my dear granddaughter , Miko’s Diary
2025/4/21(月)
朝、元気よく目ざめ、食欲もあり、ウンチもでました。
でも、微熱(37度4分)があります。
保育園をお休みすることになりました。
午前中は2階で静かにしていました。
ジイジは仕事をしていましたが、Mikoの声は聞こえてきませんでした。
お昼になって、食事のためにリビングに降りてきました。
それからは、リビングで過ごしていました。
仕事をしているとリビングからMikoの大きな声が聞こえてきました。
笑ったり、泣いたり、叫んだり。
「Miko、ジイジが仕事中だから、大きな声を出さないでね。」
ちいちゃんに注意されていました。
どうも、午後になって、完全に復活したようです。
2025/4/22(火)
朝、両手に持てるだけのウルトラマンを持って、2階から降りてきました。
まだ、ウルトラマン熱が続いています。
「94」の番号が付いているウルトラマンの説明カードも持っていました。
「ジイジ、この番号90でしょ。」
「うん。ここに4があるから、94だよ。」
「94か。大きいね。」
「大きな数でしょ。でもね、ヒイジイジはもっとすごいんだから。
94、95、96、97。
97なんだよ。
ヒイジイジがウルトラマンに勝ったね。」
今日も元気に保育園へ行きました。

2025/4/23(水)
Mikoは、熱中すると他のことが見えなくなることがある、と先週のブログに書きました。
でも、その一方で、大人のちょっとした感情を感じとる繊細さもあります。
今日、こんなことがありました。
昨夜からやや強い雨が降り続いていて、保育園へ出かけるときが雨のピークでした。
玄関でレインコートを着て、ママと保育園へ行く準備をしていました。
「ママが好き。」
雨の中、レインコートを着て、傘をさしてママと保育園へ行けるので、そう言ったのだと思います。
そうしたら、隣によっちゃんがいるのに気づき、
「よっちゃんも好き。ママが一番で・・・その次」と言いました。
そうしたらママから
「好きな人の順番をつけちゃいけないよ。」
と、言われてしまいました。
ランク付けをしてはいけないということだと思います。
たしなめられたMikoは、べそをかいて、大粒の涙が頬(ほほ)を伝いました。
Mikoは、ランク付けのつもりはなく、「みんな、それぞれ好き」ということを言いたかったのだと思います。
Mikoは繊細な面を持っていて、Mikoなりにママとよっちゃんに気を使っていたのだと、ジイジは思いました。
2025/4/24(木)
保育園での出来事です。
朝、保育園へ到着すると、なぎちゃん達がお人形で遊んでいたそうです。
Mikoはいっしょに遊びたかったので「いっしょに遊ぼう。」と声を掛けたのですが、お誘いの返事がなかったそうです。
すこしショックを受けたMikoは、ママの所に戻ってきました。
ママが、「もう一度、なぎちゃんに”一緒に遊ぼう”と声を掛けてみな。」とMikoを励ましました。
勇気を振り絞って「いっしょに遊ぼう。」と声を掛けました。
でも、お誘いの返事がありませんでした。
もっと大きなショックを受けました。
そのやり取りを見ていた先生が、Mikoを抱っこしてくれたそうです。
後は先生に任せて、ママは後ろ髪をひかれる思いでしたが、帰宅しました。
夕方、お迎えに行き先生にその後の様子を伺いました。
「あの後、いっしょに遊びました。大丈夫でしたよ。」と説明してくれました。
ママがお迎えに行ったときにも、お友達と楽しく遊んでいたそうです。
人が悩んだり、ストレスを感じたりするのは、ほとんどが人間関係にあります。
Mikoも、そうした人間関係をこれからたくさん経験していくようになるのだな、と思いました。
2025/4/25(金)
夜2階へ上がるときに、
「これから、ピアノを弾くんだ。ジイジ、ピアノ弾ける?」
と聞かれました。
ジイジが時々下手なギターを弾いているので、ピアノも弾けるのだろうと思ったようです。
「ジイジはピアノは弾けないんだよ。
ママは小さいころピアノを習っていたから、ママなら弾けるよ。」
もともと、ママからピアノを教えてもらうことになっていたようです。
ジイジにもピアノを教えてもらおうと思って声を掛けてくれたのだと思います。
2階から「♪春がきたんだ♪」をMikoが歌っている声が聞こえてきました。
「♪春がきたんだ♪」のピアノの弾き方をママから教わっているようです。
うまく弾けたでしょうか。
2025/4/26(土)
今日は、ヒイジイジとの「食事会」の日です。
「ジイジ、今日、ヒイジイジはお泊りするの?」
「今日は、お泊りしないで帰るんだよ。」
「Mikoちゃん、ヒイジイジにお泊りしてもらいたいな。」
「うん、今度ヒイジイジがお泊りできるようにするからね。」
「ヒイジイジのお家は、近いんでしょ?」
「うん、近いよ。」
車で行ったことはあっても、歩いて行ったことがないので、距離感がわからなかったようです。
「ヒイジイジが来たら、何しようか?」とMikoから相談を受けました。
「トランプとか、カルタなんかどう?」
「うーん、双六!双六にしよう。」
食事会が始まるとき、いつものように、ビールを注いでくれました。

今日は、最近Mikoができるようになったことを、ヒイジイジに披露しました。
一つは、足し算ができるようになったことです。
よっちゃんから問題が出されました。
「2+2は?」 「4」
「5+3は?」 「8」
即答できました。
ママからも問題が出ました。
「5+6は?」 「Mikoちゃん、10までしかできない。」
「じゃ、ジイジが指を1本貸してあげる。」
Mikoの10本の指とジイジの1本の指を数えて、「11」。
2+2や5+5など、10までの答えは即答です。
「Mikoちゃん、5+5が好きなんだ。」
もう一つは、ピアノです。
昨日、ママから教わった「♪春がきたんだ♪」の演奏です。
「Mikoちゃん、全部は弾けないだ。」
と言って、弾けるところまでを歌ってくれました。
曲の半分は弾けます。
昨日教わっただけで、良く弾けるようになったものです。

双六は、Mikoが1番でした。
ヒイジイジは2番でした。
双六をやるとMikoの負けず嫌いの性格が、ほんとうによく現れます。
望むサイコロの目の数がでないと、悔しさを爆発させます。
望む目が出ると、喜びを爆発させます。
喜怒哀楽が激しく現れるのです。
傍(はた)から見ていたジイジは、その様子がおかしく、笑いが止まりませんでした。

ヒイジイジが昼寝から目覚め、おやつのどら焼きを食べているところに、Mikoがやってきました。
「ヒイジイジ、Mikoちゃんが買ってきたどら焼き食べてる?」
そうなのです。
Mikoがヒイジイジが食べるおやつにどら焼きを選んで用意してくれていたのでした。
ヒイジイジも、90歳以上歳(とし)の離れた曾孫についていけるのですから、大したものです。
私など、ヒイジイジはスーパー老人だな、と感心することしきりです。
今回も、にぎやかで、楽しい食事会でした。

2025/4/27(日)
ママが明日の面接の準備があるため、体操教室はお休みしました。
ちいちゃんと近くのマンション内にある小さな公園で遊びました。
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ちいちゃんが保育園で起こった出来事を、ママに話していました。
ちいさんの保育園で園児が大人の親指の爪くらいの大きさのゴム製のおもちゃを飲み込んでしまったそうです。
園児のお母さんが心配してすぐに病院へ連れていき、レントゲンを撮ったのですが、レントゲンには映らなかったそうです。
特別な処置をしないで帰宅したそうです。
そうしたら、翌日か翌々日にウンチと一緒に出てきたそうです。
たまたま、小さなゴム製の物体だからよかったものの、これが針とか電池などだったらと思うとぞっとする出来事でした。
ちいちゃんがママに話している内容の一部を耳にしたがMikoが
「ちいちゃん、ママに話していたことをMikoちゃんにも話して。
ママに話していた通りに話して。」
ジイジも話の内容の一部が耳に入ってきていたので、
「ジイジも聞く。」
一緒に、ちいちゃんからその出来事を聞きました。
話を聞き終わって、
ジイジが「怖い話だね。」とMikoに同意を求めるように言うと
「Mikoちゃん、こわくない。」と言われてしまいました。