孫日記 2024/8/26~9/1

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/8/26(月)

朝食ができるまでの少しの時間ですが、Mikoとお話しをしました。

「Miko。今日はいい天気だけど、台風が近づいているんだって。
台風が来ると風がビュービュー吹いて、雨がザーザーと降るんだ。
風で自動車がひっくり返ったり、屋根が飛ばされることもあるんだよ。
雨で川があふれることもあるんだ。」

「この間、ジイジがお迎えに来てくれた時も、すっごく雨が降ったよね。
よっちゃんも迎えに来てくれて、3人で濡れちゃったよね。」

7月31日に保育園のお迎えに行った時に、バケツをひっくり返したような激しい雨が急に降りだし、びしょぬれになって帰ってきたことがありました。
その時、自然の脅威を肌身で感じました。

今週は、台風が心配です。
無事に通過してほしいものです。

2024/8/27(火)

今日は、ジイジがMikoの食物アレルギー改善のために、ささやかなことですが、協力している2つのことを書きたいと思います。
どちらも腸内の細菌環境を整えて免疫力を高めるためにしていることです。

アレルギーというのは免疫系が正常に働いていない状態で、免疫と腸内細菌とは深い関係があり、腸管は体の中で最大規模の免疫機関であることが分かってきたそうです。
Mikoの場合、牛乳に含まれるカゼインを消化・吸収するときにカゼインを異物(アレルゲン)と見なし、それを排除するためにIgEという抗体が過剰に作られることにより、アレルギーを発症します。

腸内の細菌には、大きく分類すると、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいるそうです。
善玉菌は、ビフィズス菌や乳酸桿菌などの菌です。
悪玉菌は、大腸菌(有毒)、ウェルシュ菌、ブドウ球菌などの菌です。
日和見菌は、バクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌などの菌です。

これらの腸内細菌がフローラ(花畑)という集まりを作っています。
食物アレルギーを改善するためには、善玉菌を増やして腸内環境を整えることが重要なのです。

前置きが長くなりましたが、ジイジが協力している2つのこととは、

一つ目はオリゴ糖です。
オリゴ糖は、腸内にいるビフィズス菌の餌になるのです。
母乳にもオリゴ糖が含まれています。
母乳と人工乳では、圧倒的に母乳で育てられた赤ちゃんの方がビフィズス菌が多いのだそうです。
オリゴ糖はビフィズス菌の餌になるからです。
オリゴ糖にはいくつか種類があるのですが、虫歯になりにくいフラクトオリゴ糖を我が家では使っています。
いわゆる上白糖は一切使用していません。

二つ目はロイテリ菌です。
ロイテリ菌は、消化管に生息している乳酸桿菌の一種です。
乳酸桿菌は乳酸菌の仲間で、ビフィズス菌とは異なりますが、こちらも腸内環境を整えてくれます。
ロイテリ菌は、ヒトの母乳由来の乳酸菌であり、免疫システムの調整を行ってくれます。
また、ピロリ菌、虫歯菌、歯周病菌を抑制する効果もあるそうです。

要するに、ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖でビフィズス菌を増やし、
乳酸菌の一種のロイテリ菌を直接口にして乳酸菌を腸に届けるという訳です。

免疫機能を正常にするためには、体の中をいい状態にすることが必要だと思います。

ジイジが元気なうちは、Mikoのためにオリゴ糖とロイテリ菌を切らさないようにしていくつもりです。

2024/8/28(水)

今日は、ジイジは親バカならぬ「ジイジバカ」だなと、今さらながら、思い知らされる出来事がありました。

Mikoとよっちゃんが、横浜市営地下鉄のセンター南駅の側にあるファンタジーキッズリゾート港北へ行きました。
Mikoを乗せる自転車がなかったため、歩いて戸塚駅まで行き、電車で行きました。
送り出すとき、帰りは大変だろうな、という気持ちがよぎりました。
念のために、LINE宛に「戸塚駅に着いたら、ちいちゃんが迎えに行くので連絡ください。」という内容の文面を送りました。

いつもなら、16時30分頃には帰ってくるのですが、まだ帰ってきません。
17時になっても帰ってきません。

だんだん、心配になってきました。

もしかしたら、戸塚バスセンターのバスの乗車番号が最近大きく変更になったので、他の系統のバスに乗ってしまったのかもしれない、などあれこれと帰ってこない理由が頭に浮かんできます。

ママが17時半頃に帰ってきたので、すぐさまママの自転車に乗って、戸塚方面へ迎えに行きました。
あれこれ心配しながらじっと待っているのが、いたたまれなかったのだと思います。
もしかしたら、歩いて帰ってくるMiko達に出会うかもしれないとういう、それだけの理由です。

途中、前方に白いTシャッツを着た大人がリュックをしょった女の子を抱っこして歩いていました。
自転車のペダルを勢い良く踏んで近づくと、別人でした。

もしかしたら、柏尾川でコイに餌をやっているかもしれない、と思い柏尾川へ行くと、川辺には誰もいませんでした。

もしかしたら、もう自宅に戻っているかもしれないと思い、急いで家に引き返しました。

途中、ドラッグストアのガラス戸の向こうの店内にリュックをしょった女の子がちらりと見えました。
もしかしたら、ちらりと見えた子はMikoで、ここで買い物をしているのかもしれないと思い、駐輪場所に自転車を置いて、ガラス越しに中を覗くと、別人でした。

家に戻りましたが、まだ、帰っていません。

携帯の電話番号に連絡すると、ちょうどLINEにMikoから連絡が入りました。
「今、戸塚に着いたので、迎えに来て。」というMikoからの連絡でした。

後で聞いたのですが、出かけるのが遅くなったので、切り上げて帰るのが遅くなったのと、通勤の帰宅時間と重なったので、乗り継ぎに時間がかかったこともあり、帰りが遅くなったのだそうです。

Mikoが「まだ、遊びたい。」と思うほど、ファンタジーキッズリゾート港北で楽しめたことは、何よりです。

でも、Mikoのことになると途端に冷静さを失ってしまう自分自身を、こうして冷静になると、まざまざと見せつけられるのです。

2024/8/29(木)

朝食を食べる前にのほんのわずかの時間ですが、2階のMikoの部屋へ行きました。
MikoはスマホでYouTubeを見ていましたが、ジイジが動物図鑑を取り出して眺めていると、スマホを見るのを中断して、
「ジイジ、どんな動物を探しているの?」と言って、図鑑を覗き込みます。
「クマを見ようと思ってるんだ。」
「Mikoちゃん、クマが載っているところ知ってるよ。」
ペラペラとページをめくり、クマが載っているページを開いてくれました。
シロクマは、雪がある寒いところが好きなことも教えてくれました。

ちょっとだけど、Mikoと遊べました。

今日は、保育園で9月の給食とオヤツに出される献立について、面談がありました。
アレルギー食品のない献立であることの確認です。
食物アレルギーに対応してくれる保育園なので、大変助かっています。

2024/8/30(金)

8月22日に発生した台風22号は、現在九州大分県辺りを北東にゆっくり進んでいますが、台風から遠く離れた横浜も雨がずっと降り続いています。
昨日から、時折ザーという音とともに激しく雨が降っています。
今朝はスマホに緊急警戒情報のアラームが何度もなっています。
一部避難指示が出ている地域もあります。

そんな荒天の中、今日は1ヶ月に1度の保湿クリームの処方をしてもらうために小児科クリニックへ出かけなければなりません。
しかし、幸運なことに、たまたましんちゃんが代休で休みだったので、しんちゃんの車に乗ってMiko、よっちゃんの3人でクリニックへ行くことができました。
雨にぬれずに済みました。

2024/8/31(土)

今日、ママは休日出勤です。

Mikoたちは(よっちゃん、ちいちゃん)、水槽のデコレーションのために、ホームセンターに行きました。

出かける時にMikoが
「Ready Go(レディーゴー)」と英語で言っていました。
「さあー、出発」っていう感じかな。
ちょうど、Youtubeで子供向けの英語番組を見ていた影響でしょうか。

水草、瀬戸物の置物、水槽のガラスに貼るシールなどを買ってきました。
瀬戸物の置物はMikoが選んだそうです。
よっちゃんが、上手にセッティングしてくれました。

7月13日のとつか祭りの金魚は、はじめは小さな金魚鉢で飼っていました。
その後、ムサ吉を飼っていた大きな水槽に移しました。
そして、今日のデコレーション。

だんだん、熱帯魚を飼うような環境になってきました。
普通の和金ですが、なんだか観賞魚のように見えてきました。

瀬戸物の置物は金魚の家です 

2024/9/1(日)

昨日、よっちゃんが東戸塚の近くにあるアクアショップでドジョウを買ってきました。
ドジョウを金魚の水槽に入れると、金魚が食べ残して水槽の下に落ちた餌をドジョウが食べてくれます。
こうすることにより、水質を良い状態に保つことができるのだそうです。
そのドジョウをMikoが見て、そのアクアショップに行きたいと、言っていました。

今日は、アクアショップのドジョウや様々な魚たちを見に行きました。
アクアショップの後は、東戸塚のイオンモールに寄って、買い物とモーリーファンタジーで遊んできました。
モーリーファンタジーでは、クレーンゲームで人形をゲットしました。

ジイジ ゲットしたよ

帰ってきたMikoが廊下をパタパタと走って来て、ジイジの部屋の扉を開けました。
ジイジはヘッドセットをつけて会話中でしたが、音声をミュートにして
「おかえり。ごめんねMiko、ジイジは今お仕事中なんだ。」
そういうと、そーと扉を締めてリビングへ向かっていきました。

きっとクレーンゲームの戦利品をジイジに見せたかったのでしょう。
ジイジに見せたかったということは、望み通りの品物をゲットすることができたからなのかもしれませんね。

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