孫日記 2025/3/31~4/6

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2025/3/31(月)

今日が体操教室の のぞみ先生 の最後の出勤日です。
Mikoは、のぞみ先生 宛に一生懸命に絵ハガキを書いていました。
(絵葉書は、他の体操の先生の分も作成しました。)

絵葉書を渡してお礼を言うために、体操教室へ行くと、なんと、さーやちゃん も体操教室に来ていました。
もしかしたら、さーやちゃん も先生にお別れの挨拶をするために、来ていたのかもしれません。

さーやちゃん とは、もう体操教室で会うことはないと思っていたので、とてもうれしい出会いでした。

のぞみ先生、さーやちゃん、Mikoの3人が楽しそうに笑いながらお話をしているビデオを見せてもらいました。
女子3人、とても楽しそうです。

「Mikoとさーやちゃんは、波長があうんだよ。」とよっちゃんが言っていましたが、ビデオで見る二人は、お互いが傍にいるだけで、体の芯から喜びがあるれ出てくるようでした。

「さーやちゃんが小学校に慣れるころ、また、近くの公園で一緒に遊びましょう。」と約束をして別れました。

2025/4/1(火)

Mikoは新学期を迎えました。

最年長のきりん組になりました。

ぱんだ組の担当でお世話になった渡辺先生が退職し、アキヒロ先生がMiko達のクラスの担当になりました。
はじめての男の先生です。

4月は、新しい世界への船出でもあります。
色々な面で初めての経験をしていく時期です。
環境の変化に慣れて、楽しい保育園生活を送ってほしいと願っています。

2025/4/2(水)

Miko、ママ、よっちゃん、ジイジで はまぎんこども宇宙科学館 へ行ってきました。

目いっぱい、遊んできました。

行きは、バスと電車を乗り継いで行きました。
電車に乗っていると
「Mikoちゃん、電車嫌いなんだ。」といいます。
「どうして、嫌いなの?」
「だって、気持ち悪くなるから。」
「気持ち悪くならない方法があるよ。下を見ると気持ち悪くなるから、遠くを見ると大丈夫だよ。」
「じゃ、他にも気持ち悪くならないようになることある?」
「そうだな。楽しいことを考えてみるとか。」
「他にもある?」
「そうだな。歌を歌うとか。おしゃべりをするとか。」
そんなことを話していると、あっという間に洋光台に到着しました。

春休み期間中ということもあり、こども宇宙科学館は大変な人出でした。
受付待ちの長蛇の列。受付を済ますのに10分くらいかかりました。
館内は子供たちと、親御さん、そしてジイジ、バアバで溢れかえっていました。
そういえば、去年の同じ時期に訪れたときも、大混雑でした。

こうなると、食事をする場所の確保が最優先です。
遊びを30分くらいで一旦済ませ、12時前に休憩室で食事を摂りました。
早めに席を確保して大正解でした。
案の定、12時過ぎには、広い休憩室も満席になりました。

プラネタリウムでは「ドラえもん 宇宙の模型」が上映されていました。
「満天の星」の世界が、惑星、太陽系、銀河で構成されていることを のび太 達が体験する、という内容です。
上映の後、春の星座が映し出されました。
おおぐま座のひしゃく型をしたおおぐまのしっぽの解説で
「この形、分かる人いるかな?」と解説者いうと、星座に詳しい子供から「ひしゃく」と声があがりました。
「そう。正解!この ひしゃく、使ったことのある人いるかな?」
するとMikoが「使ったことある。」と声をあげました。
先日、お墓参りに行ったときに、ひしゃくでお墓に水を掛けたのでした。

B2からF5まで、全館、くまなく遊びました。

なかでも、ジイジが印象的だったのは、赤、白、青のボールを転がして、ボールが動く軌跡を楽しむ遊びをしていたときの、Mikoです。
青色のボールの数が、赤や白のボールに比べて、極端に少なく、3つくらいしかありません。
その貴重な青のボールを手に入れて、転がして遊んでいました。
ボールがコースから外れてしまい、床をコロコロと転がっていきました。
走ってボールを追いかけていきましたが、Mikoよりわずかに早く、他の女の子が掴んでしまいました。
ボールを持っていかれてしまうと、何も言えず、立ちすくみ、べそをかきだしました。
ジイジが代わりに赤いボールを手渡そうとすると
「青がいいの」と言って、ママのお腹に顔をうずめてしまいました。
ジイジなどは、何色であろうとボールであれば皆同じと思ってしまいますが、そうではないのですね。
持っていかれて悔しいのですが、持って行った女の子が悪いわけではないので、悔しさの持っていき場所が分からなかったのでしょう。

もうひとつ、印象的だったことがあります。
16時になったので、「じゃ、帰ろう。」と言うと、
「Mikoちゃん、最後に黄色い(案内)ロボットで遊んで帰る。」と言って、黄色い案内ロボットがいる1階に上がりました。
1階へ上がると、まず目につくのは、正面にあるショップコーナーです。
ふらふらと、ショップに誘(いざな)われてしまいました。
買い物に夢中になってしまい、すっかり、黄色の案内ロボットのことを忘れてしまいました。
買い物を済ませて、そのまま、電車に乗って戸塚に出て、ちいちゃんの迎えの車に乗り込みました。
我が家にもうすぐ到着しようとする段になって、唐突に、「遊ばなかった。黄色のロボットで遊ばなかった。」とMikoが叫びました。
足をバタバタさせて「(ことも宇宙科学館に)もう一度、戻る。」と、さも悔しそうです。
戻ることが叶わないと知ると、「明日、もう一度行く。」と言います。
家に到着しても、言い張っていましたが、「Miko、玄関の鍵を開けてくれる。」とママに頼まれると、さっきまでダダをこねていたのがパッと晴れて、気持ちを切り替えてくれました。

色んな事がたくさんありましたけれど、そのなかでも、ジイジにとって印象深い二つの出来事でした。

☆☆こども宇宙科学館の写真集☆☆彡

混んでますね~ Miko、よっちゃんが宇宙船に乗り込みます
青色ボールは特別なボールなの
不思議やパズルがいっぱい
アイボに触れた! ロボットのすべり台がお気に入りです。
案内ロボット君 次来た時遊ぼうね。

2025/4/3(木)

ママの就活がはじまりました。
既にママの中では、面接を受ける会社を決めているようです。

色々な手続きがあるため、今日は区役所へいきました。

区の担当者の説明では・・・
保育園のお預かり時間帯は、離職期間中、9時から16時に時間短縮されるそうです。
また、7月25日以降も職に就いていない場合、保育園へ行くことができなくなるとのことでした。

そんな事情はMikoには関係ありません。
今日も元気に保育園へ行きました。

2025/4/4(金)

「手洗った?」
夜、「グッドナイト」といって、タッチをして2階へ上がります。
そのとき、Mikoが言う言葉です。

「トレイは座ってしてね。」
ジイジがトイレに入る姿を目にとめた時に、Mikoが言う言葉です。

これらの言葉は、ママ達がジイジに言う言葉です。
傍らで聞いていたMikoが、それに倣(なら)って言うようになりました。

今では、ママ達よりもMikoから言われることが多くなりました。

どうも、ジイジは、言われることを守っていないと思われているようです。

ジイジは、細菌に負けない強い体(免疫力)をつくるべきだ、と思っています。
清潔であることは大事だと思っていますが、その基準が、ママ達よりも緩やかなのです。

とはいえ、Mikoに言われている言いつけはシッカリ守っていますが、それ以外はアバウトでいいと思っています。

ママはハローワークに行って、いろいろ手続きをしてきました。
いろいろな手続きに時間がかかり、Mikoのお迎えが遅くなり、17時近くに帰宅しました。
明日は、りなちゃんのママからお声がかかり、大池公園で行うバーベキューに招待されています。
その時のお菓子類でしょうか、大きな買い物袋を持って帰ってきました。

2025/4/5(土)

大池公園で行われたバーべーキューに行ってきました。

りなちゃんのママが声を掛けた5家族が参加しました。
親と子供たちを含めると結構な大人数です。

Mikoに「バーベキューでお肉を焼いて食べたの?」と聞くと
「お肉はあまり食べなかった。でも、焼きそばを食べた。」と言っていました。
食品アレルギーがあるので、たれ などにアレルギー物質が含まれている可能性があるため、控えたのだと思います。

それでも、広大な園内には桜が咲き誇っていて、子供たちが遊べるスペースがたくさんあります。
天気も穏やかで、思う存分、皆と走り回って遊んだそうです。
帰る間際に、「あそこでもう一回遊びたい。」とMikoが言ったのですが、もう帰る時間なので遊べないと言われ、泣いてしまったそうです。

帰ってきたMikoがママにこんなことを言っいるのが、聞こえてきました。
「Mikoちゃんが悪いことをしたこと、皆に黙っててね。」
すると、ママが、「悪いことではないんだよ。Mikoは悪いことをしていないんだよ。」と言っていました。

後でママに事情を聴きました。
Mikoが集めているプリキュアのカードを皆に見せてあげるために、持って行ったそうです。
よっちゃんから、カードを持っていくと、きっと皆が欲しがるよ、と言われていたそうです。
でも、Mikoとしては、見せるだけならみんなも喜んでくれるからいいだろうと思っていたようです。
自慢したい気持ちも、もちろん、あったことでしょう。
そして、カードを見せると、案の定、「このカードほしい。」という子が続出したそうなのです。
大切にしているカードなので、あげるわけにはいきません。
ちょっとした、すったもんだがあったようです。
「Mikoちゃん、あげることができないんだったら、持ってこなければよかったんだよ。」とお友達から言われてしまったそうです。
喜んでもらおうと持って行ったのに、Mikoには思ってもいない展開になってしまったようです。
ママが「今日はあげられないけど、別の日にあげられるカードを持ってくるからね。」と言って、事が収まったそうです。

ジイジもMikoが悪い事をしたとは思いません。
子供の間で貸し借りをしてはいけないと思うからです。

Mikoは、「ちょうだい」と言われたことに対して、断りを入れたことに、後ろめたさのようなものを感じたのかもしれません。

きっと、Mikoなら、たとえ自分も欲しいと思ったとしても、他の人が大切にしているものだからと我慢できたことでしょう。
自分と他人では、それがお友達であったとしても、自分とは気持ちが違うこともある、ということを学びました。

Mikoにとっていい勉強になる出来事だったようです。

2025/4/6(日)

今日は、ママと一緒にクッキー作りをしました。

型抜きでクッキーを成型したり、粘土のように手で形作って、ひとつづつ丁寧に作っていきました。
型抜きは、チョウチョ型、花型、メロン型、樹木型があります。
先日、こども宇宙科学館のプラネタリウムで見た土星を手でコネて作りました。

チョコレート味のクッキーと普通のクッキーの2種類です。

最後にデコレーションを付けて、型作りは完成です。

クッキー作りは、回を重ねるごとに、腕前が上がってきています。

「ジイジ、何を食べたい?」
焼き上がったクッキーをトレーにのせて、持ってきてくれました。

「うん、このチョコレートのチョウチョにする。」
食べた食感は、カリッとしていて、チョコレートのほのかな苦さと香りが口の中で広がります。

「どう?」
「おいしい!カリッとしていて、チョコレートの香りがする。」

「じゃ、白いクッキーも食べてみて。」
白いクッキーは、優しい甘さで、しっとりした食感です。

「ジイジ、どっちが好き?」
甲乙つけがたい味で、迷いましたが、「うん。白いクッキーは柔らかくて、ジイジは好きだな。」

前回のクッキーも、お店に出しても良いほどの出来栄えでしたけれど、今回はそれに勝る出来栄えでした。

ママとひとつひとつ丁寧に作りました
まず、Mikoが味見します



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