my dear granddaughter , Miko’s Diary
2024/12/16(月)
夕食後、リビングからMiko、ママ、ちいちゃんの3人が何かの話でもめている会話が聞こえてきました。
ジイジは、キッチンでその話を聞いていました。
ママ:「Miko。でも、保育園にはシールやビーズは持って行っては いけない ことになっているんだよ。」
Miko:「だって、〇〇ちゃんは持ってきているよ。」
ちいちゃん:「おもちゃを持ってきて、無くなったりしたら、皆が困るから、やっぱり保育園へ持って行ってはいけないはずだよ。」
Miko:「でも、持ってきているもん。」
今まで保育園にはちょっとだけシールを持って行くことがあっても、沢山持って行くことはありませんでした。
どうも、今度は少し多めに持っていきたい様なのです。
お友達の中には、Mikoよりもたくさん持ってくる子供もいるようなのです。
話の流れが「先生に聞いてみよう。」という方向に進みました。
すると、よっちゃんが調停に出てきて、こう言いました。
「俺が今度先生に聞いてみるよ。
きっとグレーゾーンになっているんだよ。
いきなり誰々が持ってきているので、みたいな話で聞くと、職員会議などで話し合われて、全面的に中止になったり、持ってきている子供達の持ち物を調べたり、親にこれからは持ってこないでくださいなどと通達をしたり、極端な方向へ進みかねないから。
そこを気を付けて、先生に聞いてみるよ。」
寝た子を起こすことになりかねませんからね。
穏便に事を運んだほうがよさそうです。
シールを沢山持っていきたいMikoですが、きっと、ほどほどにという匙(さじ)加減になるのでしょう。
2024/12/17(火)
ジイジの仕事部屋まで、お風呂場からMikoの大きな歌声が聞こえてきます。
「アナと雪の女王」の歌「ありのままで」を、とっても大きな声で、上手に歌います。
音程がしっかりしてきました。
高音部のキーもギリギリでています。
今日聞こえてくる歌は、いつもの「ありのままで」の歌ではありませんでした。
とても楽しそうな、明るい歌です。
お風呂からでたMikoに
「さっき歌っていた歌は何ていう曲?」と聞くと
Youtubeでやっている歌なのだそうです。
2階からMikoの歌声が聞こえてくるときもあります。
家の中に歌声が響くのって、いいですね。
2024/12/18(水)
ジイジが14時35分に早迎えに行きました。
今日は、いつもより5分ほど早く着いたのですが、ちょっと早すぎたようです。
ちょうど、お昼寝が終わって、子供たちが起き出した時間に当たってしまいました。
布団の上に座って、寝ぼけ眼(まなこ)で遠くをボーと見つめている子供が数人います。
まだ、熟睡している子供も2,3人います。
その他の子供たちは、お着替え中です。
Mikoもお着替えの途中でした。
この時間、先生は大忙しです。
布団の片づけを手伝ったり、熟睡している子供の布団を邪魔にならない場所に移動したり、教室のはじに寄せていたテーブルと椅子を出して並べたり。
いつもより5分早く着いたのですが、この5分間の違いは大きいのですね。
次回からは、いつもの通り14時40分過ぎに保育園に着くようにしましょう。
Mikoとの帰り道、花を摘んだり、木の実を摘んだりしました。
赤いナンテンの実を摘んでいるときに、いくつか地面に落ちている実がありました。
「きっと、小鳥が食べたときに落ちたんだよ。」
そういって、実を拾い上げると、実が割れていました。
「この実、割れているね。ヤバ。」
家に着くまでの間に、言葉の最後に「ヤバ」をつけた言い回しを何度か使っていました。
「〇〇〇だね。ヤバ。」
「風が吹いている。葉っぱが飛んでっちゃう。ヤバ。」
どうも、保育園で「ヤバ。」が流行っているようです。
Mikoは、この「ヤバ」を使ってみたかったようです。
耳にした言葉や言い回しを、自分で使うことで、言葉を自分のものにしていくのですね。
2024/12/19(木)
今日は、保育園で「お楽しみ会」がありました。
「Miko、お楽しみ会ってどんなことをするの?」
「えーと、お菓子を食べたり、歌を歌ったり。」
「へー、食事会のようなものなんだ。」
「おねえさん先生も来たんだよ。」
おねえさん先生は、教育実習の先生なのかもしれません。
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久しぶりにギターを出して「カントリーロード」を弾き語りしました。(下手の横好きです)
するとMikoが
「英語の歌!」と言って、歌っているジイジの方へ来て、曲に合わせて踊ってくれました。
「ジイジ、見て!」
曲に合わせて、上手に踊っています。
歌っていいですよね。
歌を通してMikoと気持ちが一つになったような気がしました。
2024/12/20(金)
今日は、給食とおやつにアレルギー食品が含まれていないことを確認する面談の日です。
面談が終わった後、Mikoはママと17時頃に帰ってきました。
ジイジが仕事をしていると、遠くから女の子の泣き声が聞こえてきました。
徐々に泣き声が大きくなり、声の主はMikoであることが分かりました。
あまりに大きな声で泣いていたので、ちいちゃんが外へ出て様子を見に行くほどでした。
仕事が終わって
「Miko、どうして泣いていたの?」と聞くと
「りなちゃんといっしょに帰りたかった。」
保育園を出る時、ちょうどりなちゃんのお母さんが迎えに来ていたので、Mikoはいっしょに帰ることができると喜んだようです。
ところが、りなちゃんはこれから予防接種(インフル?)を受けるために病院へ行くことになっていました。
りなちゃんのお母さんからそのことを聞いたママが
「遅くなっちゃうから、私達を待っていないで、どうぞ、病院へ行ってください。」
りなちゃんは先に行ってしまいました。
そういう経緯があって、保育園から自宅に着くまで、大泣きしたのだそうです。
2024/12/21(土) 冬至
ママと新江ノ島水族館に行ってきました。
行きは大船からモノレールを利用しました。
鳥のように街を抜け、丘を越えて走るモノレールはディズニーランドのジェットコースターのようだと言っていました。
ママが「水族館で何を一番見てみたい?」と聞いたら「サメ」という答えが返ってきたそうです。
ママにとって「サメ」は意外だったようです。
イルカあたりを期待していたのかもしれません。
クラゲにも興味津々だったようです。
もちろん、イルカも見たそうです。
イルカのショーは、さぞ豪快だったことでしょう。
水族館はいたるところにクリスマスの飾りつけがあってとても華やかでした。
えのすいのマスコット「あわたん」と記念撮影もしました。
あわたんは、泡の妖精です。
帰りは藤沢経由で戸塚へでました。
モディのレストラン街にある不二家で食事をして帰ってきました。
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2024/12/22(日)
今年最後の体操教室でした。
「Miko、今日はね、今年最後の体操教室だね。」と声が出かかったのですが、待てよ「今年最後」ってMikoに分かるかな、と思いとどまりました。
そして、言葉を選んで
「Miko、もうすぐお正月でしょ。お正月になると新しい年になるんだ。今日は、新しい年になる前の最後の体操教室なんだよ。」と話しかけました。
「ジイジ、あといくつ寝るとお正月になるの。」
「えーと、22,23・・31だから」と指折り数えて「9個寝るとお正月だね。」
・・・Mikoにそういったあと、しばらくして、もう一度数えてみると、9は間違いでした。
正しくは10です。
指折り数えても間違えるとは、なさけない、と一人悔しい思いをしたジイジでした。
今年最後のお正月なので、ゆーなちゃんにお手紙を書いたのですが、残念ながらゆーなちゃんはお休みでした。
1年間、楽しく、頑張って体操教室へ行くことができました。
来年も、楽しく体操教室を続けてほしいと思います。
そして、保育園の運動会で逆上がりを披露できるといいね。