小さな菜園 ナスを撤去しました

本日、ナスを撤去しました。

ナスの生育適温は17℃から30℃といわれていますが、暑さには強く、35℃の猛暑でも実をつけます。
一方、15℃を下回ると生育が悪くなります。
10月中旬あたりから石ナスが目立ち始め、10月下旬からはすべて石ナスになってしまいました。
特に10月は雨の日が多く、日照時間がとても少ない日が続きました。
一般に石ナスになる原因は低温障害によるものと言われていますが、気温の低い日は少なかったので、極端な日照不足が原因ではないかと思っています。

低温障害の石ナス

先日、最後のナスの収穫を終えたので、本日ナスを撤去しました。

マルチを剥がし、ナスを撤去し、スコップとクワで畑を耕し、均(なら)しました。
夏の強烈な太陽光線をやわらげるために使っていた寒冷紗や園芸用支柱、防草シートなども片付けました。

しばらく、この状態にしておいて、ミニトマトの撤去が終わったら、米ぬかなどをすき込もうと思っています。

片づけ終了

引き抜いたナスの根にはネコブ線虫に侵された跡がありましたが、オクラに比べると侵された箇所は大分少なく、ネコブ線虫による成育被害が出るほどではなかったようです。

線虫被害はそれほどでもないかな

ナスは5月29日に初収穫をし、10月いっぱいまで収穫を続けることができました。

側枝に実を一つだけならせ、側枝の元からカットして収穫する方法で、株の急激な成長を抑止し、なり疲れを防止出来ました。
これが功を奏し、夏の時期に更新剪定をすることなく、約5か月間、コンスタントに収穫ができました。

これをしないで、側枝にいくつもの実をならせ、実だけを収穫していく方法だと、盛夏の頃になり疲れに陥り、株が急激に弱ってきます。
こうなると、更新剪定をして株の勢いを取り戻すのですが、ひと月くらい収穫は望めません。

毎日、1,2個の収穫を途切れることなく続けられたので、今年のナスの栽培は、大成功と言ってよいでしょう。

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