毎年、汲沢地区連合町内会の主催で開催される「敬老の集い」に参加しました。
96歳の父は、男性参加者の中では最高齢に近かったのではないでしょうか。
会場は「子どもの虹情報研修センター」で行われたようです。
パンフレットがないので、「子どもの虹情報研修センター」と断言できないのです。
開始時間は13時で、終了時間は15時です。
「子どもの虹情報研修センター」は、父が通っているデイサービスの隣にあります。
行きはご近所の方が車を出してくれて、ご近所の方4人と同乗して行きました。
顔見知りの人達と同乗していくのを、前々から楽しみにしていました。
区のお偉いさんや、町内会の会長の話は毎度のことですが、中学生達の合唱が披露され、いたく感動していました。
赤飯や紅白のおまんじゅうなどの、記念品もいただいてきました。
帰りは車で送ってくれた方が所要で車を出せないため、皆でバスで帰ってきたそうです。
まあ、3停留所の短い距離なので、体にはそれほど負担にならなかったでしょう。
ところで、私は昨日友人との同窓会のため、1泊で外出していました。
今日昼過ぎに帰宅して、そろそろ父が「敬老の集い」から帰ってきている時刻だろうと思い、16時過ぎに父の家に行くと、まだ帰ってきていません。
少し経つと、近所の方と杖をつきながら歩いて帰ってくる姿が見えました。
「おかえり。今日の会場の≪東戸塚≫は遠かったでしょう。」と帰宅した父に尋ねると、
「いや、≪東戸塚≫ではなくて、≪子どもの虹情報研修センター≫だった。」
と言うではありませんか。
実は、9月初めの頃、会場は「子どもの虹情報研修センター」だと言っていました。
送ってくれる人にそうのように聞いたというのです。
その後、9月8日の町内の老人会に出席した折、「敬老の集いの」話題になり、そこで会場は「東戸塚」と言われたといいます。
「≪東戸塚≫の何ていう会場?」と聞くと
「分からないけど、きっとあそこならちゃんとした施設があるよ。」と言います。
「おかしいね。≪汲沢≫と≪東戸塚≫に何の関係があるんだろうね。」
少々疑いつつも、会場は「東戸塚」ということで了解しました。
そして、実際に行われたのは「子どもの虹情報研修センター」でした。
父は思い込みが激しい方なので、このような勘違いは前々からよくしていますが、老人会で自信たっぷりに情報を流した人も老人なので、もしかしたら聞く人を間違えてしまったのかもしれません。
伝言ゲームで「ねずみ」がいつの間にか「ねこ」になって伝わってしまうようなものです。
ご老人同士の情報交換は、危険だ、とつくづく思いました。