介護用ベッドを使い始めました

今日の11時に介護用ベッドが入りました。

今月も残り少ないのですが、12月いっぱいはお試し期間です。

2モーターの介護ベッドにしたかったのですが、生憎、在庫が切れていたため、1モーターのベッドです。(Q-AURA クオラONE 2M 91幅レギュラー)
試しに私が横になって背上げをしましたが、腰がずれ落ちる感覚があり、ずれ落ちないように足を踏ん張ってしまうため、足が疲れます。
お試し期間が終わったら、2モーターに変更することにします。

マットレスは床ずれ防止用のアルファプラF-Ⅱ(撥水・防水カバー付き)のものにしました。
父の腰近くの背骨にでっぱりがあり、寝ているとそこが布団に当たって痛いと言っていました。
本人が言う「あんこ」=「タオル」を腰に当てて寝ていました。
父はほとんど寝返りを打たないことや、寝ている時間が長いので床ずれ予防を一番に考慮して床ずれ防止用のマットレスを選びました。

食事をしたり、新聞整理の時に使うハサミ、ルーペ、ペンなどの用具を入れるペン立てを置くスペースのために、ベッドサイドテーブル(KS-1930)も設置しました。
特に食事は、1度に食べきれず、2,3時間かけて少しずつ食べるため、手の届くところに置いておく必要があります。

スイングアーム介助バー(KS-099A)も設置しました。
介護ベッドにした一番の理由は、トイレに行く負担を少しでも軽減させたかったからです。
敷布団は、毛布の山を越し、立ち上がるという動作がとても大変でした。
昼夜を通して2時間間隔でトイレに立つのですから、本人の負担はもちろん、介助する私たちも気が休まらないところがありました。
立ち上がったり、座ったりする動作はバランスを崩しやすいため、転倒してケガをする恐れもありました。
ベッドにすることで、そこらへんが大分軽減されるのですが、スイングアーム介助バーは手すりの役割を果たしてくれるので、ベッドの乗り降りの負担の軽減と転倒防止の効果が見込めます。

実は、父には介護ベッドを設置することを話していませんでした。
話せば反対すると思っていたので、強行して設置し、使ってもらうことで介護ベッドの良さを知ってもらうつもりでした。
「今日は、大掃除だから別の部屋で寝ていてね。」と言って、父が別の部屋で寝ている間に搬入設置しました。
よっちゃんは、設置したことを知って猛烈に反発する父と私の関係を心配していました。
私としては、強行突破なので、多少の軋轢(あつれき)は覚悟の上でした。
多分、一時的にせよ猛反発は免(まぬが)れないだろう、と腹を決めていました。

ところが、ベッドを設置した部屋に入り、ベッドを見て何も言わないばかりか、自ら進んでベッドに入りました。
拍子抜けしました。

それだけ敷布団のときのトイレが大変だったということなのかもしれません。
また、ベッドの手配や、カーテンの設置などをしてくれた家族に対して、感謝の気持ちがあったのかもしれません。

介護ベッドを使うのは、父も私たち家族も初めての経験です。
これから、本人の様子を観察し、また、本人の意見を聞いて、改善できるところは改善していこうと思っています。

もっと早く介護ベッドにしてあげればよかったな
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