孫日記 2025/9/8~9/14

my dear granddaughter , Miko’s Diary

2025/9/8(月) オニヤンマはトンボの王様です

Mikoがママとオニヤンマのことを話していました。

「オニヤンマはカマキリも食べちゃうんだよね。」(ミ)
「うん、そうだよ。」(マ)

オニヤンマの話が聞こえてきたので、ついつい、ジイジの子供の頃の話をしてしまいました。

「オニヤンマってね、同じところを行ったり来たりして、虫を見つけるとパッとつかまえるんだよ。」
「どうやって。」
「虫をしっかり押さえることができる足を持ってて、それで虫をガッチリと掴(つか)むんだ。
そうして、大きな目の下にある鋭い歯(アゴ)でムシャムシャと食べるんだ。」
「飛びながら食べるの。」
「そう。飛ぶのがとっても上手なんだ。」

ジイジが子供の頃、オニヤンマをよく捕まえました。

「オニヤンマは同じところを行ったり来たりするから、その通り道で木のようじっとして待つんだ。オニヤンマが油断してやってきたところで、帽子でパット捕まえるんだ。」
「虫網じゃないの?」
「虫網でもいいんだけど。虫網だと長いから手から離れているでしょ。
帽子だと自分の手のような感じで捕まえやすいんだよ。」

トンボや蝶を捕まえるのは、熟練が必要です。
こうした自らの体を使った経験というものは、いくつになっても覚えているものなのですね。

2025/9/9(火) 重陽 Youtubeは見るけど地上波は見ません

食事をしている時にYoutubeを見ないのは、我が家のしきたりです。

食事をしている間は、Mikoがまだ赤ちゃんの頃から撮りためた写真をテレビ画面に映しています。
スマホで撮影した写真が2,3分ごとにランダムにピックアップされて映し出されます。

その映像を見ながら、あの時はこうだったね、などと話がはずみます。

テレビの利用は、Youtubeを見るか、J:COMのディズニー映画を見るか、食事中であれば写真のアルバムを見るためです。

地上波を見ることはほとんどありません。

ジイジが子供の頃は、地上波以外の選択肢がありませんでした。
それに比べ、今は地上波、BS、CS、Youtubeなど選択肢がたくさんあります。

ママ達にとって、決められた時間に一方的に映像が流れてくる地上波は好まれていないようです。
自分たちが見たい番組を、見たいときに見て、さらに途中で中断したり、再開したり、早送りしたり、巻き戻したり、自由に操ることができるものが好まれています。

そういえばジイジもここ2、3年、地上波を見ていません。
自分が関心のある情報を得るためにYoutubeの動画を見たり、ChatGPTやCopilotなどのAIを利用しています。

技術革新による世の中の変化をいろいろ経験してきたジイジですが、その変化のスピードが速くなっています。
AIの進歩によって、変化のスピードは益々加速されてきました。
想像をはるかに超える変化が待ち構えている予感がします。

Mikoが大人になる頃、人間主体の技術革新の世の中であってほしいと、願わずにはいられません。

2025/9/10(水) セセリチョウはカマキリの餌!?

今日はジイジがお迎えに行きました。

教室に入ってMikoを探していると男の子と女の子がジイジのところに寄ってきました。
そして、女の子がジイジにこう言いました。
「Mikoちゃんのおじいちゃんだよね。何歳なの?」
突然の質問でしたが、ここは間髪を入れず、元気よく、胸を張って
「68歳!」
と答えました。
「68ってわかるかな?大きい数でしょ。すごいでしょ。」
女の子は、きょとんとした顔をしていました。
ジイジに歳を聞いたのは、女の子にも身近におじいちゃんがいるからなのかな。

Mikoはパズルでアゲハ蝶を作るのに夢中になっていました。
「ジイジ、ちょっと待ってね。もう少しで完成するから。」

保育園を出ると道路わきにランタナの花が咲いていました。
ランタナの花の蜜を求めて1匹の茶色の蝶が止まっていました。
「アッ、チョウチョ。ジイジ捕まえて。」
一回目は逃げられてしまいましたが、二回目で捕まえることができました。
「Miko、この蝶はセセリチョウっていうんだよ。」
「茶色いから、ガじゃないの?」
「ガは夜に動き出すんだけど。蝶は明るいときに動き出すんだ。
このセセリチョウは明るいときに花の蜜をなめに来るから蝶なんだよ。」
「Mikoちゃんが持ってもいい?」
Mikoにセセリチョウを渡しました。
「粉がつくね。そうだ、粉が取れるとチョウチョの羽は透明になるんだよね。」(ミ)
「うん。粉は鱗粉(りんぷん)っていうんだけど、鱗粉があるからチョウチョはきれいなんだ。」(ジ)

ところで、セセリチョウを捕まえたのには理由がありました。
「持って帰って、カマキリにあげよう。」(ミ)
そうなのです。カマキリの餌にするためだったんです。

肉食の昆虫を飼育すると、食べるという行為の現実を目の当たりにすることになります。
文明社会はこうした現実を覆い隠してしまいますが、子供の時に、その現実を見ておくことは意味のあることだと、ジイジは思います。

セセリチョウとカマキリ

2025/9/11(木) Mikoが成長して座卓が低くなりました

ちいちゃんがネットで購入した座卓の高さ調整をする商品が届きました。

早速、よっちゃんが座卓に取り付けて高さ調整をしてくれました。

イスをもう少し高くする必要があったので、本を束ねてその上にイスを乗せました。

ちょうどよい高さになりました。

成長したMikoには座卓が低くなってきていたので、座卓の下に脚を入れられず窮屈そうでした。
これでゆったりと座卓の下に脚を入れられるようになりました。

高さバッチリ

2025/9/12(金) 「おととし?」言葉への関心が高くなりました

夕飯を食べながら、身振り手振りを交えて一生懸命にママにお話をしていました。

先日は、保育園でお店の見学に行ったときの「お店の場所」を一生懸命によっちゃんに説明をしていました。

ランドマークとなる場所を示して、そこからどう行くかを説明していました。

「地区センターがあるでしょ。そこの上の道。」

話す言葉の成長に目を見張るものがあります。

ジイジとちいちゃんの会話も良く聞いていて、分からない言葉が出てくると、すかさず聞いてきます。

「去年は、まだ座卓の下にMikoの脚を入れることができたのにね。」(ジイジとちいちゃんの会話)
「 ”去年” って、どういう意味?」(ミ)
「いまMikoは きりんさん組 だよね。その前の パンダさん組 の時のことだよ。」(ジ)

その流れでジイジとちいちゃんの会話に「一昨年(おととし)」とう言葉が出てきました。

「 ”おととし” って、どういう意味?」

「 ”おととし ”はね、パンダさん の前の コアラさん の時のことをいうんだよ。」

こうやって、どんどん新しい言葉を吸収し、使いこなしていくのですね。

2025/9/13(土) 71分間、プリキュアの映画を観てきました

今日もMikoが成長していることに気づく出来事がありました。

昨日から公開された『映画キミとアイドルプリキュア♪』を ららぽーと の映画館で観てきました。

上映時間は71分と少し短めですが、今までのMikoであれば決して短いとは言えない長さです。

しかし、今回は映画のストーリーに入り込んで、71分があっという間に過ぎていったようです。

「もう一度観たい」と言っていました。

集中力が途切れることなく、最後まで鑑賞できたことは成長の表れだと思います。

2025/9/14(日) プリキュアの服と靴下で決めたかったのに

Miko、ママ、ちいちゃんの3人で大和市の図書館へ出かけました。
ここの図書館は、子供から大人まで楽しめる図書館だそうです。

ところで・・・

出かける前にリビングでMikoが大きな声で泣いていました。

どうしたのかと思ってリビングへ行き、泣いているMikoに理由を聞くと「靴下」がないからなのだと言います。

Mikoの傍らにMikoが着ている洋服と同じ色の靴下が置かれているですが、その靴下ではないそうです。

Mikoが履きたい靴下はママ達が探しても見つからないので、傍らに置いてある靴下を履くように言われたようです。

「Miko、今は靴下見つからないかもしれないけど、どっかへ行っちゃっうわけはないから、どこかにあるよ。
でも、今は見つからないから、ママが用意してくれた靴下を履いたら。」(ジ)

でも、今日履いていくと決めていた靴下でないと、気持ちがおさまらないようです。

しばらく泣いていましたが、ようやく気持ちの整理がついたようで、ママが用意してくれた靴下を履きました。

そして、気持ちが落ち着いて、ママが用意してくれた靴下を履いたことをジイジに見せに来てくれました。

Mikoの目は、たくさん流した涙のせいで、真っ赤になっていました。

ママが泣いた理由を詳しく教えてくれました。

「プリキュアの靴下を履きたかったんだよね。Mikoは、洋服も靴下も全部、プリキュアで揃えたかったんだよね。」

昨日観たプリキュアの映画の余韻が残っていたのですね。



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