柿は自ら実を落とします

5月初旬、枝先にたくさんの花をつけ、今年は、たくさんの柿の実が成る予感がしました。

ところが、花が咲いた後、ヘタや小さな実がボトボトと落ち始めました。

1本の枝先に5つ以上の花を咲かせていましたが、全部実を落としている枝があったり、実一つだけの枝だったり。

ヘタムシによって落果することがありますが、どうもそうではなさそうです。

柿には、花が咲いた後にできた小さな実を自分で落とす性質があるそうです。

この性質について調べたところ、興味深いことが分かりました。

「整理落果」というこの現象は、柿にとって、自然な現象です。

「整理落果」の主な理由は「木の都合による調整」なのだそうです。

  • 実をつけすぎると育てきれないため
    大きく育てられない実を自分で落とし、残りに栄養を集中させるという“選別”を行います。
  • 受粉がうまくいかなかった実を落とす
    柿は品種によっては受粉が不十分でも一旦実の形になりますが、種ができない、発育が弱いなどの理由で、途中で成長が止まり、実を落とします。
  • 木の健康を守るため
    果実が多すぎると木自体が弱ってしまうために実を落とします。

受粉の仕組みは、柿の場合、特徴があります。

柿は、「雄花と雌花が分かれるタイプ」が一般的ですが、品種による例外があります。

  • 雌花だけつける木
    市販の甘柿に多く雄花はほとんど見られません。
    なので、 他の木の花粉が必要です。
  • 雄花と雌花の両方がつく木
    1本で受粉できることもあります。
  • まれに両性花(一つの花に雄しべと雌しべがある)
    数は少ないタイプです。

我が家のタイプはどれになるのでしょうか。
今年の花は終わってしまったので、来年、花を観察してみようと思います。

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