Web版のレシート管理プログラムが完成し、シンフリーサーバー上にデプロイしました。
Pythonで作ったデスクトップ版で登録したレシートデータのサーバーへの移行も完了しました。
現在はWeb版でレシート管理を行っています。
Web版は、デスクトップ版をもとにして、機能を増やしたり操作性の向上を図っているため、格段に使いやすくなりました。
今後はスマホ対応版も作っていく予定です。
Web版の開発はひと段落つきましたが、今後の機能拡張へ向けての開発のしやすさや、量の多くなってきたソースコードの管理のために、GitHubを利用することにしました。
昨日(8/27)、GitHubにリモートリポジトリを作成し、パソコンにローカルリポジトリを作成しました。
GitHubはチーム開発で本領を発揮するものですが、個人開発であってもコードの履歴管理ができることや、ローカルリポジトリとリモートリポジトリでソースコードを保存しているので安全性に優れていることなど、GitHubを使うメリットは十分にあります。
下図は、Web版レシート管理プログラムのローカルリポジトリとリモートリポジトリのイメージ図です。
また、開発しているコードファイルがgitコマンドによって作業ディレクトリ→ステージング→ローカルリポジトリ→リモートリポジトリへと送られるイメージ図です。

下記はGitHubに作成したリモートリポジトリです。

GitHubによるバージョン管理環境の作成手順は次の通りです。(Windows版)
- Gitインストール
- VSCodeインストール
- GitHubのユーザー作成
- GitHubに2段階認証設定
- GitHubにリモートリポジトリ作成
- パソコンにローカルリポジトリとなるフォルダの作成
- ローカルリポジトリとなるフォルダにソースコードをコピー
- VSCodeの同期設定(VSCode開発のユーザー設定、キーボードショートカット、インストール済み拡張機能などの同期)
- VSCode上のTerminalをgit bashに設定
- VSCode上のTerminarl(git bash)で以下のコマンドを実行
- git init → .git が作成されます。
- git remote add origin https://github.com/… → GitHubとの接続先を登録 アクセストークン(ここでローカルリポジトリとリモートリポジトリがリンク)
- git add . → ファイルをステージングへ
- git commit -m “初回コミット” → 履歴に記録してファイルをローカルリポジトリへ
- git push -u origin main → ファイルをGitHubのリモートリポジトリにアップロード
今回の掲載は、GitHub環境を構築したことについての報告なので、以上となりますが、次回のブログでGitHubの環境構築で知っておくとよいことや、構築について失敗したこと、またGitのバージョン管理の仕組みで知っておくと理解が深まる内容についても掲載していく予定です。(2回くらいに分けて掲載予定)