my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/11/25(月)
ジイジの仕事が終わりキッチンへ行くと、Mikoがちょうど夕食を食べ始めたところでした。
「Miko、何食べてるの?おいしそうだね。」
「クリスピーだよ。」
「へー、そうなんだ・・・なるほどね。」
名前を聞き取れないジイジは、あいまいな返事をして、さも分かったふりをしました。
「なるほどね。」と言ったものの、表情はポカーンとしています。
Mikoに分かったふりをしていることを鋭く見破られ
「ク・リ・ス・ピー だよ。」と今度はゆっくりと発音してれました。
「ふリスピー?」
「ク・リ・ス・ピー」
「クリスピー?」
「そう。」
ジイジはケンタッキーやマクドナルドなどに行くことがないので、初めて聞く横文字の食べ物の名前は、初めて聞く外国語の単語と同じなのです。
「リピート アフター ミー」ではありませんが、Mikoのように優しく教えてくれないと聞き取れないのです。
「ちょっと辛いんだよ。」と言っておいしそうにかぶりついていました。
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2024/11/26(火)
声が少しかすれているのと、時々咳をするので大事をとって保育園をお休みにしました。
朝は、よっちゃんが作ってくれたご飯を食べ、昼はちいちゃんがマクドナルドを買ってきてくれたのでそれを食べました。
ちいちゃん達と近くの100円ショップに行くだけで、基本的に家のなかで静かに遊んでいました。
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ところで、ママはいまの幼稚園を3月いっぱいで退職するつもりです。
他のブログにも記載しましたが、同族経営が抱える問題などに疑問があると感じていました。
来年の希望アンケートに継続の意思がない旨を記入して提出しまた。
理事長がある席で「ここに来ている人たちは来年も継続して働いていただく人達です。」と出席した先生達に伝えたそうです。
その席には、「あなたは、来年やめるので、出席しなくても良い。」と理事長から言われていたので、ママは出席していません。
この席での理事長の発言によって、ママが今年度までということが周知の事実になったわけです。
ところが、昨日理事長から
「あなた、もう次(の勤務先)が決まっているの?」と聞かれたため
「まだ、決まっていません。」と答えたそうです。
「まだ、この幼稚園に努める気持ちはないの?」
「一つ心残りがあるとすれば、今担当している園児たちが卒業するのを見届けずに辞めることです。」
そうママがいうと
「じゃ、続ければいいじゃない。」と理事長が言ったそうです。
この発言は、ママ(職員)の気持ちをまったく慮(おもんばか)っていない発言です。
他の先生方の前でママが辞めることを公然の事実にしておいて、継続して勤務などできるものではありません。
それが人の気持ちというものです。
「一事が万事」(ジイジが好きな言葉)
職員への接し方は、園児への接し方に通じます。
その話を聞いてジイジはママに
「やっぱり、そういう人なんだね。職員の気持ちを全然分かっていないし、思いやりがない。一事が万事だから、主役の園児が一番の被害者ということだね。
ママは、そうした言動に振り回されることなく、ブレないことが大切だよ。
ママが一番に考えることは、ママが良い条件の仕事先を見つけて、Mikoのためにも収入を得ること。
収入を得ていくことは目先の問題だけではなく、ママやMikoの将来の問題だからね。
今は、自分たちのことを最優先にすればいいよ。」
と、アドバイスしました。
2024/11/27(水)
16時にジイジがお迎えに行きました。
教室の中をのぞくと、イスをすべてテーブルの上に乗せ、園児たちがいません。
教室では、何人かの先生が飾りつけをしています。
もしかしたら、今度の発表会のリハーサルの準備なのかもしれません。
園庭にまわってみると、園庭で遊んでいるのは年少さんだけのようです。
園庭にいた先生がジイジに気づいてくれました。
Miko達がどこにいるのか尋ねると、
「Mikoちゃん達は屋上にいます。屋上まで案内します。」と言って、案内してくれました。
ジイジは屋上に上がるのは初めてです。
今日は小春日和で、ほんとうに春のようなポカポカ陽気です。
扉を開けて屋上に出ると、柔らかい日差しと心地よい風が吹いていて、心が解放されるようです。
Mikoはリナちゃん達と楽しく遊んでいました。
お友達とタッチをしてバイバイしました。
園庭に出るとMikoが鉄棒を見せてくれました。
逆上がりや前回りではありません。
地面を勢いよく蹴って跳びはね、腰を鉄棒に当て、斜め45度の姿勢を保つという動作です。
Mikoの胸の位置当りに鉄棒がありますが、Mikoには少々高いようです。
踏み台に乗って、鉄棒に飛び乗りました。
何度か繰り返しているうちに、踏み台なしで挑戦してみたくなったのでしょう、さらに勢いをつけてけり出すと、飛び乗ることができました。
20回くらい繰り返したところで、疲れてきたようです。
ちょっと、頭を下げたときに、鉄棒が口に当たってしまいました。
結構、痛かったようですが、歯が折れたり、血が出たりすることはありませんでした。
ちょうど、鉄棒を切り上げるタイミングのようです。
「Miko、鉄棒で気を付けなければならないのは、顔が鉄棒に当たることと、手を放して鉄棒から落ちることだよ。」と教えてあげました。
ジイジは、小学5年の時に鉄棒から落ちて右腕を骨折したことがあるので、鉄棒の危険性を身をもって知っているのです。
2024/11/28(木)
昨晩、ジイジは気を失って倒れてしまいました。
夕食後、胃のあたりに張りと少しの痛みを感じ横になっていました。
10時過ぎ、歯を磨いて寝ようと思い、キッチンで蛇口から水を出したところで、急に胃のあたりに激しい痛みが起こり脂汗が噴き出てきました。
立っていられないので、早く横になろうと思ったところまでは記憶があります。
気が付くとプラスチック用ゴミ袋を枕にして倒れていました。
倒れた音と、うなっているような声を聞きつけてちいちゃんがキッチンへ来たときに、意識が戻りました。
上半身の服は水に濡れ、床が水浸しでした。
一晩寝ると胃の痛み(張り)はなくなりました。
ヒイジイジのデイサービスの送り出しのために7時半過ぎに出かける時、Mikoに行ってきますの挨拶をしました。
すると、よっちゃんから昨晩の話を聞いていたMikoが
「ジイジ、大丈夫?昨日、倒れたんだって。」
そう言いながら、心配顔でジイジの近くまでやってきました。
「ゴミ箱を枕にして寝ていたんだって。」
「そうなんだ。ちいちゃんが起こしてくれたんだよ。」
「体も床も濡れていたんだってね。」
「ビショビショになっちゃったから、着替えたよ。」
「今は治ったの?」
「うん。Miko心配してくれてありがとう。」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。じゃ、ヒイジイジの所へ行ってくるね。Mikoもいってらっしゃい。」
夕方、ヒイジイジのデイサービスのお迎えを終えて帰ってくると、皆と夕食をとっているMikoが、その後の様子を教えてと言いました。
「Miko、ジイジのこと心配してくれてありがとう。Mikoがジイジ早く治ってねって思っていてくれたでしょ。」
「うん。」
「Mikoがそう思ってくれたおかげで、すっかり治ったよ。」
キッチンでどのように倒れていたのかなど、再現してMikoにその時の状況も教えてあげました。
元気になったジイジを見て、安心してくれたようです。
Mikoにも、皆にも心配をかけてしまいました。
先日(11/13)の健康診断の結果では、胃はピロリ菌がいること以外問題ありませんでした。
また、以前から指摘されていることですが、今回も胆石があるので経過を見るようにとの診断でした。
病院嫌いのジイジですが、12月に入ったら病院で診てもらおうと思います。
心配してくれるMikoのためにも。
2024/11/29(金)
朝、保育園へ行く時間になってもMikoの支度ができていませんでした。
仕方なく今日はお休みです。
Mikoが起きて、食事を摂るまではよっちゃんがやってくれます。
でも、髪の毛をとかしたり、着替えたり、歯みがきをする時間が必要です。
Mikoにあわせて、時間調整をする必要がありそうです。
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夕飯の後のデザートはアイスとマシュマロです。
マシュマロは2種類あるようです。
一つは白いマシュマロ。
もう一つは、チョコレート色のマシュマロ。
チョコレート色の方が甘くて糖分が多いのだそうす。
ママから
「アイスを食べるなら、チョコレート色のマシュマロは砂糖がたくさん入っているからアイスだけにしようか。」と言われていました。
でも、Mikoはマシュマロも食べたいのです。
「マシュマロも食べる―。」と泣きながらアイスを食べていました。
よっちゃんが冷蔵庫の中を見たら白のマシュマロが3個残っていました。
これなら糖分も少ないのでアイスといっしょに食べることができます。
でも、いつもは白いマシュマロをもっとたくさん食べているので、3個では不服のようです。
「3個だけど、半分にすれば6個になるね。」と、3個でもたくさん食べたつもりになれる方法をママが教えてくれました。
今日は、アイスとマシュマロを食べることができました。
2024/11/30(土)
今日は月に1回恒例で開催している、ヒイジイジとの食事会です。
Mikoは、ヒイジイジとの食事会をとても楽しみにしています。
ヒイジイジがお風呂に入るために脱衣所で服を脱ごうとしているとき、ちょうどドン・キホーテでの買い物から帰ってきました。
「ヒイジイジが来ているよ。」とちいちゃんから聞くと、玄関を上がって勢いよく脱衣所の方へやってきました。
ヒイジイジと目が合うと、廊下でピタッと立ち止まり、とびっきりの笑顔を見せてくれました。
ドン・キホーテで買った白い犬のぬいぐるみを胸に抱えて。
その笑顔だけで、Mikoがヒイジイジが来るのをどれだけ待ち望んでいたのか、伝わってきます。
今回もテーブルのフキンがけをしてくれて、食事を小皿に取り分けてくれて、ビールをコップに注いでくれました。
今日は、Mikoのフットワークの良さを発見することができました。
箸(はし)が床に落ちると、間髪を入れず、走ってフキンを取りに行って、サーと箸と床を拭いてくれました。
ヒイジイジがお稲荷さんが好きだと聞くと、すぐさま、ヒイジイジの小皿にお稲荷さんを2つ取り分けてくれました。
ヒイジイジの口癖に「明るく明るく。朗らかに。」とうものがあります。
まさに、Mikoは明るく、朗らかです。
ヒイジイジはおしゃべりが好き、Mikoもおしゃべりが好きで、そして世話好きです。
食事会は、とっても賑やかに、ワイワイ、ガヤガヤと進むのです。
ママは、幼稚園の発表会のために仕事でしたが、食事が終わってゲームを始めるころに帰宅しました。
食事の後、ヒイジイジ達とババ抜きを1回しました。
Mikoはまだトランプゲームを続けたいようでしたが、ヒイジイジの昼寝の時間になったので、続きはママとよっちゃん達としました。
次のトランプゲームは、神経衰弱にしたようです。
トランプゲームも少しづつルールが分かるようになり、楽しめるようになってきました。
ヒイジイジが昼寝から起きたら食べるおやつを何にするのか、Mikoが選んでくれました。
ヒイジイジが甘いもの好きな事、パンが好きな事を知っていたので、食パンに小豆を乗せて、電子レンジでチンした熱々のアンパンにしようと、勧めてくれました。
昼寝から起きたヒイジイジは、「わー、こんなに沢山。」と言いながら、パクパクとおいしそうに食べていました。
写真では二切れ映っていますが、実際には4切れのパンをペロリと平らげました。
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次回の食事会は、年末年始に開催します。
年末年始は、お泊りでヒイジイジが来ます。
「えっ、ヒイジイジお泊りするの!!。ずーとお泊りするの?。Mikoちゃんが大きくなるまでお泊りするの?」
「今度は、1日だけだけど、Mikoがそういってくれてヒイジイジ、喜んでいるよ。」
最後は、年末年始のお泊り食事会を楽しみにしながら、記念撮影をしてお開きとなりました。
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2024/12/1(日)
今日から師走(しわす)です。
もう師走!?とういう感じです。
齢をとると時の経過が早く感じられると言いますが、まったくその通りです。
それに比べ、Mikoにとっては、1日1日が長く、その間に吸収することも多いのでしょうね。
さて、今日もママは幼稚園の発表会のために出勤でした。
年少、年中、年長とあるので、2回に分けて発表会を開催したのです。
「Miko、行ってきます。あまりテレビを観過ぎないようにね。」と言ってママは出かけていきました。
日中、ちいちゃんと一緒に、2階でテレビを観ずに遊んでいました。
ジイジはこの日仕事で、昼休みになった時に食事を作ろうとキッチンへ行くと、2階から降りてきたMikoと会いました。
何やら歌を口ずさみながら2階から降りてきたMikoは、青いドレスを着ていました。
きっと「アナと雪の女王 」のエルサになりきって遊んでいたのかもしれません。
明日は、代休でママがお休みなので、ズーラシアに行くといっていました。
Mikoに「明日、どこに行くの?」と聞くと
「どうぶつえん!」
「じゃ、オカピに会えるね。」
「オカピ?」
「ほら、大きなガラスの部屋があって、その中にいた、木の葉っぱを食べる、お馬さんのような動物。」
そう言うと、思い出してくれました。
ズーラシアに行くのは1年半ぶりになるのかな。
忘れかけていた動物達に会えば、また思い出す事でしょう。
ところで、今日の体操教室は急遽中止になりました。
2人いる先生の内の一人が体調不良でお休みすることになったためだそうです。
先生の人数に余裕がないので、まあ、仕方ありません。