浴室リフォームとシロアリ対策が完了

修繕

本日(7/3)和室、浴室(ユニットバス)、洗面所のリフォームと修繕が完了しました。

今回の浴室の解体で分かったシロアリの被害状況と実施したシロアリ対策についてと、リフォームと修繕がどのように進められていったのかについて、記録に残しておきます。
施工した場所別に、その時の写真を中心に状況を説明します。

和室の床板の張替え 6月20日、21日

畳の上を歩くと沈み込む箇所があったため、シロアリの被害状況を確認しつつ、床板の張替えをしました。
沈み込みの原因はシロアリではなく、床板にベニヤ板を使用していたため、ベニヤ板のソリが原因でした。
ベニヤ板を剥がし、杉材の板に張り替えました。
この時点で和室を目視してシロアリ被害があるか確認をしましたが、シロアリ被害は確認できませんでした。
しかし、後日、シロアリ駆除の専門業者の方が、和室とリビングの境にシロアリ被害があることを発見することになりました。
それは、後述します。

浴室・洗面所解体 6月25日

浴室のタイルを剥がし、浴槽を運び出しました。
洗面所の洗面台も運び出しました。
浴室は予想以上にシロアリの被害が甚大でした。
土台から腰の位置位まで、激しく食害されていました。
柱はヒノキ材のため芯が残っていたので、ある程度構造材としての役割を保てます。
できるだけ使えるものは補修・補強して残す方針で対応することにしました。
大工さんは、朝8時半から19時過ぎまで、根気のいる細かい作業を丁寧に進めてくれました。
また、浴室と洗面所のシロアリの薬剤散布もこの時に実施しました。
他の箇所の薬剤散布は後日(7/2)に実施しました。

【解体したときのシロアリ被害状況 6月25日】

浴室・洗面所の大工さんによる修復 6月25日から7月1日

土台はほとんど取り外して交換しました。
柱は補強して使用しました。
痛んだ壁板は撤去して、新しいものに交換しました。
洗濯機の水栓の位置変更も実施しました。

ユニットバス設置と大工さんの調整 6月27日

ユニットバスを設置しました。
ユニットバスと壁の隙間は大工さんが塞いでくれました。

シロアリ防除作業(浴室・洗面所以外) 7月2日

シロアリ駆除業者が、先日実施した浴室と洗面所以外の場所に薬剤散布をしました。
同時に、シロアリ発生個所の確認も行いました。
キッチン、和室とリビングの境、玄関にシロアリの発生が認められました。
特に和室とリビングの境は被害が大きかったとのことでした。
玄関は過去に食害された形跡はあるものの、今はシロアリは認められなかったそうですが、念のため壁に穴をあけて薬剤を注入しました。
シロアリの種類はヤマトシロアリでした。
5年保証で1年点検、3年点検、5年点検があり、その間に発生が認められた場合は、無償で薬剤散布をしてくれます。

クロス貼り(7月2日)と洗面台の設置(7月3日) 洗濯機も収まりました

7月2日に壁紙を貼りました。
7月3日に洗面台を設置しました。
余談ですが、洗面台を設置してくれた工事担当者は、以前(4年前)水漏れを工務店の社長に相談しとき、社長が連れてきた人でした。
水栓の位置を変更したため、洗濯機も壁際に寄せてすっきりと収まりました。
なお、浴室の西側の窓を撤去した後は、モルタルで塞ぎました。(7月3日)
モルタルが乾いたら、今の壁と同じ色合いの塗装を施します。

シロアリの駆除・予防対策、その原因となった風呂場の改修(ユニットバス)と痛んだ箇所の補修・補強、隣接する洗面所の改修と洗濯機の設置場所の移動、和室の床改修ができました。

今回の教訓です。

  • 日頃から問題や異常がないか点検すること。
  • 日頃から間違った使い方、雑な使い方をしないこと。(床を濡れっぱなしにしないとか)
  • 自分でできるメンテナンスは小まめに行うこと。
  • 自分でできないと判断したときは専門の業者に相談すること。
  • 専門的な技術を必要とするメンテナンスや金額のはるメンテナンスは計画性をもたせること。

特に家のメンテナンスに関しては、相談できる業者があるかどうかがとても大切だと思います。

私の場合、いままで工務店の社長に屋根の葺き替え、壁の塗装、水漏れ修理などでお世話になり、社長の仕事ぶりと人間性も見てきました。
また、社長が連れてきた職人さんの人柄を見ると、社長の人柄も伝わってきます。
社長は信頼できる人だと思っています。
こうした、信頼関係は長い年月をかけて培われるため、「相談できる業者をもつ」ことは、そうたやすくはありません。

悔やまれるのは、相談できる業者がありながら、シロアリ対策について、もっと早くに相談しておかなかったことです。

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