孫日記 2024/09/30~10/6

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2024/9/30(月)

ママが先週の土曜日に幼稚園の運動会のため出勤だったので、今日はその代休日です。

Mikoがママと一緒に2階から降りてくるなり
「よっちゃん、公園へ行くよ。」と元気いっぱい、うれしそうに声をかけていました。

「ママ、公園ってどこの公園?」と聞くと「こども自然公園」という返事です。
「こども自然公園」は旭区にあり、最寄りの駅は相鉄線の二俣川です。
駅から徒歩10分くらい離れたところにあります。

ジイジの仕事が終わって、帰ってきたママに
「こども自然公園は、二俣川駅の近くでしょ。ここから行くの、大変だったでしょ。」と聞くと
「電車ではなくて、自転車でいったの。よっちゃんはアシスト自転車ではなくて、普通の自転車で。」

ビックリしました。
距離があることはもちろんですが、たどり着くまでに結構なアップダウンがあります。

ママもよっちゃんも、Mikoのためなら、へっちゃらということでしょう。
脱帽です。

あいにく、小動物とのふれあいは休館でしたが、広い公園を貸し切り状態で利用できたそうです。
Mikoも思う存分、遊んできました。

2024/10/1(火)

今日の話題は、Mikoとジイジとのふれあいについてではなく、将来のMikoに対してジイジに何ができるだろうか、という話題になります。

ジイジは、今、家計の収支を毎月一覧にして、家族みんなで情報を共有できるようにしようと思っています。

グーグルレンズというアプリに、撮影した文字画像を文字に変換してくれる機能があります。
ジイジはプログラムに挑戦していて、グーグルレンズの文字変換機能を利用して、レシートのデータをデーターベースに登録するアプリを作りました。
このアプリを使うと、レシートを登録する作業が、大変楽になります。

アプリを作ったことで、念願だった、家計の収支をコンピューターで管理できるようになりました。

テスト的に9月の収支を作って、A3の用紙に印刷して、貼りだしました。

アプリを作って楽になったとはいえ、レシートを入力するジイジとしては、結構しんどいな、というのが本音ではあります。

でも、アプリを作ったり、データを入力したり、収支の一覧を作ったりする「しんどい」をはるかに上回るモチベーションをMikoが引き出してくれます。

Mikoが将来、こういう道に進みたいと思った時に、「お金がないからあきらめて。」ということだけは、絶対にしたくないのです。
夢をあきらめることは、ツライことですよね。
高等教育を卒業してから先は、Mikoが自分自身で進みたい道を切り開いていくわけですが、それまではサポートが必要だと思います。
我が家はそんなに貯蓄はないので、今からMikoのための貯蓄を心掛けないとね。

ジイジも68歳になるので、いつまでサポートできるか分かりませんが、出来る限り長く、健康でバリバリ働いていて、サポートしていきたいと思っています。

2024/10/2(水)

今日は、ジイジが早迎えにいきました。

教室に着くと、ちょうど昼寝から起きたところでした。
Mikoは、布団の上で上着やズボンをはいているところでした。
まだ、ぐっすりと熟睡している子もいます。

先生が「今日は、小学校の方まで皆で散歩に行って疲れたので、皆寝起きなんですよ。」と教えてくれました。

帰る時に
「先生、ケムシまだいるかな?」
園庭で、木の上から糸にぶら下がって降りてきたケムシがいたのだそうです。
先生がジイジに「Mikoちゃんは、ケムシが好きなんですよ。」と教えてくれました。

外に出て、げた箱まで行くと、げた箱の前でケムシ(小さいケムシ)がゆっくりと動いていました。
「あっ、ケムシがいた!」と大喜びです。
「きっと、げた箱の前でMikoが帰るのを待っていてくれたんだよ。」とジイジがいいました。

すると、先生が何かの用事で外に出てきました。
「先生、ケムシ、ここにいたよ。」
先生は、ケムシをチラリと見て
「ケムシさんにバイバイを言っといてね。」と言って部屋に入って行きました。

その様子から、先生はケムシが苦手であることが、分かりました。
本能的な、苦手や怖いは、隠しおおせません。
(まあ、ほとんどの人は苦手です)
苦手でも「ケムシさんかわいい。」と接しないといけない先生も大変だなー、と思った出来事でした。

2024/10/3(木)

夕飯を食べているときにジイジを見かけると
「ジイジ、あのね、こっちへ来て。」と呼ばれました。

Mikoの側に寄って行くと、
「今日、Mikoちゃん保育園でY公園へ行ったの。」
実に誇らしげです。

ジイジは頭の中で、
<Y公園?保育園からかなり距離が離れているし、アップダウンもある所だよな。Y公園は聞き間違えだったかもしれないな。>と思い
「Y公園?」と聞き返しました。

「そう。Y公園へ歩いて行ったんだよ。」

Mikoは何度かY公園へ行ったことがありますが、その時はママやよっちゃんに自転車で連れて行ってもらっていました。
自転車で行くにも、アップダウンがきつくて、結構大変です。

きっと、保育園を出て公園へ向かうときは、いったいどこの公園に行くのか理解していなかったと思います。
公園に着いて見たことのある風景に
「Mikoちゃん、この公園知ってる。ここはママ達が連れてきてくれた公園だ!」
と感激したに違いありません。
その公園に自分の足で歩いて、しかも往復歩いて行ってきたことは、とても大きな自信につながる体験でした。

2024/10/4(金)

今日はちいちゃんが有給をとって休みだったので、Miko、よっちゃんの3人で「こども自然公園」へ行ってきました。
「こども自然公園」内に「万騎が原ちびっこ動物園」がありモルモットやハツカネズミと触れ合うことができます。
ちびっこ動物園は専用予約システムで事前に予約をとっておく必要があります。
きっと、子供たちに大人気だからでしょうね。
ところが、行ってみるとちびっこ動物園の参加者はMikoだけでした。
完全貸し切り状態です。
今日は、午前中、ちょっと強めのにわか雨が降ったので、公園へ来る人が少なかったのかもしれません。
前回は「万騎が原ちびっこ動物園」が休園日だったのですが、今日は貸し切り状態で思う存分モルモット達と触れ合うことができました。
ただ、広い「こども自然公園」は人気が少なく、少し寂し気で、ちょっと気分が乗らないところもあったようです。

2024/10/5(土)

今日は、ヒイジイジとの食事会です。

ヒイジイジが来る前にフキンでテーブルをピカピカに拭いてくれました。
フキンを固く絞ってもらって、3回くらい拭いてくれました。

ヒイジイジをお迎えする準備は万端です。

ヒイジイジが来てお風呂から上がり、席に座ると、取り皿にキレイに取り分けてくれました。
ママ、よっちゃん、ジイジの分も取り分けてくれました。

ピカピカのテーブルの上にごちそう
ヒイジイジの分も綺麗に盛り付けてくれました

食事の後にトランプをしました。
「ヒイジイジ、食べ終わった?じゃ、トランプしよう。」
Mikoのリクエストで神経衰弱をしました。
テーブルにトランプを並べている時から、「絶対に勝つ」という気持ちが伝わってきます。
多少、ママやよっちゃんの手加減もありましたが、ほぼ、Mikoの実力でブッチギリで勝利しました。
最後に数を数えながら、各自手持ちのカードを差し出すのですが、一番最初に差し出すカードがなくなったのは、ジイジでした。
最後にMikoだけが残ったとき、
「ママ、Mikoちゃんのカードを一緒に出そう。」といって、ママと一緒にカードを差し出しました。

食事会の時、ヒイジイジはいつも1時間くらい昼寝をします。
トランプが終わり、ヒイジイジが昼寝をするときに
「ヒイジイジ、Mikoちゃんこれからママと買い物に行ってくるから、帰ってくるまでここにいてね。」と言って買い物に出かけました。
ヒイジイジが起きて、ジイジとお話をしていると、買い物から帰ってきたMikoが走って部屋の中に入ってきました。
まだ、ヒイジイジがいることを確認して安心した様でした。

Mikoがヒイジイジに
「ヒイジイジは何歳なの?」と聞くと、ヒイジイジはふざけて
「5歳」と答えました。
一瞬Mikoの目が丸くなりましたが、ジイジが
「ヒイジイジは96歳だよ。Mikoよりずーと年上なんだよ。」と教えてあげました。
96という数字に少し驚いたようです。

Mikoには、ヒイジイジがとっても年寄りであることは分かっているのですが、何歳なのか気になっていたようです。
そして、お年寄りになると、髪の毛は白くなり、しわが多くなり、腰が曲がって、ゆっくりとしか歩くことができないことも分かってきたようです。

食事会は、Mikoにとって、お年寄りをいたわる気持ちを育んでくれる良い機会のようです。

2024/10/6(日)

プリキュアショーを観に茅ヶ崎へ行ってきました。
茅ヶ崎と言っても藤沢の秋葉台に近いところだそうです。

ママが、無料で開催しているプリキュアショーをネットで調べ、Miko、ママ、ちいちゃんの3人で行ってきました。
ショーが無料なだけではなく、お昼に焼きそばのお弁当まで出たそうです。
大人にとっては、お金がかからず、嬉しい限りです。
もちろん、Mikoも大いに楽しんだそうです。

帰りに、秋葉台公園で遊んできたそうですが、そこでママと追いかけごっこをしている時に、衝立(ついたて)の角に後頭部をぶつけて、こぶが出来てしまいました。
大泣きしたそうです。
お風呂上りに髪を乾かしている時、ママがよっちゃんに
「優しくここをなでてみて、膨らんでいるでしょ。」言って、よっちゃんがなでると、まだ膨らんでいました。

そんな楽しい事や痛かったことは、Mikoにとってはもう過去の出来事のようです。
お気に入りのYouTubeを観て、ご機嫌でした。

ほんとうに、子供は前向きだな、と思います。
ジイジも、見習わなくっちゃ。

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