今回は、Windowsアプリ開発 の基本をまとめておきます。
ローカルパソコンで動作するプログラムは、フォーム(画面)を土台にして作っていきます。
このフォームに テキストボックス、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン などの コントロール と呼ばれるものを配置して、画面レイアウトを作成します。
フォームやコントロールに対して「クリックされた」、「文字が入力された」などの事象(イベント)を捉え、事象が発生したときの処理(プログラム)を記述していきます。
これを、イベントドリブン方式といいます。
統合開発環境は、Visual Studio 2022です。
.NET Frameworkの「Windows フォーム アプリケーション」クラスライブラリは、フォームの作成やフォームにテキストボックス、ボタンなど(これらをコントロールといいます)を配置する機能があります。
配置したいコントロールの種類を選んで、それをフォームに貼り付けて、マウスでドラッグして位置を決めたり、大きさを決める操作なので簡単にレイアウトできます。
フォームやコントロール(テキストボックス、ボタンなど)に発生したイベントを補足し、あるイベントが発生したらそのイベントに対する処理を記述したプログラムを実行してくれます。
フォームやコントロールの種類ごとに、どのようなイベントを補足できるかが決められています。
下記の例では、測定値入力ボタンがクリックされたとき、現在のフォーム画面を非表示にして、データ入力画面を表示するプログラムを実行します。
フォームやコントロールにはプロパティ(日本語に訳すと「属性」)というものがあります。
例えば、私のプロパティは、名前、年齢、性別、身長、体重・・などになります。
プロパティを持ったフォームやコントロールは、プログラム実行時に具体的な形となって画面に表示されますが、形となった物一つ一つのことをオブジェクトと呼びます。
オブジェクトのプロパティにどのような値が設定されているのか、プログラムでその値を得ることができます。
逆に、プロパティの値をプログラムで設定することもできます。
下記の例は、日付チェックのために、入力された値(プロパティ)を得るコードです。MaskedTextBoxというコントロールに入力された値はTextプロパティに設定されます。
( inputValue = MaskedTextBox.Text )
Windowsアプリ開発の基本をまとめると次の3点でしょうか。
- フォームを土台に、コントロールを配置していく
- フォームやコントロールの各オブジェクトに発生したイベントに対する処理をコーティングする(イベントドリブン方式)
- フォームやコントロールの各オブジェクトのプロパティの操作を行うことで、処理の詳細を記述していく
なお、ここでは、Visual Basic言語の仕様については余りにも細かくなりすぎるため記載しません。 詳細は、Visual Basic 言語リファレンスサイトに、記載されていますので、参照してください。
Visual Basic 言語リファレンス | Microsoft Learn
今回のプログラム作成では、大いに参考にさせてもらいました。
余談ですが・・・
腰の状態は一進一退ですが、身内にも災難が続きました。
次男が急性胆のう炎で入院し、胆のうとビー玉ほどの石2つを摘出しました。胆のうは、ひどく炎症を起こしていて、摘出せざるを得ない状態でした。胆石は遺伝でしょう、亡き母も私も胆石持ちです。幸い術後は順調のようで、会社復帰を目指しています。
娘はコロナに感染しました。2020年春にも感染し、今回2回目です。不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、孫は感染を免れました。娘も快方に向かっています。
今、あらためて健康であることの有難みを思い知らされています。