降る日なので、屋内で遊べるところを探した結果、新たな屋内施設を開拓しました
コーナン港北インター店の中にある「ファンタジーキッズリゾート港北」です。
大型商業施設内に広いスペースのキッズリゾートがあるという形態が、もはや一般化しているのでしょうか。
小さな子供を育てている親にとっては、買い物と子供の遊びと食事を一カ所で済ますことができるため、とても便利です。

写真はファンタジーキッズリゾート港北のホームページからのもの

Mikoが、お風呂上りにいつものチョコレートアイスをおいしそうに食べていました。
Mikoが食べているのを思わず観察していると、カップの中に残った最後のアイスをスプーンで上手にかき集めて、食べていました。
「Miko、アイス食べるの上手だね。」と言うと、テーブルの上にあるオモチャの小さなフォークをジイジに手渡しました。
唐突のことなので、なぜ手渡されたのか分かりません。
この小さなオモチャのフォークでアイスを食べて、ということなのかなと一瞬思いました。
そしたら、
「ジイジ、これ2階へ持っていって。2階の箱の中に入れるの。」と言います。
「Mikoが2階に上がるときに持っていったら。」と言うと
「忘れちゃうから。」と言うではありませんか。
オモチャのフォークが一つだけここにあるのが、アイスを食べている最中から気になっていたようです。
小さなオモチャなので、よっちゃんに教えてもらったちゃんとした場所に仕舞っておかないと紛失してしまう、と心配していたのでしょう。
確実に小さなフォークを仕舞うために、ここでジイジに頼んでおこう、とひらめいたんだと思います。
ジイジの口から、思わず、「Miko、しっかりしてるなー」という言葉が出ました。

結局、ママも2階へ上がるのでママが小さなフォークを持っていくことになりました。

2024/3/24(日)

今日は久しぶりの体操教室でした。
今日の昼食はうどんではなく、不二家のカレーライスでした。

大人だと、間隔が空くと、自分で勝手に気まずい思いになって、行きたくなくなることがありますが、子供はそんな気おくれや気兼ねがありません。
自分が、楽しければいいのです。
周りを気にするのはいけないということではありませんが、それが自分の行動を縛るようなら、脱ぎ捨てましょう。
Mikoを見ていると、見習うことがたくさんあります。

ママの保育園の人から、明日、明後日、無休で応援してくれないかという連絡がありました。
個人的な依頼ですが、無休はいただけません。
大人の世界は、思惑やしがらみなどで自分を縛ろうとしてくるものがあります。
縛りを解くものは、なんでしょうか。
それは、自分を見失わないことかもしれません。
そうすれば、何が自分を縛っているのかが見えてきます。
何が自分を縛っているのか見えてきたら、どうすれば縛られないようにすればよいか、縛られてしまったら、どうやって解けばよいのか、考えてみることができます。
後は、忍耐を覚悟して勇気をもって行動をしてみる。
上手くいかなかったら、もう一度、対策を練って、行動する。
相談できる人がいれば、相談することも良いでしょうが、自分の考えが大事です。

ジイジは、今もそうですが、他人から理不尽な対応を受けたとき、「忍耐、忍耐」と言い聞かせ、冷静になって相手を観察します。
どうしても相手が理不尽であると判断した場合は、勇気をもって、毅然と自分の考えを述べます。
(短気なので、相手を傷つけないように心がけていますが)
相手の言い分に理があれば、折り合いをつけるように努力します。
何が正解かと考えたところで、正解というものはないのです。
自分の考えを信じて行動する以外にありません。それが、回答です。
結局、縛りは、自分自身の考え方や行動によって解いていくのだと思います。
(環境を変えてみるというのもありますし、無視する、遠ざけるというのもあるかな)

Mikoがこれから、大人になっていく過程で、色々なことを乗り越えていかなければならないシーンに出くわしたときに、ジイジはMikoの応援団長になれたらと思っています。

ママの応援団長は、Mikoかもしれません。
ジイジも子育てしていた時に、子供がいたから頑張れたことが、たくさんありましたから。

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