初日の出と富士山 車いすが大いに役立ちました

2025年の元日、父を車いすに乗せて皆で初日の出と富士山を見に行きました。
毎年、50人くらいの人が集まる日の出と富士山を見ることができる絶景ポイントがあります。
日の出を見た後、100mくらい歩けば高台から富士山を眺めることができます。

遠くの丘の稜線から太陽が昇ると
「ばんざーい。今年も、皆さん良い年になりますように!」
集まった人たちに訴えるように、大きな声で何度も「ばんざーい!」と叫んでいました。

雲一つなく、風のない、澄み渡った空気の朝です。
手前に見える丹沢山系が朝日に照らされ、その山襞(ひだ)の陰影が手に取るようにくっきりと見えます。
その向こうに見える富士山も、青空のキャンバスの中にくっきりと映し出されていました。

車いすのおかげで、堪能することができました。

10時頃、父を車いすに乗せて近所を1時間くらい散歩をしました。
途中、神社にも寄りました。
「この神社に来たのは初めてだ。」と喜んでくれました。
近所を歩いていると色々なことが蘇ってくるのでしょう、
「あそこの家は、〇〇さんの家だ。」
「昔は平屋だったんだ。」
饒舌になり、ずっとしゃべりっぱなしでした。

「車いすは、タダでケアプラザが貸してくれるんだ。
保険で賄っていて、ケアプラザには何台か車いすを置いておく義務があるそうだよ。」
そう説明すると、父も納得してくれたようです。

「今度、Mikoの体操教室があるときも借りようと思っている。」と伝えました。

これから、ちょっとした機会に利用していこうと思っています。

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話はまったく変わりますが、2024年の最後のデイサービスのときに父のおしりに大便が少しついていました。
デイサービスの方が、おしりを洗って、新しいオムツに交換してくれました。
その時父は、新しくしなくても今履いているオムツで十分だと、随分抵抗したようです。

実は、父をデイサービスに送り出した後、着替えの下着を点検すると、裾にウンチが付着していました。
布団を見ると、枕に掛けているタオルにもウンチが付着していました。
どちらも、乾いて干からびた状態です。
すぐに持ち帰って洗濯をしましたが、ちゃんと確認してあげなかったことを反省しました。

この2日前に
「今日は大便が間に合わなくって、オムツに少し出てしまった。」と言っていました。
オムツを変えて、拭き取ったと思っていたのですが、それが十分ではなかったのです。

これからは、大便の後、ちゃんと拭き取れているか、しっかりと確認してあげなければいけません。
オシリを拭くという行為は、父にとって大変な作業なのだということが、分かりました。
大便だけではありません、小便の方も、漏らさずに用を足すことは大変な作業です。
96歳という年齢は、排泄行為にも難儀するようになるのです。

本来ならちゃんとしたウォシュレットを取り付けるべきなのですが、取り敢えず携帯タイプのウォシュレットを用意しようと思っています。(TOTOの携帯ウォシュレットなど)
オシリ拭きタオルも必需品になりそうです。



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